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今日図書館で、レオナルドダヴィンチのノートの解説などを見ました。

そこには光の角度とか布の皺の描き方、機械の仕組みに解剖学から皮肉を込めた名言まで、延々と鏡文字で綴られていました。

でもレオナルドダヴィンチといえばモナリザですよね。彼がせっかく考えた機械の発明や解剖学とかは、彼が秘密主義で世の中に知られることはなかったと書いてありました。

彼の一言に「私は人に仕えるのはごめんだが、世の中に貢献することを厭わない」というようなことを書いてあったのに、結局公表されていないままかなりの時が経ち、今あのノートを読んでもほとんど価値がなくなったことがたくさんあります。天才天才と言われながらもそれが世に出ることがなければ、なんの意味もありません。「当時としては画期的」では遅いんです。

レオナルドダヴィンチはなぜ秘密になどしたのでしょう。誰ひとり彼の進みすぎた考えを理解できなかったのか、それとも孤独ゆえに殻に閉じこもってしまったのか。それでも一人古典学問を否定し自然と向き合い、解剖や実験の結果をノートに書き留めていた彼の心を考えるとあまりに寂しくないですか。

「人に仕えたくないが世の中に貢献したい。」という言葉には、彼の誰にも理解してほしくない、だけど役に立ちたいという彼の少しひねくれた思いが表れてると思います。
憶測なのでもしかしたら彼がこれらは世の中に出すには危険だ、早すぎると思ったのかもしれません。でも天才はできるだけ世の中に還元してこそ、初めて人間らしく生きれると思いませんか。ダヴィンチのノートを見てたらあまりに悲しくなって思いました。

A 回答 (5件)

No.1の2回目です。

お礼文ありがとうございます。
もう一つ感じているのが、アイデアが認められないから
次々とアイデアを求めているのではないかと思います。
つまり認められないジレンマが逆にステップアップして
いる面もありそうです。
天才って満足感はないでしょうから。
中国のように天才児を国内隅々から集め英才教育をして
いるが、言論を制限し弾圧しているので、逆に成果が出
にくい環境かもしれません。
冷遇されるから能力が爆発する。
>天才はできるだけ世の中に還元して・・・
天才を発掘してどう育成し能力を活かすかは難しいですね。
天才をプロデュースする天才が必要かも。
私は多くの大中小企業の経験がありますが、天才も普通の
人も能力を発揮している人は皆無です。みんな狭い「井の
中の蛙」状態で低迷してます。
適材適所を行える能力のある人間が存在しないのです。
企業をプロデュースするのが先かもしれません。
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どんなに素晴らしい研究でも、誰かに認められなければ


世に出ることは出来ません。

誰か、力のある人、組織に認められて、始めて
世間に知られます。

ダビンチは、天才にありがちな人間嫌いだった
のではないですか。
少なくとも、偉い人、力のある人に取り入る、なんて
ことが出来なかったでしょう。

現代みたいに、ネットなど発表出来る場など
無かったでしょうから。



司馬遼太郎という国民的作家がおりますが、
彼のデビューが興味深いものでした。

出版社に原稿を持ち込んだのですが、没にされ
ゴミ箱に放り込まれていました。

そこへタマタマ遊びにきていた、作家「海音寺潮五郎」
がその原稿を眼にしたのが、始まりでした。

彼ほどの作家でも、誰かに認められないと、引き立てられないと
世に出るのは難しいのです。
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彼は異端審問が怖かったんです。


ジョルダーノ・ブルーノが火刑で殺されたのを知ってたので。
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この回答へのお礼

なるほど。
異端すぎる才能はもはや国にとって恐怖だったんですねぇ...
今を生きていたとしても、異端審問はなくとも決してたやすく受け入れられる人ではなかった気もします。

お礼日時:2017/07/25 00:39

教えてgooに登録して1年以上になりますが 時々ハッとする質問文があり なるほどなあと感銘を受けることがあります。


いろんな人の考えを知れてとても参考になります
あなたの文を読んで久々にそう思いました。
あなたのご想像に加えて ダヴィンチが自分の発見や発明などを公表しなかった理由を私なりにいくつか想像してみました

①人の評価や価値観を気にしない(自分が突き詰めることができればそれで満足、自分がわかってればそれでいい、みたいな…自己満足的な探求心が第一で もしかしたら世の中への貢献は後から付随するものであまり興味が無かったのかも??)

②自分のペースを崩されたくない(画期的な発明や発見は、儲け話に結びつけようとする下心のある人たちがすぐに群がってきます。そういうのに惑わされ、研究時間を奪われるのが煩わしかったのではないか?)

自分のペースを崩さず世の中に貢献することは厭わないが、積極的に貢献しようとするとペースを崩さざるを得ない。だから公表しなかったのかな?
とも思いました。

彼が研究に没頭できるように、周囲の雑音を防御し、さばくことのできる信頼のおけるマネージャーのような人がいれば 少し違ったのかもしれないなあ と思いました。

人類に有益な発明や発見は基本的には多くの人に還元されるべきだとは思いますが、悪用しようとする人がつきまとうのも世の常です。
天才は 人の役に立つことを最大の目標にするのではなく 自分が探求し発明発見する事だけに興味を持っていたのかもしれない
そういう意味では 孤独をむしろ自由と感じて楽しんでいたかもしれない。

私のような凡人には理解できない感性を持ってたのかもしれないなあと思いました。
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この回答へのお礼

彼は完璧主義だと書かれていたり研究内容があまりにマニアックだったり多岐に渡るので、①も②もありえると思います。

でも私はやはり「世の中に貢献することを厭わない」という文や、残された膨大な人間のデータやヒトための発明に関するデータを見て、彼は凡人に興味がなかった、もしくは自己満足のみで研究していたということは考えられないと思うんです。彼は開かれた人体を一体どのような気持ちで見つめ、あのグロテスクで奇妙で美しい構造を理解して描いたのか、色んな想像を掻き立てるノートでした。天才=孤独=自由=幸福というような典型的な天才のイメージの範疇を超えて、まるで神様のような、彼の人間に対する深い愛情が私は読み取れました。時間がありましたらぜひ一度読んで頂きたいです。

その愛情をなんらかの理由で世の中に還元できなかったことはやはり悲しいことだと私は思うのです。

お礼日時:2017/07/25 00:31

世の中、ねたみ、そねみでなかなかアイデアが採用されないのです。


大学教授や有名人が肩書きを使って、マスコミを利用して公表すると
採用されやすい。
名も知れぬ天才が先端技術を開発しても表現する機会がないのです。
プロよりうまい歌手がいても、コネがないとプロにはなれない。
外国のテレビは新人発掘の番組を企画しているのでチャンスはゼロでは無い。
東芝でも優秀な人がいるはずです。適材適所で個性を伸ばせる組織だったら
傾くことはない。
でも、天才肌の人はアピールが下手です。サポートする人材がいなければ
ただの人。
何とか優秀な人を活かしたいですね。
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この回答へのお礼

その通りだと思います。ダヴィンチは本当に興味の赴くまま、絵の描き方から人体の解剖という聖域にまで踏み込んでいった天才、奇人だと思います。妬みや嫉みがなければもっと人類の発展に貢献できただろうし、孤独に耐える人生じゃなくて暖かい賞賛に包まれる人生だったかもしれない。
最初は生まれる時代を間違えたのかなと思いましたが、いつの時代に生まれてもこの人は孤独だったんですかねぇ...天才は得てして生きるのが下手くそです。切ない世の中です。

お礼日時:2017/07/24 23:37

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