大学生の頃、私は法学と憲法と講義を受けていた時期がおよそ2年ちょっとありました。
講義中で、当時の最近、小説・美術やアニメなどに関するクレーマーや、人の価値観の否定などによって作品や人々の尊厳を傷つけられるようなニュースが流れている(美濃加茂市など)ことにより、一般人にも芸術などの表現を弾圧することについて罰則を付けるべきか、という議論に至ったところ、
聴講生の意見をたくさん聞きながら「罰則はあるべき」「クレーマー規制法が必要だ」という声が多く、現在憲法でしか定められていない「表現の自由を守る事」を一般人が犯した場合(例えば、ポルノ・反国家的だと因縁付けたり、執拗にクレームをつけるなど)に一般人が罰せられない問題の解消という意味で賛成多数で落ち着いたという経験をしました。
私もどちらかというと賛成の立場で、「ダッコちゃん」や「ジャングル黒べえ」などの作品を「黒人差別」だと因縁付け絶版に追いやった事件を例に挙げてこのようなことでもって不利益を被られたことを考えると、クレームや心の狭い弾圧者を罰することは妥当という意見がありました。
問題点としては、漫画やアニメなどにマジになって規制させようとする人に自閉症のたぐいの発達障害が隠れている場合もある(私も発達障害ですが、子供の頃に作品にふれてそれを克服することができました。発達障害は、ジョークが解らずに、芸術と現実を同一視してしまうタイプも多いそうです。)というので、ただ罰するだけであると発達障害であった場合の人権侵害が起きてしまうことがあります。私だったらその問題点を解決するために心理・精神医療機関との連携をするという案が思い浮かびました。

さて、皆様は現在憲法でしか定められておらず立法化されていない「表現の自由を守る法律」。「芸術物保護法」…などと思い浮かぶかもしれませんが、このような法律を立てることについてどう思いますか?

P.S.
因みに、私は芸術や小説、アニメや漫画などについてクレームや「ポルノ因縁」などについて絶版に追い込むことを罰するようにする罪の名前について自分で「創作物弾圧罪」「芸術損壊罪」と付け、創作物を守る法律について「芸術・美術創作物等保護法」と名付けていました。

A 回答 (2件)

元法学部です。



「表現の自由」を守りたいなら、法律を作らないのが一番です。なぜなら「どんなクレームも逆にクレームを阻む意見もすべては一方的な正義にすぎない」からです。

逆を言えば「表現の自由を守るなら、クレームであっても守られるべき」ということです。

したがって、表現の自由を規制できるのは政府だけ、であり政府と争う方法は担保されなければなりません。

もっとも「クレーマー規制法」については考えてもいいでしょう。ただし、それは表現の自由とは何も関係なく単に「クレームの方法と限度」に関する法律、つまり実態的行為に関する法律にする必要があります。
たとえば「同じ内容の電話やメール、コメント書き込みを何回も行ったら、威力業務妨害に問える」などです。

ここに「クレームの内容を規制できる」としたら、それはその人の思想信条を制限することになりますので、表現の自由と真逆のことがおきます。特に危険なのはそれを取り締まる政府に「思想信条を規制する法律」を与えてしまうことです。

質問者様は「愛のコリーダ事件」というのをご存知でしょうか。
この映画は性愛がテーマで男女の性器などが写っており、映画に関連した出版物が「わいせつ物頒布罪」に当たるとして、裁判になったものです。結果として無罪になりました。

また最近では「ろくでなし子事件」というものがありましたね。ネットでも賛否両論あります。質問者様はどちらの立場をとるのか分かりませんが、どちらの立場を取るにしてもそれは「クレーム」でしかありません。
正しいかどうか、なんて誰も分からないのです。

ただ、政府はこれを「正しい」か「正しくない」か決める権限を有しています。それは「秩序維持を優先する」ためです。ですから日本では、性器を直接映すことができません。アメリカなんかちょっと乳首がみえただけで、すべての生放送が5秒遅れで検閲するようになってしまいました。

愛のコリーダ裁判もろくでなし子事件も、作った本人たちは「何が問題なのだ」という気持ちだったでしょうが、それが世間に受け入れられなかったから裁判になっているわけです。これを規制できるのは政府だけ、それが必ずしも「正しい」とは私も思いませんが、一方のクレームを規制できるようにしたら問題がゆがむだけでしょう。

ということで、表現の自由を守りたいなら、法律を作らない、のが一番です。
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私人間の権利侵害の問題ですね。



表現の自由の侵害については、表現の自由により
回復させればよいから、あえてそのような法を制定
する必要はないと思います。

問題は、ダッコちゃんで言えば、クレームに対する
反論の場が、公平に提供されているか、だと
思います。

マスコミは、そういう場を提供しないで、マスコミの
勝手な判断により、クレームの意見を採り上げ
その結果、ダッコちゃんを市場から隔離してしまう、
ということがことが問題だと思います。

だから制定すべきは、マスコミの規制に関する法です。

マスコミは第四の権力と言われながら、それを抑制、
牽制するシステムがありません。

他の、立法、行政、司法は、三権分立などにより
そうしたシステムがありますが、マスコミには
それが無いのが問題だと思います。
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