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分子軌道論について


分子軌道論について
工学部機械科の一年生です。
水素原子で考えます。
分子軌道論では電子が同位相で近づくと2つの原子核の周りの2つの電子による電子密度が高くプラスの電荷を持つ原子核の反発を減らす働きをし、系全体のエネルギーを下げるとありますが、
なぜ電子密度高いと原子核の反発が減るのですか?
いまいちイメージできませんので教えてください!

A 回答 (1件)

それは分子軌道の形状にあります。

同位相から作られる分子軌道は二つあり、同位相のものは二つの原子核間に電子密度が存在する一方、逆位相のものは電子密度がゼロになります。そのため前者では電荷による反発が緩和され、後者ではその様な効果が得られません。ちなみに最初の水素原子の同位相はもともと互いに永遠の距離に離れているに等しいので、相互の位相は何の関係もありません。
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