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飛行機で旅行するとき、スーツケースやカバンが破損するのは航空会社の仕業だと聞きましたが
本当なのでしょうか。
本当だとするとひどい話だと思うのですが、
実際に私が飛行機を使うときカバンにないはずの傷がついていました。
航空会社のカバンやスーツケースの
取り扱いはどんな作業をしているのでしょう?

A 回答 (5件)

こんにちは。

本当です。私もその犯人の中の一人でした。

成田空港が新東京国際空港だったころ、私は航空会社で乗客の荷物運びの仕事をしていました。旅客機は外見で分かるように長くて後方は細くなっています。この細くなっている部分も貨物室となっています。

この細いスペースに乗客の荷物を収めるためには、自分の体が荷物と一緒に入れないので、できるだけ荷物を奥にまで届くように勢いよく投げ入れます。それでもまだスペースに余裕が残っている場合があり、そのときは足で荷物を蹴飛ばして無理やり奥まで押し込みます。

細くない胴体部分の貨物室でもバケツリレーのように荷物を運び入れます。その際はスーツケースにローラーが付いていてもやはり投げます。なぜなら、数メートルでも歩いて荷物を運ぶより投げた方が何倍も効率が良いからです。

このように作業をしていると、荷物に傷がつくのが見えます。衝撃でローラーが変形したり、外れてしまうのも見えます。それでも丁寧に荷物を取り扱うことなどまったく考えないで、何が何でも効率重視で荷物を運ぶのです。

どうしてそこまでして効率を優先して荷物を運ぶのかというと、表向きな理由は旅客機の出発時間(空港では全員がディパーチャーDEPARTUREという言葉を使います。)に間に合わせるためなのですが、本当の理由は効率よく荷物運びが終われば、それだけ自分たちの休憩時間が長くなるからです。

空港で働くと、間近で飛行機を見たり触ったりすることができるので、誰もが最初は物珍しさもあり、興味津々で作業をします。しかし、慣れてくるにつれ自分たちが担当する旅客機が空港に到着するたびに、「また来たのかよ~。」と嫌々作業をするようになるのです。

自分たちが担当する旅客機は、出勤した時点で既に決まっています。担当外の旅客機の荷物運びは他の班の作業員が行います。どの班の作業員も自分たちの休憩時間を長くするために効率を優先して荷物運びをします。

特に夏の暑い時期の作業は、風通しのない貨物室で働くのがたまらなく辛いので、増々作業時間の短縮を狙って作業をします。そのためには乗客の荷物がどうなろうが知ったことではありません。なので他の季節より余計に乱暴な荷物運びをするようになります。

旅客機から乗客の荷物を運び出す作業の際は、荷物を運び入れる作業より「乱暴度。」はやや低くなりますが、やはり投げたり蹴飛ばしたりしています。空になった貨物室を確認すると、スーツケースに付いていた小さな車輪が多いときには30個くらい転がっています。全部自分たちの仕業です。

余談になりますが、乗客の荷物が紐で縛られている場合、何故か紐に万年筆やボールペンがぶら下がっているのをよく見かけます。私はしませんでしたが、高級そうな万年筆やボールペンを盗む作業員もいました。

荷物運びの作業員の中には、このような不届き者がいるので、もし、質問者さんが自分の荷物に高級万年筆やボールペンをぶら下げて預けているのなら、それは絶対にしない方が良いと思います。

以上は鶴のマークでお馴染みの、天下の「○本航空」の話です。参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

