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いつもお世話になっています。
上杉謙信と武田信玄が戦った川中島を歌った、頼山陽の漢詩があります。
詩吟などでもよく吟じられる「べんせい しゅくしゅく 夜、川を渡る」との歌い出しのものですが、この文でわからないことがありますのでご存じな方はご教示下さい。

漢詩の読み下し文
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不識庵機山を撃つの図に題す

鞭聲粛々夜河を過る
暁に見る千兵の大牙を擁するを
遺恨十年一剣を磨き
流星光底長蛇を逸す

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これは上杉謙信が主人公の漢詩ですが、この第二番目「暁に見る千兵の大牙を擁するを」の主語がわかりません。この見たというのは上杉側でしょうか、それとも武田側でしょうか?

A 回答 (4件)

このベストアンサーは、武田側としています。


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …

夜間に渡河、早朝に見る、3句は転句で過去を振り返り、結句で結局取り逃がす、という明快な起承転結構成です。
起承では普通主語を入れ代えることはありませんので、謙信側と介して良いと思います。

渡河して、朝見た敵方の光景、でしょう。多くの将兵に(擁)守られた信玄の意です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。先の方にもお礼を申し上げたのですが、
他の文章が、すべて上杉が主語になっていますよね、ですので、この文だけが主語が武田という解釈はなにか不自然なような気がしていたのです

お礼日時:2017/07/01 14:27

意訳ですが、このようなことです。



馬に当てる鞭の音も静かに、
夜中に上杉軍は千曲川を渡り、川中島にたどり着く。

明け方になって武田軍が気づくと、
目の前に大軍の敵兵が旗や武器を擁して迫ってくる。

謙信はこの十年の間、
信玄を討とうと一心に剣を磨いてきたのだ。

そしてあわやとおどりかかる瞬間、
剣の閃光がきらめく。

つまり、暁に見る
の主語は武田軍で
千兵が旗や武器を持っているのは上杉軍のことです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。先の方にもお礼を申し上げたのですが、
他の文章が、すべて上杉が主語になっていますよね、ですので、この文だけが主語が武田というのがなにか不自然なような気がするのです。

お礼日時:2017/07/01 14:26

"大牙"は旗印の意味ですね。


信玄が謙信の旗印を擁して進軍してきたのを見たという意味です。
主語は信玄ですね。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。先の方にもお礼を申し上げたのですが、
他の文章が、すべて上杉が主語になっていますよね、ですので、この文だけが主語が武田というのがなにか不自然なような気がするのです。

お礼日時:2017/07/01 12:43

千兵は上杉軍なので、それを見たのは武田側です


http://www.kangin.or.jp/what_kanshi/kanshi_A11_2 …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
他の文章が、すべて上杉が主語になっていますよね、ですので、この文だけが主語が武田というのがなにか不自然なような気がするのです。

お礼日時:2017/07/01 12:43

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