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漫画の原作ファンも大満足!実写化成功の邦画3選

漫画の原作ファンも大満足!実写化成功の邦画3選昨今の映画、特に邦画においては、漫画の原作をベースに映画化された作品がたくさん公開されている。

8月17日にも映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』が公開ということで、原作ファンにとっては夏休みの楽しみの一つになりそうだ。しかし、そんな映画の中には「こんなはずじゃなかった」、「原作と比べるとガッカリ」という作品があるのも事実である。そこで映画評論家の前田有一さんに、原作ファンも満足できる実写化成功の邦画を3つ教えてもらった。




■『NANA』


最初に紹介してもらったのは少女漫画が原作の『NANA』だ。

「漫画の実写映画化は、大昔から続いている邦画の定番企画です。現在では少年漫画系と少女漫画系にすみ分けられ、多くの作品が世に出ています。しかし、こうした漫画実写化がドル箱となる流れを決定づけたのは『NANA』の成功あたりからでしょう。興行収入は40億円を超え、その年の邦画4位にランクインしました。ナナ役として出演した歌手の中島美嘉による主題歌『GLAMOROUS SKY』と、伊藤由奈が歌った挿入歌『ENDLESS STORY』も大ヒットし、ともに紅白歌合戦に出たほどでした」(前田さん)

いわれてみれば確かに、『NANA』以降、少女漫画を原作とした映画が当たり前のように増えた気がする。

「続編では降板してしまいましたが、ヒロインのハチを演じた宮崎あおいの陰のある演技も見ごたえがありました。彼女をはじめとする主要キャストのキャラづくり、舞台となるセットや小道具など、原作の世界観をパーフェクトに再現したという意味で、今見ても完成度の高い実写化だと思います。さらに、矢沢あいの原作よりも、映画版が明らかに優っていたのが、先述した主題歌を含む楽曲と音楽でしょう。中でもライブシーンの感動は、映画館の大スクリーンと音響で味わうとゾクゾクするほどでした」(前田さん)

本作の成功をきっかけに東宝は、『君に届け』や『のだめカンタービレ』といった少女漫画の実写化作品を次々と打ち出し、成功を収めていったそうだ。

『ラブ★コン』


次に紹介してもらったのは、一風変わった恋愛を題材にした『ラブ★コン』だ。

「中原アヤの少女漫画を実写化した松竹の『ラブ★コン』も、興行収入こそ東宝作品のように大ヒットとはいきませんでしたが、内容は非常によくできたラブコメになっていました。身長をコンプレックスとする男女が、漫才コンビのような当初の関係から、やがて互いを最大の理解者と気づき恋に落ちるまでを描いています」(前田さん)

この映画も原作に非常にクセがあったため、映画化でどうなるのか話題になったことを記憶している人もいるのでは。

「藤澤恵麻と小池徹平の主演コンビのやりとりは実に息が合っていて、男性の観客が見ても大爆笑です。肉体コンプレックスというのは性別を超えた普遍的なもので、それを絡めた物語は共感しやすかったのでしょう。なお、この映画でも劇伴音楽は重要な役割を果たしていて、特にプリンセス プリンセスやPUFFY、LINDBERGといった90年代のガールポップは、特定の年齢層によく刺さるセレクトだったと思います。二人の明るい関係性にもぴったりで、映画ならではの魅力に満ちた実写化となっています」(前田さん)


改めて、映画における音楽の重要性に気づかされる作品といえよう。

『ヘルタースケルター』


最後は、エリカ様主演で話題となった『ヘルタースケルター』で締めてもらった。

「『ヘルタースケルター』は、男性客によく受け入れられた成功例です。蜷川実花監督の華やかな絵作りのもと、お騒がせ女優として人気絶頂だった沢尻エリカが全裸シーンを披露。どうせ『脱ぐ脱ぐ詐欺だろう』と思っていた男性の期待をよい意味で裏切り、喝さいを浴びました」(前田さん)

当時、とんがりまくっていたエリカ様と、気鋭の写真家であり映画監督でもある蜷川実花という、才能と才能の見事なコラボの実現でもあった。

「全身整形するほど美と自己愛にとらわれ、その作られた美貌を武器に芸能界を勝ち進んでいくヒロインの悲壮なる半生を描いた過激なドラマであり、非現実的なまでに誇張された設定の中で、オンナなら誰もがもつ美への渇望という、リアルで生々しい感情が描かれていました。女の子はこんなにも美しくなりたいと願い、また今ある美貌を失うことに恐怖しているんだと感じました。映画は21.5億円の大ヒットを記録しました」(前田さん)

まさに、この役者とこの監督でなければ表現できなかった作品といえるだろう。


漫画の原作が実写化された際には、どうしても原作と比較してしまいがち。しかし、ヒットする作品というのは、よい意味で原作を超えるものといえそうだ。これらの作品を見ていない人は、この夏まとめて大人見してはいかがだろう。

●専門家プロフィール:前田 有一
映画評論家。2003年より自身が運営するサイトと日本文化チャンネル桜の番組内で「超映画批評」と題し、大手が配給する映画からインディーズ系の映画まで幅広く批評。「新作映画を公開直前にネタバレ無しで毒舌紹介」として、作品によっては厳しい評価をしている。

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