プロが教えるわが家の防犯対策術!

アテネオリンピックの野球の試合を中継やハイライト等でみていましたが、
正捕手の城島選手が4番に座っていました。
(すみません。全試合そうだったかは調べていません。)

捕手といえば、相手バッターの研究やデータ集め、ピッチャーのリード等、精神的に相当気を使うポジションだと思います。

守りの要である捕手を「攻撃」時にも一番重要な4番というポジションに置くというのは選手にとってちょっと酷なのではないでしょうか?
日本でもペナントレース中、ダイエーの中でそういう立場に置かれることは、彼くらいの選手ならば何度もあるでしょうが、
今回はトーナメントで一発勝負という場面でそういう立場に置かれた彼は、高橋、中村等、各球団で4番をはるような選手の何倍も調子がよかったのでしょうか?

阪神の星野さんはどんなに調子が良くても矢野をクリーンナップでは使わず、8番や9番で使っていたように思います。多分、どんなに打撃が好調でも、「守り」に専念してもらったほうが阪神にとって利益が大きいと考えてのことだと思うのですが・・・。

今回のオリンピック銅メダルという結果について
「城島4番」が何かしらの影響を与えたと考えますか?

A 回答 (3件)

城島が4番であったことが成績を左右したのではなく、城島を4番に据える作戦を採った首脳陣の采配が成績を左右したと思います。



ちょっと回りくどい言い方でしたが、基本的には#1さんと同じで、城島選手が4番という仕事をこなすことは全く問題なく、また捕手としてのリード面も問題なかったと思います。もし下位打線に据えていれば城島にしてみれば少しは楽に戦えたかもしれませんが、そんなに負担が増減するところではないと思います。

むしろ、十分な対戦相手のデータがなかったこと(収集・分析力がなかった)、チームとしての戦略がなかったことが敗因で、例えばチーム戦略としてキャッチャー城島は相手バッターの研究と投手の配球に気を遣ってもらうため下位打線に据える、というような方針を明確に採っていれば良かったと思いますが、それはそれ、打順は打順ということで、あとは選手が動く、という考えではチーム競技の戦いとしてお粗末です。

もちろん、城島は打撃に専念させるから、その分陰でスコアラー(偵察)ががんばる、という方針があっても良かったでしょう。いずれもなかったと思います。

打順の組み方を見ると、全戦固定スタメンでしたが、まあ、高橋、中村、城島の3本柱でだれが4番でもいいと思いますけど、恐らく長嶋監督が城島4番を希望したのではないかと思います。間違いは、セのバッターとパのバッターがジグザグではなく、偏って並んだことです。オーストラリア戦の対ウィリアムスでパのバッターは打てるわけがない。

ちなみに、公式戦での捕手下位打線説ですが、おっしゃるとおり守備での負担減のために、よっぽど打線に元気がない限りは下位に据えるのが定石です。また、怪我の軽減も兼ねています。

まとめると、城島4番について城島自身の資質は問題ないですが、首脳陣としての明確な理由(戦略的根拠・方針)がないのが問題ということだと思いますね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!
胸のモヤモヤがスッキリするようなご説明で、本当にありがとうございます。

スポーツニュースなどは、どこも「良くやった」とか「残念」とか表面的なことしか伝えず、
どうして今回日本は負けたのか?なぜ勝てなかったのか?と事の本質に迫るリポートなどは皆無ではないでしょうか?
でも、今回のことを今後に生かすなら、回答者さんがおっしゃるようなことをスポーツコメンテーターといわれる人達の中の誰か一人でも口にしてくれないと・・・。と思います。

胸のすくようなご回答本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/08/27 22:48

断言しますが「ありません」。


結果だけをみても、彼は間違いなく「全日本の4番」だったと言えます。
それでいて、各投手陣をリードしサブの相川と2人で他チームの偵察に出かけたりと、個人的にはMVP級の活躍をしていると思います。

逆に、高橋・中村は「打つだけだったのに」、6、7番くらいの成績しか残せていません。
こちらの方が問題です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私も城島選手が他のどの選手よりも4番にふさわしい働きをしていたと思います。もちろんリードの面でも。

もし今回城島選手より、高橋、中村選手が打撃面で好調であったなら結果は違っていたはずですよね・・・。

お礼日時:2004/08/27 22:33

いや別に古田や野村の例もあるように、名捕手でありなががら同時に名打者でもあった選手の例もありますし。


特に短期決戦だから云々の理屈も意味不明ですし。4番にキャッチャーを置くようなチームはペナントレースを舐めている・優勝をする気がないということ??
高橋は最終的には調子を取り戻しましたが、中村はとても好調とは言えず、さらには矢野ごときと城島を同列に並べるのもどうかと。

質問者さんは城島はもう少し打てた、リード面でもう少し点を取られずに済んだということを言いたいのでしょうか? つまりは城島一人の責任を攻め立てたいと。
が結果だけみても今回の大会において城島のリードやバッティングが足を引っ張ったという指摘もないですし、投手陣はそれなりに押さえた(一部調子の悪い人もいましたが)という評価の方が一般的かと。
どちらかと言うと足を引っ張ったのは全体的な打撃陣と作戦レベルので戦術(投手交代のタイミングや調子の悪い谷や中村を使い続けた点)やそれ以前の情報収集の問題(オーストラリアは徹底的に日本を調べたそうで)というのがよく言われるところかと。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
質問の仕方が悪かったです。ごめんなさい。
城島選手がうんぬんではなくて、ただ単純に
捕手と4番が重なることの負担はどれくらいなのかな?と思ったものですから・・・。
スポーツニュースが伝えるハイライトでは城島選手のバッティングシーンが数多く映し出されていました。
それだけ彼が、他のどの打者よりもチームに貢献していた証だと思います。
今回の銅メダルという結果は回答者さんがおっしゃるとおり、私も他の打撃陣が肝心なところでチャンスを生かせなかったことと戦術にあると思います。

お礼日時:2004/08/27 22:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!