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物理について質問です

電車に乗っている時に虫が飛んでいても車両の後尾にべちゃっとぶつからないのは空気が押しているからだと聞いたことがあるのですが
空気は気体で、そんなにぎゅうぎゅうに分子が詰まっているわけではないので後方に空気が集まってしまうと思うのですが、どうなんでしょうか?
前方と後方でかなり空気の密度は違うということですか?

A 回答 (3件)

電車の中の空気は「密閉されている」のがみそです。



つまり風船のなかにつまった空気と同様、風船(電車のボディー)が動いても中の空気は一緒に動くことになります。
電車の中の空気は、密閉された空間なので、電車と一緒に動き、その空気の中を飛んでいる虫も空気と一緒に動くので、車内で座っている人から見れば、ほとんど同じところを飛んでいるように見えます。

では、走りだした時に空気が後方に動かないか、というとそうでもありません。
実際に、電車のつなぎ目に立ってみれば分かりますが、動き出すときには先頭側から止まるときは後方側から空気が流れてくるのが分かるでしょう。
ですので、そういう流れが強ければ虫も影響を受けます。

また、新幹線など密閉性の強い車両の場合、ドアの近くは真ん中に比べて気圧の変化が大きくなります。止まるときは前側の気圧がほんのちょっとですが高くなり、走り出すときは後ろ側の気圧がほんのちょっとですが高くなります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
わかりやすく参考になりました
ベストアンサーにさせていただきます

お礼日時:2017/06/06 17:14

>前方と後方でかなり空気の密度は違うということですか?



そのとおり。
何両も繋がっている車両の連結部の開口が広いと、加速時は風が後方に吹き抜け、減速時は前方に風が吹き抜けます。
連接台車の路面電車だと、低速ですから、それ程問題にはなりません。
ですから、連結部にもドアを設けているのです。(それだけが理由では有りませんが)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
わかりやすく、参考になりました

お礼日時:2017/06/06 17:11

加速度の問題ですね。

電車が加速しているときには、人間も後ろに倒れそうになりますよね。でも一旦加速してしまえば、空気も人間も同じ速度になるので、力は受けません。水でも同じですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

人間はなんとなく座ってるのでわかるんですが、空気や虫など浮いているものがそのまま電車に乗って運ばれていくイメージが湧かないのですが、どうやって運ばれていっているのでしょうか…?

お礼日時:2017/06/06 16:52

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