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北朝鮮が米国に届くICBMを完成させれば北朝鮮が日本や韓国を攻撃しても核報復ができなくなるといわれています。それではすでにICBMを保有している中国が日本を攻撃した場合には中国に核報復をするのでしょうか。つまり核の傘は本当に機能しているのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    皆様のご回答をお聞きして分かったことがあります。それは例え米国が核攻撃されるとしても同盟国が他国から核攻撃されれば核報復することを確約していなければ完全な核の傘にならず、この傘は破綻していることになることです。そこで改めて質問します。日米安保条約には米国が核攻撃されることになっても日本を核攻撃した国に核報復する旨の約束が書かれているでしょうか。教えてください。

      補足日時:2017/08/30 07:14

A 回答 (14件中1~10件)

あなたのご質問は軍事や外交をまるで数学や物理の回答のような正しい回答を求めているように聞こえます。

実際の条約は「日米安保条約には米国が核攻撃されることになっても日本を核攻撃した国に核報復する」旨の約束が文字通り書かれているとは言えません。「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」には精々「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」と抽象的に書かれているだけです。

日本も核を持てと言う米国の偉い人もいました。核戦争のリスクを負ってまで韓国や日本を守る価値があるかは米国にとって「確定している」とまでは言えません。しかし結局のところ互いが核兵器を使わなければよいのですから「傘は破れているのではなくて破れていても有効」なのです。

「核の傘という幻想?」は守っていく努力をしなければなりません。それ以外で例えば自衛隊は尖閣防衛のために対艦ミサイルの開発などでも力をつけようとしています。実際の戦争は核戦争ではないかも知れません。

戦争には経済も絡みます。戦争の結果経済が沈没するようなやり方はあり得ません。
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この回答へのお礼

日米安保条約には日本を核攻撃した国に核報復する約束は書かれていないことを教えていただきありがとうございました。米国は核報復を確約していないのが現実であり、日本国民は米国が敵国に核報復をしてくれることを勝手に期待、あるいは信じ込んでこれから生活していくしかないということですね。よくわかりました。

お礼日時:2017/09/01 10:41

No.13の追記です。


日米安保条約よりも前に結ばれた重要な日米条約があります:
Security Treaty Between the United States and Japan (1951)
で日本と東アジアの平和を守るために米国はその軍隊(陸軍、海軍、空軍)を日本に置くことが認められました。日本は米国軍以外を(米国の了解なしに)日本国内に駐留させることは禁止されています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Security_Treaty_Be …

上記では核については明記されていませんが、「米軍が日本に持ち込む武器については政府間で取り決める」ことになっています。持ち込んではならないとは書かれていません。ご存知のよう米軍は核兵器の貯蔵場所を明らかにはしません。

一般的にこの条約によって米軍には日本を守る義務が生まれ、日本は米国の核の傘に入ったという理解が(世界的に)生まれました。「中国が日本を攻撃した場合には中国に核報復をする」かどうかといったことは条約に明記するようなことではありませんが、日本と東アジアの平和を守ることが条約に明記された米国の使命であるとすれば米軍の所有する武器はその趣旨に沿って(あるいは日米の協議によって)用いられるというようなことです。
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しています。


十分機能しています。

もし北朝鮮にしろ、中国にしろ日本に核攻撃をしてきたらアメリカは北朝鮮、中国を核攻撃します。
そのための核武装です。

日本はアメリカにとってどんな国であるかを考えればわかります。
地政学的にも日本は最重要国であり、経済もそこに大きく絡んで
アメリカにとっては自由主義圏の国の中で一番大事な国です。
日本がいい国だからとか好きだからとかいう問題ではなく
アメリカの国益のためにやってるんです。

ここが共産主義国にとられるようなことがあれば太平洋の半分、フィリピン、韓国、東南アジア弱小国は
中国、ロシアにとられたようなもんです。
これをアメリカは容認するはずがありません。

北朝鮮が日本を攻撃した瞬間、アメリカは攻撃します。
指くわえてみていればそこに中国、ロシアがすぐに乗り込んできます。
少なくとも尖閣、対馬、隠岐の島、壱岐の島、九州、北海道などは取りに来ます。
ここで北を叩かないと中国が巾を利かせることになりますので
その牽制としても北を叩きます。

