事業主(ユニクエスト・オンライン)が教えるQ&A編

対 談

「小さなお葬式」を展開する株式会社ユニクエスト・オンラインの八田さんに聞いてみた。
「小さなお葬式」って、何が小さいんですか?


子育てが落ち着くと、次に気になるのは親のこと。今はまだ健康だけど、将来的な医療費や介護費、さらにはいつかは訪れる葬儀はどうするのか。少しでも将来の不安を解消するために、テレビや新聞などでも話題の「小さなお葬式」を展開する株式会社ユニクエスト・オンライン 取締役八田知巳さんに、お葬式業界の実態とちょっと役立つ情報を教えていただきました。

〈回答者 プロフィール〉八田 知巳 さん 2013年、株式会社ユニクエスト・オンラインの取締役に就任。営業部長として、お客様・葬儀社・寺院の意見を汲み上げ円滑なサービス運営に従事。2児の父親。〈相談者 プロフィール〉西田 由香里 さん46歳、ピアノ講師。家族構成は夫、20歳と17歳の娘2人の4人家族。最近は子育てが少し落ち着いた。そして、今はまだ健康だが両親の将来が気になりはじめた。

Q. 小さなお葬式って何ですか?

西田:テレビで「小さなお葬式」を見かけてからずっと気になっていました。そもそも「小さなお葬式」って何ですか?

八田:参列者を家族や親しい方に限定した「家族葬」を中心としたお葬式をご提案しています。お葬式をわかりやすくして、追加料金の発生しないプランをご用意しています。

西田:「家族葬」ってよく聞きますね。

八田:最近の主流となっている家族葬は、残された遺族に故人との最後の時間を持っていただけると同時に、参列者が少ないため規模を小さくすることで、葬儀費用を抑えることができます。最近では「家族葬」が主流になってきています。

対談風景

Q. 一般的な葬儀費用はどれくらい?

八田:ところで、西田さんは喪主をされたことはありますか?

西田:お葬式に参列したことはありますが、喪主はありません。

八田:お葬式で何を準備しなければならないのか、どれくらいの費用が必要なのかわからないのではないでしょうか?

西田:そうですね。特に費用は想像がつきません。

八田:通常の葬儀・葬式は寺院の僧侶にお越しいただき通夜と告別式を行います。その際にご近所や仕事関係の方々にご参列いただき、葬儀・葬式に2日で100万円以上をお葬式に費やすことになります。日本消費者協会の調べによると全国平均額は122.2万円と言われています。

西田:思った以上に高額ですね…。

八田:そうなんです。私たちも「本当にこのような出費が必要なのか?」という疑問を持ち、その理由を探るために各品目の原価を調べてみたんです。そこで発覚したのが、「葬儀社の言い値で価格が決まっていた」という事実です。たとえば棺だと、仕入れ原価7千円のものが見積書では7万円になっていたんです。また、各葬儀社に見積もりを依頼してみると、不思議なことに価格がバラバラ。相場というものがほとんど存在しない業界だったんです。わかりやすく例えると、葬儀業界は寿司屋やすき焼き屋など高級店しか存在していなかったんです。今の時代、手軽な牛丼屋も必要だろうということで、「小さなお葬式」が生まれました。

対談風景

Q. 「小さなお葬式」のプランは?

西田:お葬式は何も知らないでいると高額な費用を払うしかないですね…。「小さなお葬式」は言い値ではないんですか?

八田:私たちは総額を提示し、十分な内容の葬儀・葬式を行って頂くプランを提案しています。ご遺体の搬送料金や葬儀場・斎場の利用料金、火葬場の火葬料金まで一般的に別途料金となる物品やサービスも、すべてを含んだ総額料金のプランです。お客様の希望により特別なサービスをご要望されない限り一切追加料金の無い形で葬儀・葬式を終えていただいています。

西田:追加料金がないのはいいですね。具体的にどのようなプランがありますか?

八田:現在、3つの家族葬プランがあります。まず、お通夜・告別式などの儀式を行わず、ごく限られた親しい方のみで火葬場に行き、最低限のご火葬のみを行う、最もシンプルな葬儀形式の「小さな火葬式」は総額193,000円(税込)です。

西田:すごく安いですが、火葬だけなんですか?

八田:日本の法律上、火葬さえすれば犯罪ではないので問題ありません。ただ、西田さんのように火葬式だけではと不安になられる方にご安心していただけるのが2つ目のプランです。通夜や葬儀・告別式・火葬といった一連のセレモニーは通常どおり行う一般の葬儀の小型版ともいえる「小さな家族葬」で総額493,000円(税込)です。

西田:一般的なお葬式とさほど変わらないのに値段が平均の半額以下ですね!

八田:はい。そして3つ目が、もう少しこじんまりと葬儀をしたいという要望に応える形で生まれたプラン。通夜式は行わず、遺族・親族・友人などの本当に近しい関係者だけで、告別式と火葬を一日で行う葬儀形式の「小さな一日葬」は総額343,000円(税込)があります。

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Q. 「小さなお葬式」は全国で利用できる?

西田:「小さなお葬式」は価格と内容が明確なので安心ですね。突然の依頼でも対応していただけるんですか?

八田:全国3,000ヶ所以上の葬儀場と提携しており、ご依頼・ご相談いただければすぐにお近くの葬儀場をご用意できます。また、専門のスタッフが24時間体制でコールセンターに常駐しているため、時間・曜日に問わず、どんなときでも対応可能です。深夜に亡くなられた場合でもお電話にてご相談されることもよくあります。葬儀をどう進行したらいいのかわからない方が沢山いらっしゃるので、直接お話することでスムーズかつスピーディな対応をさせていただいています。

西田:24時間365日、いつでも対応していただけるので万一のときも心配いらないですね。

対談風景

Q. お葬式は「最期の親孝行」っておかしいですよね?

西田:今日までお葬式のことは何も知らなかったんだと気付かされました。お葬式は通夜式や告別式をやらなければならないという決まりがあると思い込んでいました。

八田:最適な葬儀は死生観や価値観によって決めるべきです。だから元気なうちにご家族で「どういう規模の葬儀を希望するか」と話し合っていただきたいです。何も知らずにその時を迎えると、葬儀社の言い値を支払うことになります。よく葬儀社が「葬式は最期の親孝行です」と言いますが、本当の親孝行は生前にするべきです。

西田:確かに、葬儀が親孝行っておかしいです。家族で話し合いをして葬儀費用を抑えることができれば、浮いたお金で家族旅行などの思い出づくりができますね!

八田:そのためにも、ぜひご家族で話し合いを。「小さなお葬式」で資料請求して頂くと、エンディングノートを無料で差し上げています。家族のために自分の情報を残すエンディングノートを書くことは、葬儀について真剣に考えるきっかけとなります。

西田:次の連休に主人の実家へ行くので、家族で一度話し合ってみます!

八田:葬儀は暗い話なので敬遠される方も多いかもしれませんが、家族にとっていつか向き合うときが必ず来ます。そうしたときに慌てず、無駄な出費のない方法を選択していただくことが私たちの本望です。「小さなお葬式」を選択肢の一つとしてお考えいただければと思います。

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※提供:株式会社ユニクエスト・オンライン

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