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何でも の後に肯定を付けるでしょう
何でもないってどうしてできますか

A 回答 (9件)

「なんでも」の後には肯定がくることが多いかもしれませんが、否定がくることもあります。


 ただ、「なんでもない」はちょっと別の慣用句と考えるべきでは。

 詳しくは下記をご参照ください。
【でも にも 教えて!goo 辞書】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12308037896.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

 どうやら当方の考えはさほど的外れでもないようだ。気を強くもって書きはじめる。

 まず下記のような例文を考える。
  1)超初心者でもできる
  2)超上級者でもできない△
  3)超初心者にもできる
  4)超上級者にもできない

 全部OKのはず。2)がほ〜んのちょっと不自然になる理由は、とりあえずパス。
 両方が成り立つんだから、後ろが肯定になるとか否定になるとか考えてもあまり意味がない。
 新問で、『日本語大辞典』をひいてくれた人がいる。
 注目すべきは、下記の部分だろう。
===========引用開始
『でも』
【三】〔副助〕
(ハ)(軽重優劣いずれの方向にも)極端な場合を提示し、他の場合は勿論である、の意を言外に表わす。…でさえ。 

『にも』
【二】
○(断定の助動詞「なり」の連用形「に」に係助詞「も」の付いたもの)
…でも。(『でも』同じ使い方)
===========引用終了

 要するに、↑のような場合は同じように使える。「超初心者」「超上級者」は「(軽重優劣いずれの方向にも)極端な場合を提示し」ってこと。
 これが、「なんでもいいから食べるものをください」なら、「どんなにまずいものでも」「どんなにおいしいものでも」……とにかくどんなものでもいい。
「誰でも〜」だと、どんな●●でもいいから、誰かーーー!

 質問に出た「なんでもない」の場合は、少し別の考え方をするべきだろう。
https://kotobank.jp/word/%E4%BD%95%E3%81%A7%E3%8 …
===========引用開始
デジタル大辞泉の解説

何(なん)でもな・い
取り立てて問題にするほどではない。たいしたことはない。「風邪ぐらい―・い」「―・い言葉に腹を立てる」
出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例
大辞林 第三版の解説

なんでもない【何でもない】
①取り立てていうほどのことではない。どうということもない。 「この程度のけがは−・い」
②(「…でも何でもない」の形で)「…ではない」を強めた言い方。 「病気でも−・いのに休むやつがあるか」 
===========引用終了
 元々は「なんでもいい」などと似た表現だろうが、そこにこだわってもあまり意味はない。

 ここから先はほぼ余談。
 むずかしく考えれば、いくらでもむずかしくなる。
「なんでも」は「どんなことでも」(もしくは「どんなものでも」)だろう。
  なんでもできる=どんなことでもできる
 だけど、これが「できない」だと「なんにもできない」になり、「なんでもできない」にはなりにくい。理由は知らない。
  なんにもない=どんなものもない
 だけど、この意味では「なんでもない」にはなりにくい。そのかわり、「なんでもない」は↑のような意味になる。

「(軽重優劣いずれの方向にも)極端な場合を提示し」に既視感があった。
 見つけたのが下記。 
【「ほど」 「ぐらい」 「くらい」】☆日本語教師☆〈1〉〜〈3〉
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1374. … 
===========引用開始
>そうか、3の文は軽視する気持ちを込めているらしいので、「ぐらい」のほうが適切ですね。
 こういうコメントがどこから出てくるのか理解できない。この人は日本語がどの程度習得してるんだろう。初心者としか思えない部分もあるのに、急にこういう高度な解釈を出してくる。
 こういうのを読むと、当方のように性格の悪いヤツは、「ふざけて初心者のフリをしているだけなのか」と勘ぐってしまう。
 ただ、「軽視する気持ち」とは限らない。この場合は重視とも軽視ともとれる気がする。「それくらいできる」のように軽視する用例が多いのは事実だろう。「そんな話で喜ぶのは子供くらいだ」も軽視。では、「この理論を理解できるのは日本では◯◯博士くらいだ」って軽視ですか? 
===========引用終了
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私の考え



(A)
  難しい問題でもわかる (が)
  何でもわかる

  まずいものでも食べる (を)
  何でも食べる

  いやなやつ(に)でも教えてやる (に)
  誰(に)でも教えてやる

 極端な例 → 全部
「でも」は副助詞  「が・を」の代わりに 「に」の後に付くか、代わりに

(B)
  病気で(は)ない
  けがでもない
  事故でもない
  何でもない

 あらゆるものを否定
「でもない」は「でない」に「も」が入った形  (「でも」+「ない」ではない)

saburoo
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改めて、辞書の説明を紹介します。


 この説明の中でも次の項が焦点です。
>○(ロ)(「なに」「だれ」「いつ」「どこ」などの語について)すべての場合を肯定することを表わす。「なんでも食べられます」「だれでもいい」「どこへでも行く」など。なお、「なぜでも」「どうしてでも」は、理由を問われて答えを拒否するのについて用いる。