中国は計り知れないですが、
北の核を騒いでいますが、あんな貧乏国がそんなにたくさん核ミサイルをもてるわけがありません。
せいぜい3発でしょう。
北が一発発射したところで10発撃ち込まれ他のミサイルは使い物にならず
瞬時にして北は白旗、壊滅状態です。

トマホーク、という強烈な反撃ミサイルをアメリカはもっていますので
北がミサイルを打ち上げればアメリカは12秒後に軌道がわかります。
この軌道が日本、あるいはアメリカ領土に着弾見込みと出れば
無条件でトマホークが飛んでいく仕組みになっています。
トマホークは相手方ミサイル基地を攻撃します。
もちろん金正恩がいるところも捕捉してますのでそこにも飛んでいきます。

テレビやマスコミでの専門家の話では、相手は固形燃料で移動式発射台からなので
どこから発射してくるかわからない。
特定するのは難しい。
とか言いますが、アメリカが捕捉できてないわけないでしょ!!
捕捉できないことにしておくのが戦術のイロハのイでしょ!
潜水艦など太鼓鳴らして潜っているようなもんです。
日本の音のしない潜水艦やアメリカのような原潜があるわけではないんです。

中国が日本にミサイル、といいますが
それはあり得ません。
なぜならアメリカが報復攻撃しますので
北京は火の海です。その代わりアメリカも核攻撃されますが
そんなことを中国がするわけがありません。お互い都市が火の海になるようなことをするわけがありません。
だから核が「戦争抑止力」になっているのですから。

同盟国にしろ他の国にしろお前が打ったら確実に打つ!
としておかなければ抑止力になりません。

また今後の抑止力のためにも
北が打ったら打つ!ということをしないと抑止力が働かなくなっちゃいます。

よく評論家が、日本が血を流さなければアメリカは安保による出動はしない、などと言いますが
それは違います。

それが確かなら、じゃあ血をながしさえすれば出てくるのか?
ということになります。

日本がさほど重要国でもなければどんなに血を流してもアメリカは出動しません。
重要国だから出てくるのです。

日本が血を流すか流さないかがアメリカの出動の基準となっているわけではありません。

重要国であるからこそ、血を流そうが流すまいが出動します。
もちろんそれに伴い日本の参戦も要求されますが。

北が日本に核を撃ち込むと
アメリカに届くICBMがあっても北をコチャンコチャンに叩きます。
なぜなら、たとえロスアンジェルスに届くようなミサイルがあって
これが来ることが分かっていたとしても
その単発的な犠牲とこれから先100年の犠牲(アメリカの国益)とを考えれば
ここで北を叩くのが常道です。
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この回答へのお礼

米国が報復核攻撃をする理由を詳しくご説明をいただきありがとうございます。私が解らないのは米国が確実に報復するのであればなぜそれを確約していただけないかです。核報復の確約を公言していただければ敵国に対して強力なけん制効果を持つだけでなく北朝鮮がたとえICBMを完成させても私たちは安心できるのに。

お礼日時:2017/08/31 12:57

「核の傘」が機能してなけりゃ、中国は核攻撃をチラつかせて、尖閣諸島どころか、日本の島嶼領土とか、下手すりゃ沖縄くらいまで、好き勝手に侵略してるでしょうね。



そもそも「核の傘」と言うのは、「核攻撃を防ぐ術はない」「核攻撃に対抗する術はない」と言う世界的な共通認識が形成された段階で、仕返し、すなわち「核報復」しかないと言う結論から生じた「現象」に過ぎません。

言い換えれば、現代の大型核兵器は、たとえ超大国でも、一発落とされたら壊滅的な被害を受け、「負け」「終わり」であって、一発落としても、一発落とされたら、勝者なき戦争と言うことです。

核抑止力とは、そうなる可能性であって、「核の傘」が機能する可能性は、ゼロではないし、決して低い可能性ではありません。
たとえば中国が尖閣諸島で核兵器を使用しても、たちまち核の傘が機能するとは思えませんが、東京であれば、機能する可能性はかなり高いです。

中国が東京に核攻撃すれば、アメリカが北京を消滅させる可能性が低くないと言うことです。
また、もしアメリカがそれをしなければ、中国は台北やらマニラなどにも、同じことをする可能性が高まると共に、アメリカは、核の傘の盟主国としての座を失いますよ。
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>北朝鮮がICBMを完成させれば報復ができなくなる


