証券アナリストとFINTECHについて

FIN-TECHの発展によって証券アナリストの役割がどのように変化するのか教えてください。
なるべくわかりやすと助かります。

No.1 回答者： larme001 回答日時： 2017/07/20 16:06

証券アナリストの仕事は色々あると思いますが、基本的には企業側にとってみれば宣伝材料にしかすぎませんし、アナリストも公平な立場というよりも企業の宣伝に加担してるよう安もんです。

なぜなら、アナリストという立場で情報を仕入れるにあたって、批判するような人は企業にとって邪魔な存在なので、わざわざ情報を教えたりアポとって会いに言って丁重に扱われたりなんてしませんよね。だから、基本的にはアナリストのレーポートというのは特定の企業を批判することはせずにプラス材料を出すだけのものになるのです。それを、金持ちの顧客や法人に業界情報として提示することによって買ってもらって、手数料を得たりするのが基本的な仕事内容だと思います。

fin-techといっても色々な観点があるので一概に言えませんが、一つは顧客が色々な情報に直接アプローチできるようになるので、わざわざ仲介に手数料を払ってまで穴場情報を手に入れたりする必要がなくなるということも挙げられるでしょう。一方で、アナリストとしては、これまでは顧客が資本を持ってる一部の金持ちに限られてたのが、少し金を持ったサラリーマンや、さらには個人にとってもインターネットを通じて情報を多数に用意に提供することによって収益を得るようなビジネスも可能になってます。この辺の顧客の参入ハードルの変化はかなり大きいんじゃないかと思います。