プロが教えるわが家の防犯対策術!

・私的自治の原則がありますが、現代で個人と個人の間に国の介入もあると聞きました。強者から弱者の権利を保障する役割を果たしているのだそうです。これは、「新しい人権」による裁判での保障、とう解釈でよろしいでしょうか。
・外国人に参政権がないのは、「主権国家」つまり日本人に主権があるから、ということであっていますか。
・法人(ここでは個人の対義語を指しています)に人権はあるのでしょうか。学校法人における学問の自由やマスメディアに対する報道の自由はそれに含まれますか。
・公共の福祉の根底にはキリスト教の精神が含まれているらしいのですが、それには「多数決における少数派の尊重」は含まれますか。というか、少数派の尊重は国会において行われているのですか。

多いですが、なるべく早い回答をお願いします。

A 回答 (1件)

・私的自治の原則がありますが、現代で個人と個人の間に国の介入もあると聞きました。

強者から弱者の権利を保障する役割を果たしているのだそうです。これは、「新しい人権」による裁判での保障、とう解釈でよろしいでしょうか。
    ↑
違うでしょう。
憲法で保障している人権は、歴史的に問題と
なった人権だけです。
しかし、時代と共に、プライバシーの権利とか、
環境権などの保障が問題になり、こうした憲法に
無かった権利を、新しい人権、というのが通常です。

私的自治の原則は、憲法の第三者効力、といわれる
問題です。



・外国人に参政権がないのは、「主権国家」つまり日本人に主権があるから、ということであっていますか。
   ↑
ちょっと違います。
国民主権があるからです。
主権国家と国民主権とは別の概念です。



・法人(ここでは個人の対義語を指しています)に人権はあるのでしょうか。学校法人における学問の自由やマスメディアに対する報道の自由はそれに含まれますか。
  ↑
人権は、自然人を対象にして出てきたモノですが、
現在では、性質上許される限り、法人、その他の
団体にも人権が保障される、と理解されています。



・公共の福祉の根底にはキリスト教の精神が含まれているらしいのですが、それには「多数決における少数派の尊重」は含まれますか
   ↑
そもそも人権概念がキリスト教に由来するものです。

そして、多数によっても奪われないのが人権です。
どうしてか。

人権は神が与えたものだから、人間が奪うことは
許されない、と考えるからです。

神では異教徒に通じないので、自然法、という
概念を創り、神に代置しているのが現在です。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすい解説、ありがとうございます。

お礼日時:2017/06/28 07:12

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