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タンパク質の正味の電荷状態は正負のどちらであるかという事が知りたいです。

(本題)
等電点におけるミルクタンパク質のpHよりも高いpH及び低いpHにおけるタンパク質の正味の電荷状態は正負のどちらであるかということで悩んでいます。
正負どちらになるかという事と、そのようになる理由を教えて頂けると有難いです。

A 回答 (1件)

基本に立ち返れば答えは明白です。


タンパク質の正体はご存知ですね。
そしてタンパク質が電荷を帯びる主要因は、末端にあるカルボキシル基とアミノ基です。
※構成するアミノ酸の種類によっては上記の官能基を2個持つものもあり、他に電荷を帯びる基を持つ場合もあります。
負の電荷を担うのは「-COO^-」
正の電荷を担うのは「-NH3^+」
です。上記の数が等しい時、外見上電荷は0になり「等電点」となります。
※両方の電荷が無い時ではないことに注意してください。

では本題
上記の官能基の解離はpHで変化します。そのためタンパク質の荷電状態はpHの影響をうけます。
ここまで書けば、「pHがより高い時」及び「pHがより低い時」に全体としてどちらの電荷を帯びることになるのかはわかるはずです。
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この回答へのお礼

分かりやすい解説有難う御座いました。
基本事項を忘れていました。
考えられる形式で質問に答えて頂き有難う御座います。

お礼日時:2017/06/01 17:12

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