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 日本のODAは、確か中国が一番多いと思います。
 ですが、中国は相変わらずあんな調子だし、まだまだ貧困ではあっても、だんだんと発展してますし、それに日本のODAが無駄に使われているともいいます。毎日のように中国批判するような人たちには付いて行けないけど、それでも、もう中国にお金を渡す意味が無いような気がします。無駄金だと思います。(まだ学生ですし税金を納めるほどは稼いでませんが)
そこで…
・一体日本は中国に一年辺り幾ら渡しているのですか?(高校時代に使っていた参考書には総額しか乗ってませんでしたので)
・中国へあからさまな嫌悪感を持っている政治屋もいるのに、彼らは何故やめないのですか?(決断力があれば、やめられると…)
※この際、理由を「政治屋の都合」限定でお願いします。
・仮に中国への援助金を、全てアフリカ・アジアの最貧国の人々のために使うとしたら、どれくらいの事が出来そうですか?
 よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

まず、ODAの総額ですが、これは外務省のHPに載っていますよ。

各国へのODAも載っているので参考になると思います。

中国は、核兵器も持っており、私も「どこが」と思いますが、全中国のGNPなどは確かに発展途上国のもので、発展も沿岸部に集中したものです。それは中国政府の責任だろうというと、それは明らかなんですが・・・。

まず、ODAというのは、やはり「理由」がいりますので、「隣国として助け合う」や「過去の過ち」などの理由があるところに優先的に行くわけです。そして、ODAは「寄付」ではありませんので、何らかのプロジェクト等を持っていたほうが少なくとも回収可能性を見出せます。政府間の借款ですので、あまり日頃から縁のない国はこの点でも敬遠されます。

さらに、日本から中国へのODAというのは「別の要素」がささやかれています。例えば、日本国内で右翼の人が暴れると、中国当局が怒ります。そうすると謝罪の有無もあまり報道されませんが、ODAがどどーっと行きます。
国としての賠償はもう終わっているのですが、個々人に対する賠償は行われておらず、それが現在に至るまで対立の材料となっています。また、日本が中国を侵略したことで、そのままであったら可能であったであろう発展を阻害した、だから今中国の発展に日本が資金を提供するのは当然だ、という意識が中国側にもあります。

常任理事国であり、核保有国であり、公式な責任は償ったといえまだまだ国家間の問題が山積みである中国に対して、「決断力」だけでODAをやめるわけにはいかない、というのが現状だと考えられます。

現在中国に向けられているODAの総額を最貧国に提供する・・・それは、ビル・ゲイツの資産を使ったらどんなことが出来るか、というのと似たものになると思います。ODAというのはこれまで述べたとおり、単なる資金提供ではありません。
ODA以外にも様々な形の資金提供というのはあります。また、目に見えない援助(技術・医療・教育など)も行われていたり、必要とされていますから、そのあたりを一通り当たられた上でこの問題を再考なさることをオススメします。

「政治屋」の好き嫌いでODAを決めるわけにいかない、というのは民主主義国家としては当然かつ喜ばしいことではないでしょうか。
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ODAのかなりの額が日本の企業に戻る金の流れがあるので中国向けのもその流れがあるんでしょう



もちろんその企業から政治家へのバックもね
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