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古墳時代のものから何がみえてくるのか教えて下さい。
古墳時代といえば古墳や装飾品などですがそれらを見て何がわかりますか?
過去の世界がどういう新しい発見に繋がるんでしょうか

A 回答 (4件)

例えば、縄文土器があって、それが弥生土器に


代わった訳です。
縄文土器と弥生土器とでは、大きく異なります。

そうなると、次の論の状況証拠の一つになります。

日本はアジアの吹きだまり的位置にあります。
だから、アジアのあちこちから人間が集まり
混血化して、縄文人になりました。

その後、あるとき、中国大陸や朝鮮半島から大量に
移民がやってきて、混血化が更に進みました。

これが弥生人です。

土器や他の資料からそういうことが推測できる
訳です。
そしてその推測はDNA鑑定によって裏付けられる。
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> 古墳時代といえば古墳や装飾品などですがそれらを見て何がわかりますか?


古墳って結構大きかったりします。土を掘って盛り上げるのでも大変そうです。古墳時代ってたいして道具もないし、食い物も住まいも大変な中で、そんなだいそれたことをするものだなぁと思います。装飾品にしても、あまり役立ちそうもないものを、苦労して作るというのは大変そうと思います。
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8F%A4%E5%A …
今もICBMや高層マンションを熱心に作る人がいますが、こういうのを見ると、今も昔も、人の考えること、やることは、誰にも了解可能というものではなくて、一部の人にしか関心がないことでも、膨大な労力や時間、多くの資材を動員して実現させることが現実にできるのだなとわかります。
人類って、決してみんなが似たような思考をするものでもないし、財力や権力のようなものの所有も大きな差があったんだと、わかります。

> 過去の世界がどういう新しい発見に繋がるんでしょうか
「新しい発見」というのは、《その人にとって、その直前までは知らなかった》ということです。
古墳時代の人にとって常識でも現在の幼児にとっては未知である、1890年代の東京の人にとっては常識でも現在の東京に住む20~70歳の人のほとんどは全く知らないということはたくさんあります。
人ってのは、案外、何も知らない、多くのことに気づかないものです。 自分自身のことでも改めて調べたり他人に評価してもらうと、新しい発見をすることがたくさんあります。

子供が恐竜に興味をもって図鑑を調べたり、化石や石に興味をもって河原や崖を掘ったり、妖怪や宇宙人に興味をもっていろいろサイトを調べたりして、新しい発見をして喜んでいるのもしばしば見られるものです。
刀(日本刀)に興味を持ったり、原子やイオンに関心を持ったり、数学や英語(外国語)に関心を持ったり、金儲けやスポーツに興味を持っても、突っ込んでやれば結構新しい発見をすることも多いです。
発見は個人的経験ですが、その個人の発見が最近は多くの人が知らなかった発見であったり、新しい発見で従来の知見や理解の枠組みを(少し、大きく、根本的に)変えるということになることもあります。

ところで、古墳の形はいくつかのタイプに分かれていると認識されていることを知っていますか。どこにどの時代にどんな古墳があったのかの調査を少しは知っていますか。それで、どのような知見を引き出しているのか少しは知っていますか。
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文字による記録が残る前の時代の話なので、よく分かっていないことも多いのです。


それが分かると、昔の日本人はどのような考え方をしていたのかとか、まぁ日本人(つまり自分たち自身)のルーツが分ったりするわけです。

理系の学問などには顕著ですが、『何かの役に立たなくてはならない』なんてことは無いのが本当です。基礎研究などと呼ばれるものの多くは、何の役にも立ちそうにないものばかりなのです。逆に、何かの役に立つものしか研究できなくなれば、その学問は廃れます。
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当時がどんな社会だったのか、人々がどのような生活をしていたのか、の一端がわかります。



具体例をあげましょう。
古墳からは埴輪と呼ばれる土製の焼き物がよく出土しますが、これには様々な形があり、円筒型の他に人や動物や鳥や魚、家や機織り機の形の物まで見つかっています。これらから当時の服飾や髪形、職業(相撲取りや鷹匠の埴輪もあります)や建物・器物の形等が判明します。また、離れた二つ以上の古墳から出土した埴輪が同じ作風(表現や造形において)で作られていたら、それは同じ場所で作られた埴輪がそれぞれの古墳に収められた、すなわち職業としての埴輪制作集団の存在が推測できます。
埴輪以外では、大型古墳には石室という石で造られた部屋があり、この中に墓の主の遺体と副葬品が安置されています。この石室が、古墳の近くでは採取できない石材で作られているという事がよくありますが、その場合は石の産地から古墳までの運搬ルートがあったという事になります。石室を構成する石の中には畳一枚分よりも大きくて重い物までありますから、そうなると運搬ルートに加えて重量のある石を運ぶ輸送技術も存在した、と解るのです。
また、当時の有力者同士の力関係や、中央政権と地方とのつながりを古墳の形から読み解こうという研究もあるようです。
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