海外の話かと思ったら
日本でもでたらめな作業を
してるんですね

ストンと腑に落ちました

お礼日時:2017/09/27 09:23

スーツケースの取り扱いに関する動画をいくつか紹介します。




https://www.youtube.com/watch?v=Z5CfznCaQWI

これなら壊れても仕方ないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

こんなんだったら壊れるはずです

仕方のないものは
仕方がないのですが
安くないんだからできるだけ
長く使いたいです

お礼日時:2017/09/27 09:20

スーツケースは消耗品ですよ

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この回答へのお礼

ありがとうございます

消耗品でもできるだけ長く使いたいです
空港会社は信用できませんね

お礼日時:2017/09/27 09:17

実際にスーツケースが破損した経験を持ちます。



「航空会社の仕業」というといつも悪意を持ってやっているように思えますが、そうではないです。
過去ヨーロッパの空港で、作業員が意図的に盗難目的で受託手荷物を破壊するという事例はありましたが、今は監視カメラも増えてチェックも厳しくそういったケースは極端に減っています。

むしろ破損は、手荷物を預かって飛行機に搭載するまでの間の、どうしても人の手を使って荷物を積み上げる、下ろすという作業がある為と考えてください。
取り扱う荷物の数はものすごく、重さも大きさも様々、それを何時間もやる上に、飛行機の出発到着にはピーク時間もありますので、どうしても不注意や手抜き作業が出てきてしまうのです。
加えて各空港のファシリティの問題もあります。預けるところはベルトコンベアーがあってもバックヤードはすべて人力という場所もたくさんあります。飛行機に載せる時も搬入そのものは人力のみというケースもあります。

私の場合はスーツケースにへこみ、傷、キャスターの一部に破損、ひび割れがあったので到着時申し出をして修理をしてもらいました(修理代、および家までの配達代すべて航空会社負担)。
その際航空会社からうけた説明によりますと、出発地で積み込む際、天候悪化などで出発が重なった他の複数の便と並行作業の中で、短時間で量をさばこうと作業員が両手で扱うべきところを片手で放り投げるような作業を連続して行ったことが理由と思われるとの回答を得ました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

空港会社は真にでたらめな
仕事をしてるんですね

空港なんだからもっと
マシな作業をしてると思ってました

お礼日時:2017/09/27 09:15

大きな空港では、荷物を預ける。

ベルトコンベアに乗って籠の中に落ちる。そこからかなりのスピードで搭乗するヒコー機会社の便別に自動的に捌かれる。ここまで、機械化です。そこから人力で車の上に乗せられてヒコー機まで。大きいヒコー機ではその車に乗せらた箱(コンテナー)ごと機内に入れられますが、中・小型機では、人力で。雨が降れば濡れるのは当たり前。軽いカバンの上に重いスースケースが乗せられるのも当たり前。

最近の預かり荷物は縦・横・幅、重さが厳重になっているのは、このベルトコンベヤーから籠の中にすっぽりと入るサイズのためです。以前なら、ゴルフバッグ、スキー板など担いでの旅行者も多くいたのですが、今では、サイズオーバで機械化でできず、人力100%となり、かなりの追加料金が発生です。

人力で、しかも限られた短時間で機内貨物室に乗せる、また到着したときは、いかに早く貨物室から荷物を引っ張り出して荷物受取場に。一つ一つ優しく丁寧に扱うことなど、不可能です。

スーツケースやカバンがびしょ濡れだったり、汚れまくったり、無数の傷がつくのは当たり前のことなので、保証などはなしです。旅慣れた人は預け荷物のケースに傷がついても、まったく気にしないです。ところが、新品ピカピカのスーツケースで初旅の人は、この傷が納得できないようです。傷がつくのが嫌なら、保護用のカバーをつけている人も見ます。ところが、このカバーをつけるのは日本人だけ。荷物の中に高額なものがありと狙われ印です。

破損は、車でヒコー機そばまで移動中に落下、または、貨物室に乗せるためのベルトコンベヤーからの落下が主原因でこれは、取り扱い不注意で破損の修理代は保証してくれます。

しかし、この傷や破損が、ヒコー機会社の仕業というには、適切な単語じゃないです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

海外は車が新しくても
ダンパーを使って
他人の車を押し出してしまいますからね
キズがつくのはへっちゃらで

スーツケースやカバンも
似たような扱いなんですね

お礼日時:2017/09/27 09:11

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