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わたしは大学4年生で、卒論のテーマがフランスの学生運動についてなんです。
さっそく資料を集めているのですが、なかなかよいものが集まりません。
私としては、60年代後半に学生運動に参加していた方の、その後の人生と言うか、事件の後のことを知りたいと思っています。また、社会への影響力はどんなものだったのかも知りたいです。
どなたかよい資料をご存知の方、教えてください。また自ら参加した方のご意見も(もちろんフランスだけでなく日本に関しても大歓迎です)ありましたらどうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

聞き方が不十分でした。

探索方法の重複をさけるため、利用したデータベース名や、参考にした資料名が知りたかったんです。でも、回答に対する補足の文の印象だと、大学内の蔵書検索をした、ということだと思いますので、
まずは、ネットでの本の資料検索方法から説明します。違っていたら、すいません。


国立国会図書館では、件名で検索できるように工夫されています。
が、件名は規則によって統制がとられていますので、知識がまったくない方には、少々難しいかもしれません。簡単な方法だけ説明します。(興味がわいたら、勉強してみてください)
URLは↓
http://webopac2.ndl.go.jp/ows-bin/search.cgi?MOD …

↑の蔵書検索画面において、件名に「学生運動」、刊行年を「1980」年以降にして検索すると、99件ヒットします。(学生運動以後の動きということで、仮に1980年にしてみましたが、ご自分でいろいろ期間をくぎってみるのもよいかと思います)

その中には以下のような本が含まれます。
参考になりますでしょうか?

「全共闘30年」(1998年)
「安保世代1000人の歳月」(1988年)
「全共闘経験の現在 増補新版」(1997年)
「男たちは変わったか? 全共闘世代の20年後」(1992年)
「パリ68年5月」(1998年)

「パリ68年5月」の内容詳細は、紀伊国屋の画面で確認できます。
URLは↓
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …

第1章 発火点―パリ大学ナンテール分校
第2章 フランスを震撼させた日々
第3章 六八年五月の精神と現実
第4章 あの日々からの三十年―継承と逆流
第5章 いま、なぜ、六八年五月を語るのか


目次情報を見ると4章5章あたりが参考になると思われますがいかがでしょう?
それから、国立国会図書館の画面に再度戻って、「パリ68年5月」の詳細を見ると、正式な件名が3つあります。
これをそれぞれクリックすると、類書を確認できます。
(類書の中にはフランス語資料もあります)

上にあげた5冊の本のほとんどは、都立図書館でも所蔵しています。
自分の足で本を探さなければいけませんが、開架式なので、国会図書館よりは使い勝手がいいかもしれません。土日も開いてたりしますし、一部貸出もしています。ただ、日比谷図書館は8月1日から工事のために長期休館になります。
所蔵確認は以下のURLでどうぞ。
http://catalog.library.metro.tokyo.jp/



東京大学ブックコンテンツ
http://contents.lib.u-tokyo.ac.jp/contents/index …
こちらは、本のタイトルからだけでなく、目次や帯に書かれた情報も検索対象になっています。
(ただし、データ内容は東京大学が所蔵している本にかぎります)

検索キーワードに「学生運動」と「フランス」と入れてAND検索すると、以下のような本がヒットします。

「フランス現代史 英雄の時代から保革共存へ」(1998年)
内容詳細は以下のとおりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フランス現代史―英雄の時代から保革共存へ
Series: 中公新書
Author: 渡辺/啓貴【著】
Publisher: 中央公論社
Year: 1998
Description: パリ解放とドゴールの凱旋によって出発したフランスの戦後には疲弊した経済の立て直し、植民地解放運動への対処等課題が山積していた。とりわけアルジェリア紛争は国内分裂を招きかねない危機であった。これを乗り切ったドゴールの指導力も、五八年五月の学生反乱を契機とする変革の波には抗し切れなかった。高度産業社会は伝統的価値観も転換させたのである。英雄の時代からコアビタシオン(保革共存)へ向かうフランスの試行の足跡。
Contents: ・第1章 フランスの解放とドゴール臨時政府
・第2章 第四共和制の成立と展開
・第3章 ドゴール時代
・第4章 ポストドゴールの第五共和制
・第5章 ミッテラン時代
・第6章 シラク時代
ISBN: 4121014154
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これを見ていると、フランスの現代史や、政治史という切り口で探索しなおすと新たな発見があるかもしれませんね。
本に関する資料収集で、ネットでできる基本は、だいたいこんな感じだと思います。
すでに検索済みで、本もチェック済みでしたら、すいません。


ところで、雑誌情報の件ですが。以下のような資料はご利用になりましたでしょうか?
◎国立国会図書館逐次刊行物部編「雑誌記事索引」
◎「大宅壮一文庫雑誌記事索引総目録」
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この回答へのお礼

とても丁寧に調べていただき、ありがとうございます。すごく助かりました。これをもとに調べていきたいと思います。感謝いたします!

お礼日時:2001/07/05 23:53

>わたしは大学4年生で、卒論のテーマがフランスの学生運動についてなんです。


>さっそく資料を集めているのですが、なかなかよいものが集まりません。


すいませんが、どういった方法で資料探しをこれまでしたか、具体的に教えていただけませんか?
それによってアドバイスできるかもしれませんので。
また、わたしが過去、他の学生さんたちにしてきたアドバイスをご覧になっていただけると、もしかしたら参考になるかもしれません。

この回答への補足

すいません。今までまず、学校の図書館で検索しました。しかし資料はほとんど見つからず、地元の図書館に行ったりしましたが、ありませんでした。永田町にある国会図書館にはいろんな資料がそろっているみたいですが、館外に貸し出しをしていないので・・・。 あと、恵比寿にある日仏図書館にも行きました。雑誌で結構よいものを見つけました。文献というより雑誌などの資料のほうが、簡潔にわかりやすいテーマで書いてあるので、学生運動という物自体を把握するのにはよい資料というふうにかんじましたが・・・。

補足日時:2001/07/04 11:31
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