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名大法学部志望の高校二年生です
二次試験で小論文があります
自分なりに調べたところ課題文型小論文だそうで、法や政治に関する文が提示され、その文について基礎知識が無いとキツイらしいです
正直法学部を選んだ理由は特に無いので法に関する知識は皆無です なので読んでおいた方が良い本などがあれば教えて欲しいです
また、自分は文才もなく昔から読書や作文から逃げてきました なので今普通に小論文を書けと言われても厳しいところがあります そんな自分にやっておけっていう参考書などありましたら教えてください
法のことに限らず小論文攻略法とかもあれば教えてください!

A 回答 (3件)

元塾講師です。



 大学受験における小論文、特に国公立に関しては予備知識はそこまで必要ありませんし、むしろ勉強開始段階でそれらをメインに勉強することは危険です。
 たとえるなら、野球でボールの投げ方を学び練習する前に、投球に必要とされる筋肉のトレーニングを先にやることと同じになります。そしてそのようなトレーニングをした人は鍛えた筋肉を使うような意識のもと投球をするようになり、力任せの不細工なフォームになります。ボールを投げてみて何が足りないかを自覚したうえで、トレーニングすべきと同じように、小論文も知識を入れるより前に文章の書き方などを勉強するべきです。

 小論文の書き方を学ぶのに一番参考になるのは「現代文の入試問題(文章)」です。極端な表現になりますが、現代文の入試問題を多く演習していれば、自分が文章を書く際、自ずとそれらに書き方が似ていきます。あらゆるものの弟子はその師匠に似ていますが、受験生が文章のお手本にすべきは入試問題で出題されている現代文の文章のはずです。構造や内容、表現方法などのすべての要素で悪いところがなく、また一番大学入試に適している文章が現代文の文章であり、小論文の文章の書き方もそれに通ずるはずです。
 また、他の大学でも構いませんが、法学部の現代文の入試問題を読んでいると、ある程度法学に関する固有名詞やものの考え方などが出てきます。そうすれば、自然に知識はついてきますし、その言葉の周辺にはその言葉の意味を知る手掛かりにもなります。

 また、小論文は文才は一切必要なく、知識と多少の書き方が身につけば合格点は取れるはずです。それは数学の問題を解けるかはいかにパターンを覚えこんだかであり、センスでないのと同じです。確かに入試問題には正解があり、小論文も同様です。なんでも自由に書けて独特の着眼点で採点されると考えているのであればそれは違います。課題文と、設問の文章で、受験生が書くべき事柄はかなり狭められ、その中から独自性(というより、自分の中で書ける内容を探し出す感じです)が出てくるだけです。この「独自性」を書かせる問題でも決して特殊なものを書かせるわけではなく、個人的経験であったとしても、特殊なことでなくてもいいはずです。

 まだ、二年生ということなので、名大以外の現代文などの演習をするか、現代文の参考書を勉強することをお勧めします。巷にある参考書で使い物になるのはごくごく一部であり、ほとんどのものは「何の知識もない人間がとりあえず作文のレベルを脱したものを書くための方法」が載っている程度であり、逆効果(合格を遠ざける)になるものもなります。
ご参考までに
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難しく考えると何もかけなくなります。

課題分型小論文なら課題があるのでそれを、解決する考えを述べればいいだけです。まず課題の定義。自分なりに課題をどのようにとらえたか?その課題は本当の課題なのか?仮に本当の課題と前提として、どのように改善すべきか?改善にあたり新たな課題がないか?別の方法はないか?自身の体験談を入れながら記入し、最後にまとめとして、本課題を真に解決するため大学で学び成長したいと書けばいいと思います。
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「法や政治に関する知識が必要」というわけではないのでは。

「地歴・公民の学習を前提とする」とあるので、まずは高校課程の範囲を逸脱しないレベルの(もちろん余力があれば逸脱するのは構わないわけですが)社会科のインプットと国語力としての「読解力、それに中長文の記述力」、つまり「高校の知識」+「読み書き」の試験と見るべきでしょう。

まだ高二なのだから「攻略法」などの安易なハウツーに頼らず、国語や社会科の授業の中で思考を掘り下げる訓練をすることでしょう。演習としては名大過去問のほかに、一橋の倫理政経の過去問や慶應、あるいは学芸大や筑波大でもその手の教科横断的な小論文が出るようなので、そのあたりを探ってみるといいのでは。もちろんその前に小論文の教材を1、2冊はこなしておく(その「作法」に慣れる)必要はあるでしょうけど。とにかく「小論文」にビビッて「学科としての国語(あるいは地歴公民)」をおろそかにしないことです。
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