プロが教えるわが家の防犯対策術!

福利厚生についてです。


福利厚生とは(社会保険、厚生年金、雇用、労災)
がセットなのが一般なのでしょうか?
この中の一つでもかけるという事はあり得ますか?

会社の方が私が入社した時「2.3ヶ月で保険関係はちゃんとする」と言って3ヶ月経ちましたがまだ未加入のようです。「手続きが…書類が…」と言い訳をされましたがそんなに時間がかかるものでしょうか?
会社としてのデメリットはなんでしょうか?

いくつも質問して申し訳ありません。
①社会保険、厚生年金、雇用、労災が
ひとつでもかける事があるのか。
②社会保険など手続き、書類がそんなに
時間がかかるものか。
③福利厚生を設けることでの
デメリットはなんなのか。

ちなみに小さい会社です。
ご回答のほどよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

当方、知識は古いですが、一応は社会保険労務士の試験に合格した者です[社労士名簿の末席を汚しております]。


話しを簡単にするために「正社員(見習が終わったら正社員)として採用」と言う事にさせてくださいね。
また、福利厚生というと「保養所」「法定保険外の給付」「社内慶弔金」「財形貯蓄に対する補助」「団体保険」等色々と有ります。そこまで話を広げると収拾がつかないので、公的保険についてに限定させてくださいね。

A1
企業の大小や業種、常勤の労働者数等に関係なく、法人であればお書きになられている全てが強制的に適用です。
(1)社会保険[健康保険と厚生年金]は、法人であれば従業員の規模に関係なく強制適用です。
 尚、元々から『2か月以内の期間(例えば5週間)でしか雇わない』とか『臨時の業務(6か月未満の展示会など)でのみ働いてもらう』などの法定理由に該当する人は逆に加入できないと言う事から、『実際には余程の事が無い限り見習いが済んだらそのまま正社員だけど、見習い期間2カ月で雇用契約を結ぶから加入できないよね。』と考える方が居りますが、これは法条文を間違って解釈しております。
(2)雇用保険は、一人でも人を雇っていれば強制適用です[適用除外については割愛します]。
 尚、短時間労働者(アルバイトやパートに限定されない)は「雇用された時点で65歳未満」「週20時間以上の労働契約」「暦日で31日以上の雇用が見込まれる」のすべてに該当する方と通達が出されています。
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/ …
(3)労災は、労働基準法に定める「労働災害」に対する補償給付を肩代わりするための保険であり、法律により会社は自動的に加入しなければならない。
 基本的に対象となる労働者は限定されておらず、例えばアルバイトとして働き始めて1分後に労災事故に被災しても対象。あと、労働者に何か証書[労災の対象者ですよみたいな]が交付されるわけではありません
 もしも、労災適用事業所としての設立届けを怠っており、必要な手続きを行わずにいる会社で労災事故が発生したら、会社は労働基準法に定めた次のような給付(一部だけ例示)を被災労働者に行わなければならない。
 ・療養補償[治療費や入院費用の全額負担]
 ・休業補償[会社を休んでいる期間中の賃金(6割)]
 ・障害補償[上記2つの補償終了後、障害の程度に応じた金銭を長期にわたって]


A2
 まぁ~、1週間から2週間ですべて完了しますね。
 私は資格を取得する前から現在勤めている会社で従業員の加入・喪失に関する書類を作成し、役所に持参(または郵送)して手続きをしてきましたが、地理的条件等が良かったとき(事務所の場所が何度も移転しているので)は全ての役所の窓口へ書類を持参するのに1日で済みましたよ。健康保険証や(新規での)年金手帳は後日届くのですが、手続きから1カ月も要しませんね。
 因みにそれぞれの手続き期限は次のようになっております。
 ・健康保険:加入又は喪失となる日から5日以内
 ・厚生年金保険:健康保険と同じ
 ・雇用保険:加入手続きは加入すべき日の翌月10日。
 ・労災:自動適用なので「この人雇いました」という届け出は不要。


A3
 加入させる上での会社側のデメリットは書けません[書いたとしても、対外は企業側の一方的な考えでしかない]。
 むしろ加入させないことにより
 ・何らかの理由から社会保険の手続き漏れが発覚すると、最大2年前に遡って健康保険料及び厚生年金保険料を支払う事になる。
 ・労働保険(雇用保険と労災保険を合わせたモノ)の保険料は、企業が前年度分を計算して申告するのですが、労基署による各種調査[問題がない会社でもサンプル調査が有るんですよ]により労働保険料の計算に誤り[届け出漏れ]があることが判明すると、2年前まで遡及して修正した上に、懲罰金が課せられる。又、労災事故の発生率が低い一定規模以上の会社は労災保険料率が逓減(低くしてもらえる)されるが、それが認めてもらえない。
 ・損得を無視した熱い正義感を持った元社員から「手続きを怠ったから貰えるはずの給付が貰えない。損害賠償に応じろ」となる。
 ・加入を怠っただけでは厚労省が発表するリストに載らないと思いがちだが、過去には厚生年金保険料を滞納している企業が実名でHPに載ったよね。それを見た取引先はどう感じるんだろう?
    • good
    • 1

本採用になる前は、社保を採用しない、違法の会社もあります。


本採用になり、社保がつけば、欠けることは、有りません。
    • good
    • 0

>①社会保険、厚生年金、雇用、労災が


>ひとつでもかける事があるのか。
その辺はかけることはまずないよ。
条件を満たした従業員には加入させるのが義務だから。

>②社会保険など手続き、書類がそんなに
>時間がかかるものか。
慣れてないとめんどくさい手続きではあるね。
ただ書類を出せば1ヶ月もすれば手続きは完了するよ。

>③福利厚生を設けることでの
>デメリットはなんなのか。
会社の出費がでかくなる。
社会保険関係は仕方ないけど、他の福利厚生は

福利厚生ってのは、会社が従業に与える賃金などの金銭以外に支給する報酬だよ 。
で、社会保険ってのは、健康保険と厚生年金と介護保険をまとめて言ったもの。
福利厚生の一つ。
社会保険関係は法廷福利って言われてて、法律で定められてる。
社員旅行とか会社からの結婚祝金とか保養所とか、そういうのも福利厚生。
これらは法定外福利。

要するに社員が働きやすくするものが福利厚生なの。

で、社会保険関係は法定福利で必須のものだよ。
4月入社とかだと役所が忙しくて手続きが遅れがちだけど、入社後すぐに手続きしていたら3ヶ月なんてのはかかりすぎ。
確かにめんどくさい手続きだけど、社員を雇うならちゃんとしなきゃいけないとこだね。
    • good
    • 1

福利厚生とはご指摘の保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害保険)の他に社宅や各種補助(家族手当等)を含めた全般を言い、対象は保険だけではありません。


>社会保険、厚生年金、雇用、労災がセットなのが一般なのでしょうか?この中の一つでもかけるという事はあり得ますか?
社会保険というのは健康保険+厚生年金のことを言います。労災は会社が掛ける保険で従業員に支払い義務はありません。また、必ずしも全てがセットということはありません。
>「2.3ヶ月で保険関係はちゃんとする」
当たり前のことで、2.3か月はかかりすぎです。
>会社としてのデメリットはなんでしょうか?
会社負担分が出費となります。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!