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クサガメの飼育について質問です。

私は1匹のクサガメを飼育しているのですが、
その飼育方法について質問いたします。

水棲亀を飼育したことのある方ならお分かりと思いますが、
冬眠しない暖かな季節はとにかくエサをよく食べて大量のフンをするため、
浄水器を付けていても水槽の水はすぐに濁ります。

一応、浄水器とアンモニアを分解するバクテリアを入れて浄水してますが、
それでも夏場は半月ほどでフィルターも詰まり、水槽も清掃しなくてはなりません。

ネットで調べると、メダカや金魚の場合はタニシや浄水効果のある水草などを
水槽に入れれておけば、ほとんど水替えしなくてもよくなった話がありました。
しかしカメの場合は1匹でもメダカ100匹以上の汚水力があるので、
結局は水替えしないと無理な気がします。

熱帯魚など魚の場合はピンからキリまでいろいろな浄水器がありますが、
カメ用となると市販では種類もあまり多くなく効果も低いので、
詳しい人は自作してたりするそうです。

そこで質問ですが、屋内の水槽でクサガメ1匹を飼育する場合、
水替えを全くしなくても済む方法はあるでしょうか?
詳しい方がおられればご教示ください。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

池もしくはそれ相応の濾過装置を作るのは大がかりになると言うことですよね。


変えなくても良いというわけにはいきませんが、物理濾過と生物濾過の効率を上げて、水替えの頻度を減らす工夫はなり得ます。
底面濾過装置を設置し、多量の砂利を敷き込み、エアーポンプを設置し水中に十分な酸素を溶け込ませます。

汚れが底面の砂利に吸い込まれ濾過されると共に、その砂利表面に浄化バクテリアが住み付き増殖します。
茶色いヌルヌル状の増殖膜が繁殖すればしめた物。
ただ、この場合細かすぎる砂利は汚れの吸着(引っかかり)こそ効率的でしょうが、水の流れが損なわれます。
金魚砂程度で十分かと思います。

この善玉といわれる浄化バクテリアが増殖し活躍してもらうするには十分な酸素が必要です。
エアーポンプで溶かし込んだ酸素がスムーズに砂利の隙間を通過しなければなりません。
スムーズに酸素と、そのエサとなる汚れが通過しなければ意味がありません。
酸素が不十分だったり、水(酸素)の流れが不完全ですと、これが逆に酸素を嫌い有毒物質を発生させる悪玉のバクテリアが増殖します。
すると有害物質が増え、砂利は黒い増殖膜に包まれます。
よどみ酸素のない水たまり、いわゆるどぶ川状態ですね。

これがうまく機能すれば格段に浄化作用が高まり、水替えは数ヶ月に1回程度で済むようになるかもしれません。
これがうまく行った場合も、水替え・掃除の際は砂利をお米をとぐようにこまめに洗っては行けません。
水中でやさしくかき回し、浮遊する汚れカスを流し去る程度にし、せっかく砂利に付着し増殖したバクテリアの膜は残さねばもったいないです。
上手なカメの飼育者は、上手なバクテリアの飼育者でもあるわけです。

これすらこまめな水替えの方がお手軽なんですけどね。

あ、説明した十分な空気の供給でバクテリアを増殖させ、汚れを無害分解させる良い例が、トイレの浄化槽です。
あれも中にバクテリアを仕込み、人様のウンチやオシッコを分解、浄化するためにエアーポンプを常時稼働させて「頑張れ!」エールを送っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
参考にさせていただきます。

お礼日時:2017/06/08 12:43

同じクサガメ飼育者です。


水の汚れはご存じの通りで、濁りや臭いもただ者ではありませんね?
ですが、よく各地の公園の池で見かける多数のカメ。あの池は放ったらかしであれば当にとんでもないことになっているはずですが、何年も近隣の住民から苦情が出ることもなく憩いの場のまま存続されています。
なぜああして何らかの浄化作用が維持されているのでしょう?

クサガメに限らず、家畜やペットは別として、生き物を飼育する上手な方法というのは究極は「自然に生息する状態をいかに真似し、再現するか」かと思います。
水を用意するのも日光浴や紫外線灯を設置するのも、甲羅干しが出来る陸場を設置するのも、そういうことですよね?
公園の池には質問文にあるように泥や石の壁面に自然界の浄化バクテリアが生息し、植物がリンなど有害物質を吸収し、それらを日光や大気が働きに作用しています。

質問者様は野外の池同然に水替えをしないですむ方法をお探しとのことですが、その答えは本物の屋外の池を設置し自然浄化作用を機能させ、水槽の水をそこと持続的に循環させることをお勧めします。
池そのものでないにしても池に相当する浄化装置をどこかに設置し機能させる以外に方法はないかと。太陽光と十分な酸素の供給を踏まえた物です。
大がかりとなります。
質問文で触れられているように「メダカ100匹以上の汚水力」があるなら、100倍に匹敵する浄化機能を持つ環境設備を設けるしかないでしょう。
小さな水槽を持ち運び、こまめに水替えした方が手っ取り早く安上がりですよ。

幸い、我が家にはすでに他界した親父が残した小さな池が庭にあり鯉が数匹泳いでいます。
どこかから流れ込んでくる小川があるわけでなし、リョウだけ補給するために水道水を使用しているただのたまり水ですが、バクテリアを生息させる物理濾過、生物濾過として作用する濾過槽に常時水を循環させて水替えなしでもう10年以上維持しており、それでも定期的な濾過槽の掃除は年に数回欠かせません。
(この池の鯉とクサガメと、家族は私を「いきものがかり」と呼んでいます。)

今はカメを2階の私たち夫婦の部屋の廊下で飼育していますが、将来的には1階の池に面した廊下に移し、池の循環経路に分岐配管してカメの水槽の水替え不要化を目論んでいます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

私の飼育環境では庭がないので、
室内もしくはベランダで飼育するしかないです。
ご説明、参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2017/06/07 18:41

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