話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト

苦手な業務との向き合い方

苦手な業務との向き合い方会社勤めをしていれば、「やりたくない仕事」や「苦手業務」が回ってくることもある。命令だけに避けて通ることもできず、ストレスに感じる人も少なくないだろう。さらに、ようやくできたと思ったら間違っており、やり直しにさらに労力がかかることも……。そのような仕事に直面したとき、どのように対処すればよいのだろうか? キャリアカウンセラーの笹木正明氏にお話を伺った。

■着手しないうちから「できない」と決めつけるのは早計


苦手な仕事や業務を命じられると、仕事を始める前に不満や不安が先立ってしまうことがあるだろう。

「文系の人が理系寄りの部署に回されるなど、まったく携わったことのない分野や不得意な作業を担当するときは不安になって当然です。とはいえ、任されたからには業務を遂行しなければなりません。手をつける前から『自分にできる訳がない』『失敗したらどうしよう』と及び腰にならず、まずは着手してみることです。業務を遂行するにつれ『自分に何が足りないのか』『それをどう補えばいいのか』が見えてきます。たとえば、書面では抽象的で理解できなかった構造が、現物を近くで見たら理解出来たということもあり得ます」(笹木さん)

苦手意識にとらわれず、まずは業務に着手することが大事なようだ。事前の予習では分からなかった疑問点が見えてくることもあるのだ。

■困ったことは一人で抱え込まず周囲と相談する


思い切って仕事に着手したものの、失敗したり、アクシデントに見舞われてしまった場合、どうすればよいだろう。

「普段の仕事でも問題の解決は大変なことです。これが苦手な仕事であれば、『自分のせいで迷惑をかけてしまう』と先走り、自力で解決しようとする人がいます。『何とかしよう』という気持ちはわかりますが、勝手な判断をするとさらに問題が大きくなることもあります。ですから、まずは他のメンバーに相談することが大切です。『相談したら、こんなこともわからないのかと叱責されるのでは……』とネガティブに考えず、周囲に頼ることも試してみましょう」(笹木さん)

苦手分野で分からないことがあるのは想定内だ。「バカにされるかも……」と気後れするより、タイムリーに教えを乞うことが大切だといえよう。

■苦手業務の合間には、適度な息抜きも必要


苦手な作業ではあるがやらなければならないと、モチベーションが落ちた状態で延々と作業を続けてしまうこともあるかもしれない。そんな時は息抜きが必要と笹木さんはアドバイスする。

「煮詰まってしまったときは、息抜きも必要です。無理に我慢をしていると、さらにストレスがたまり、業務に支障が出ることもあります。『ちょっと疲れたな』と感じたら、席を離れ、外の景色を眺めるなど、気分転換をしましょう」(笹木さん)

仕事が進まないときは、思いきって休憩するという選択も効果的だ。

■不得意な業務がスキルアップにつながる可能性も


「苦手業務を経験することで、スキルを身に付けることも可能です」と笹木さんは続けた。

「不得意だからとやる気をなくしたり、中には異動を願い出る人もいるようです。しかし、今まで経験してこなかった分野を前向きに勉強することで、総合力を高めることも可能となります。それがきっかけとなり、全社的な課題を解決できるようになるケースもあります」(笹木さん)

苦手な業務だからといってしり込みせずに取り組めば、未知の可能性が開けるかもしれない。ここがふん張りどころであろう。

なお、「教えて!goo」では、「あなたは仕事で苦手な作業をどのように克服しましたか?」と、経験談を募集中だ。

●専門家プロフィール:笹木正明
キャリアカウンセラー。大学時代にレスリスバーガーの「人間関係論」を勉強。会社勤務しつつ、40歳から転職相談業務に従事。57歳で退職後、放送大学大学院修士全科生として入学。68歳まで人材紹介会社に勤務。現在は放送大学の学習センターでボランティアの学習相談を務める。

この記事についてどう思う?

みんなの反応

2

BAD

NICE

みんなの反応

16

教えて!goo 教えて!gooで質問する

人気のコンテンツ

  • 専門家コラム

    恋愛・夫婦関係・健康・お金etcの悩みに専門家が回答!読みやすいコラムで配信中

  • せきらら女子会

    女同士でしか話せない年頃女性の本音が炸裂!

更新情報をチェック