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ヤング率は素材によって決まるそうですが、麺のヤング率を考えるときには茹でた前と後ではヤング率は変化しますか?

A 回答 (2件)

young係数って、構造材の強度と耐久性を求めるための数値って認識ありまして・・



なので、物体があればYoung率は存在すると考えて良いとは思いますが、弾性・塑性限界を考えるための数値なので、麺は茹でられた時点で、構造的には崩壊している状態です。

例えば、テストピースを圧縮破壊したあとの状態、H鋼を1500℃で10分ほど熱したあとの状態と同じだと思いますから・・ 塑性限界を超えると構造的に破壊された状態といえます。弾性限度内で使用していてこそ構造材なのです。

よって麺も弾性限度を超えた時点で計測不能です。
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ヤング率が存在する物質というものは、フックの法則が成り立つ物質です。


フックの法則は、弾性限界以下の荷重応力において応力とひずみが比例するという法則で、その比例定数がヤング率となります。
線形弾性体では
ε=σ/E
ε:ひずみ σ:応力 E:ヤング率
という関係になります。
弾性を示す材料に対して、応力を縦軸に、ひずみを横軸にとる応力-ひずみ曲線を測定すると、ヤング率はその傾きになります。

金属材料では弾性限界内(降伏強度以下や0.2%耐力以下)ではヤング率では材料の種類(金属の種類)によって変化する事があります。
鉄鋼材料ならヤング率はあまり変わらない・差は大きくないが、降伏強度は大きく変化する等がありますね。
また、応力の負荷によって永久変形を伴う材料ではヤング率自体が存在しませんし、荷重速度によりヤング率が変化したり存在しなくなる物質もあります。

さて、ご質問の麺ですが茹でる前の麺では弾性的な挙動を取る可能性があると観察されるので、条件さえ良ければヤング率が存在するかもしれません。
しかし、通常のヤング率ではなく、横の曲げに対する弾性係数しか測定が困難だと考えます。
茹でた麺は水分を含みふにゃふにゃなので、弾性領域は存在せずヤング率もないものと推察します。
麺において、茹でた前後ではヤング率が変化するのはその状態をみると明らかです。

そして、麺に限らずヤング率が何かの要因で変化する物質は多数存在しています。
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