そうです 
これは憶測ですが トランプ政権は日本に核報復の口約束はしてないでしょう
公約してるように見せかけるのも外交(戦略)です。

非核三原則を辞め 日本が抗戦用の軍備を保有することが一番の解決策です
ただ 一番大きな摩擦 中・露・鮮・韓との間に起きます 一番嫌がるのは米国です。

ボーリングの玉ぐらいの核を作り 種子島から撃ったら 世界中がピンポイントで標的に出来ます
同盟国にターゲットからを外してると言っても 疑心暗鬼 一番米国が嫌がるシナリオです。
リメンバー・パールハーバーですね。
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口約束です だから国防の大臣が来たり大統領が替わりすると確認するわけです。


米は北に対し 核放棄すれば政権の維持等の確約 日本の意向から外れる話を水面下でしてます。
それを見ても米国を何処まで信用できるか(核放棄オバマノ時に終わった話)でしょう。

>同盟国が他国から核攻撃されれば核報復
これは北朝鮮が核の保有が明らかになった地点であり得ない事です
核に対して核で応戦はあり得ない事なので だから保有したがるわけです。

非核三原則を謳ってる日本は(現実には米軍の原潜に核搭載)名目上核は日本に無い事になってます、
完全な核の傘(日本が持たなくても)米軍が持ち込んでもイイとすれば ミサイルの攻撃も無くなるでしょう。
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この回答へのお礼

核の傘は米国の口約束にすぎず、米国政権が代われば核報復の確約を得られない可能性があることを教えていただきありがとうございました。つまり核の傘は不完全だということですね。ところでトランプ政権は日本に核報復の口約束はしているのでしょうか。北朝鮮がICBMを完成させれば報復ができなくなるといわれていますが?

お礼日時:2017/08/30 10:26

日米安保条約には米国が核攻撃されることになっても日本を核攻撃した国に核報復する旨の約束が書かれているでしょうか。

教えてください。」←其処では無いだけ・・

最初の人間アダムとエバの堕落を世界的に展開しただけ・・

詳細を あなたに伝えても あなたにはチンプンカンプン・・

なので 黙って見てればイイ・・

そのうち理解出来る様になる・・

歴史とは その歴史の中に居る間は 少数しか本当の事は知らない・・・

公に解かるのは 子孫が歴史年表を書き換えた後・・

今までの歴史が そうだった様に・・
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戦争というのは、何らかの大義名分があればいつでも可能性があるんだろうと思います。


ちょっとした切っ掛けさえ有れば良い。各国とも同じ考え方は変わらない。

米・中・日を考えた場合、切っ掛けは中国から発生したと仮定すると、米国が中国を
攻撃する可能性はない。

米国の利益は、中国と日本が戦争に突入し被害が甚大になってからでないと動かない。

やはり、先の朝鮮戦争とよく似ていると考えた方が良い。日本の負けが濃厚な場合に
割って入って、米国は平和に貢献する意味で攻撃を開始し、日本に恩を売る。
これが最大の国益だろうと思われます。

従って、今朝の北朝鮮のミサイル発射に対しても積極的に関与せず静観しているのが
有利だと分析しているんだろうと思います。何故なら米国民の戦争に対する賛同が
得られない状況です。

真珠湾攻撃があったから戦争に突入した。米国民に被害があるのを前提としている。
なので、北朝鮮が米国への威圧的な行動をすればするほど、米国民への説得材料となる。

今後の展開では、レッドラインが近いかも知れない?核は、単なる道具であって
本来の戦争は、核以外の戦闘から開始する。ハナから核を使用する愚かな国はあり得ない。

最も注意する事は、誰かが大義名分の立つ行動をした時に戦争は始まる。
何も核が中心に戦争なんかは発生する訳ではない。
世界に核を持っている国は多いのが現状です。
また、話し合いで決着つくこともあり得ない。やる時はやる。

従って、日本の曖昧な立場は考え方を変える必要があるか?
日本は核を持つのか?防衛戦争を積極的に推し進めるかがポイントとなる。
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アメリカが欲しいのは、日本なのです。

ABCD包囲網からつづいているのです。その日本がお金の魔法に狂い無くなる事は、死が来るのです。最終的に自分達の生産力で生きて行くしか無いのです。自分達で作るお金に狂い生産力が無いならお金に意味が無いのです。ここがキルケの魔法に踊る怖さなのです。生きて行けなくなるから殺しに来るのです。生産力が無ければ、生きて行けないのです。お金で暮らしてい無い現実を理解してい無いと人類は、滅びるのです。
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そんなことは起こるわけがない、

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