死刑囚ってどうしてすぐ死刑にならないんですか？

Question

質問です。

タイトル通りです。

死刑囚ってどうしてすぐ死刑にならないんですか？

死刑宣告されてから近日中に死刑が執行されるわけではないのですか？

無知ですみません。

AVENGER · Accepted Answer

刑事訴訟法

第４７５条
死刑の執行は、法務大臣の命令による。

２ 　前項の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない。
但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは申出がされ
その手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する判決が確定するまでの期間は、
これをその期間に算入しない。

法律上は６ヶ月以内なんですけどねぇ。
最近で一番早かったのが、大阪小学校児童殺傷事件の宅間（吉岡）守。
控訴取り下げ（死刑確定）が２００３年９月２６日、死刑執行が２００４年９月１４日。この間、約１年。

この時は冤罪の恐れがなかったし、死刑執行もしやすかったんだろうねぇ。

死刑確定囚リスト
http://www.geocities.jp/hyouhakudanna/cplist.html

阿座礼亜 · Answer

早くても判決が確定してから数年で死刑が執行されることが多いです。執行されない理由としては共犯者が逃走している、再審請求がされている、病気、高齢などだと思います。あとは法務大臣が執行を命じないなどです。

nekonoarimadesu · Answer

法務大臣の命令による
判を押せば人が死ぬ。

耐えられる人は少ない。

tanzou2 · Answer

死刑囚ってどうしてすぐ死刑にならないんですか？
 　　　↑
１，色々な手続があるからです。

２，法律では判決後六ヶ月以内に執行することに
　なっています。
　どうしてこれだけの期間を設けたのか、といえば
　手続の為、という以外に、万が一を
　考えたからです。

万が一、というのは誤審の可能性であり、恩赦の可能性
　があるからです。
　
３，ある刑務官が言っていました。
　死刑囚で反省しているやつなど見たことがない。
　あんな連中をすぐに死なせてやることはない。
　死の恐怖を散々味わせてやればよいのだ。

死刑宣告されてから近日中に死刑が執行されるわけではないのですか？
　　　↑
　法務大臣のＯＫが出ないと執行できません。
　法務大臣の中には、政治的保身の為に、あるいは
　自己の信じる信条を理由に、なかなかＯＫを出そうと
　しないのがいるのです。

jasdf-0110 · Answer

死刑では
１）死刑執行計画
２）書面作成
３）関係部署閲覧後捺印
４）法務大臣の署名捺印
およそ、上記の流れで執行指揮書が作成されます。
ただそれだけではなく、拘置所側にも準備が必要となります。
１）死刑囚の精神状態
正常な判断が出来、安定した生活状態である事
２）身体の健康
重度の傷病を患っていないか
３）自分の犯した罪
自分が犯した罪に対して、向き合っているかどうか

最低でも、これらの条件が整えられて初めて執行へと準備が進みます。
なぜ、判決確定後６か月以内に執行されないのかと言えば、死刑確定者の側の心身の状態等で執行しないのが大半の理由です。
懲役刑の様に、服役で「受刑」というのではなく、死刑囚は死刑執行で「受刑」となる点で、
１）冤罪の可能性
２）心身の健康状態
これらを全て排除して、執行指揮書が作成されます。
１の冤罪の可能性ですが、かなり昔に死刑判決がでても捜査の科学性で確実な証明が出来ていない犯罪については、再検証等をして科学捜査の面からも確実性が得られなければ執行されませんので、時間がかなり掛かっているのが現状です。

shareholder · Answer

中国だか、死刑判決確定、翌日に執行、なんて報道見ると、
ヤバい感じ。
やはり、日本で唯一合法な人の殺害の実行行為だから、
冤罪可能性は完璧にゼロを法務省は検証する。
(裁判確定していても、執行機関が、自己の行為をやってよいか
時間かけて詳細に検討することは、日本国がまだ捨てたものではない
と感じさせてくれる。)
判決でたから、裁判所の命令に即黙従って、ヤバい感じ。

あずまんじゅう2 · Answer

すぐに判子押す法務大臣の時は、わりと早く執行されます。

ただ、昨今冤罪の再審などで死刑撤回されたりしているので、なかなか執行しづらいのかなと思います。