 以下引用

『でも』[日本国語大辞典]
【一】
 〔一〕打消の意を含む接続助詞「で」に、係助詞「も」の付いたもの。動詞の未然形に付く。…なくても。また、「言わでものこと」のように、「でも」のあとに「あるベきこと」「よいこと」などを略して、「言わなくてもよいこと」の意を表わすことがある。

 〔二〕断定の助動詞の連用形「で」に、係助詞「も」の付いたもの。…であっても。

 〔三〕格助詞「で」に、係助詞「も」の付いたもの。…においても。

【二】〔接続〕
(「それでも」の略)
前の事柄に対し、後の事柄が反対・対立の関係にあることを示す。また、相手のことばを受けて、不満を示したり反論したりする時に用いる。だけど。

【三】〔副助〕
(【一】が一語化したものという)体言あるいは体言と同資格の語、体言に「が」「を」以外の格助詞の付いたもの、接続助詞「て」などをうける。
(イ)特にそれと限定するのではなく、一例として挙げる。…か何か。→補注(2)。

○(ロ)(「なに」「だれ」「いつ」「どこ」などの語について)すべての場合を肯定することを表わす。「なんでも食べられます」「だれでもいい」「どこへでも行く」など。なお、「なぜでも」「どうしてでも」は、理由を問われて答えを拒否するのについて用いる。

(ハ)(軽重優劣いずれの方向にも)極端な場合を提示し、他の場合は勿論である、の意を言外に表わす。…でさえ。

【四】〔接頭〕

(「あれでも」の意からという)
職業や身分などを表わす語に付いて、未熟なもの、信頼できないもの無価値なものの意を表わす。「でも医者」「でも客」「でも坊主」など。

【補注】

(1)【一】の用法で、〔二〕と〔三〕との境界は必ずしも明らかにはし難い。
(2)【三】(イ)の用法で、特にどれと指定しないで、漠然と例示する場合には、必然的に軽いものが提示されることが多く、自然と価値の低いものという感じを伴う。


『にも』

【一】
(格助詞「に」に係助詞「も」の付いたもの)
(1)場所・時・対象・比較の基準など、格助詞「に」の意味に、添加や許容などの「も」の意味が加わったもの。
  
 (下記の(2)(3)(4)はこの場合関係無い)
(2)尊敬の対象となる人物を主語として表わすことを避け、間接的に尊敬の意を表わす。…におかれても。
(3)(推量の助動詞「む(ん)」「う」を受けて)「…する時でも」「…うとしても」の意の仮定の逆接条件を表わす。「渡ろうにも橋がない」
(4)「…にも…れず」など、同じ動詞を重ねた形で、遂行できない躊躇(ちゅうちょ)のさまを表わすのに用いる。「ひくにもひかれず」「泣くにも泣けない状態」

【二】

○(断定の助動詞「なり」の連用形「に」に係助詞「も」の付いたもの)
…でも。(『でも』同じ使い方)

引用終わり。

 既に引用したように、「何でも(肯定)」という形は、辞書も認めていますが、「何にも(否定)」については辞書も書いていないので、解明の兆しは見えません。ただ一つ、「何でもない」が反証の例ですが、この言い方は「どうということもない」「特に問題があるわけではない」と、確かに否定文ではあるものの、「何でも」が肯定文と同様に否定文に使うとみられるかどうかという疑問はあります。
 他の方のお考えも聞きたい所です。
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>何でもできない×=すべてできない○ということ?×が付いているのはダメっていう意味じゃないですか


そうですよ!、何でももできない、この表現はダメです。
でも、すべてできない、この表現ならありです。
あなたの場合、何でも=すべて、と意味を固定して決め込んでいます、どんな状況でも、この言葉を入れ替え可能、そんな認識しか持っていません、だから、ダメっていう意味じゃないですか、こんな疑問?、が出ます。
繰り返し言います。
何でもできない・・・・この表現はダメ。
すべてできない・・・・この表現はあり、何でも=すべて、の認識の頭の人は、この「すべて」を平気で「何でも」に置き換えます、文章全体で理解できないため、これで正しいと思いこんでいるだけです。
前にも言ったかな、木ばかり見て、森全体を見ていません、木を見て森を見ず、ずいぶん言い古された言葉です。
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>何でも の後に肯定を付けるでしょう


でしょう?、勝手にそう思い込んでいるだけです。
以前にも回答しています、「なんでも」の」意味?、「すべて」と認識したとすれば。
何でもできる=すべてできる。
何でもない=すべてない、かなり意味が異なります、なぜ?。
文章全体の理解力がないため、短い言葉に無理な意味を求めた結果です。
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この回答へのお礼

何でもできない×=すべてできない○ということ?×が付いているのはダメっていう意味じゃないですか

お礼日時:2017/09/03 10:18

「何でも」→肯定という説は早くも崩れてしまいましたね。

「でも」「にも」は一筋縄ではいかないようです。
この単純な説は取り下げておきます。
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・なんでも… なにであったとしても。

あれだとしても これだとしても
・なんでもない… あれでもないし これでもない
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①元気があれば、何でもできる。


②何でもないようなことが幸せだったと思う。

#1 さんの説明によく合うように思います。
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何でも = どんなことでも、どんなものでも


何でもない = とくに問題にするほどのことでもない
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