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版籍奉還について詳しく簡単に(*_*)説明してほしいです

A 回答 (2件)

江戸時代は、300近い大名がそれぞれ


藩として領地と人民を支配していました。

それをやめて、
「すべての土地・人民は天皇のものであり、私有すべきではない」
として、版と籍、つまり領地と領民を朝廷に返上させたのが
版籍奉還です。

しかし、この段階では、税の徴収権や軍事力は各藩が保持したままでした。

そこで新政府が次に行ったのが、すべての藩を廃止する、廃藩置県です。
1871年7月、天皇が知藩事を東京に呼び、藩の廃止と知藩事の罷免を
一方的に宣言しました。

残されていた藩は県になり、政府から新たに知事や県令が派遣されます。
明治政府は全国を直接統治下に置き、軍事・租税の権限を一手に
握ることとなりました。


このように、中央集権国家を作るためには、廃藩置県が必要でした。
また、版籍奉還や廃藩置県を行ったことで、武家社会にとって重要な
関係も一新されました。それは、藩主と藩士の主従関係です。

藩主と藩士との主従関係が解消されたことをきっかけに、
政府は江戸時代の身分制度を廃止します。
公家と、武士のうち大名を「華族」、一般武士を「士族」に
、農民と町人らの庶民を「平民」に改めました。
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明治維新後に諸大名が天皇に版図(領地)と戸籍(領民)を返還したことを指します。

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