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家と外を自由に出入りする「外飼い猫」を完全室内飼いにすることはできるのか?

家と外を自由に出入りする「外飼い猫」を完全室内飼いにすることはできるのか?街中でちょくちょく見かける猫。その姿は、自由気ままで幸せそうに見える。その中に飼い猫は、どれぐらいいるだろうか。最近では完全室内飼いにしている飼い主が78.3%なのだという(一般社団法人ペットフード協会2018年調べ)。

施設などから個別の家に引き取られる内猫、いくつかの家庭を渡り歩くように餌を得ている外猫などがいるようだが、とある事情から家と外を自由に出入りする「外飼い猫」を完全室内飼いにする必要にかられることもあるようだ。「教えて!goo」にも、「外に出る猫を完全室内飼いにするには?」と、質問が寄せられている。そこで今回は、ペット行動コンサルタントSENDAの獣医師、千田純子先生に、外に出ていた飼い猫を室内飼いにするにはどうすればいいか教えてもらった。

■室内飼いにするには何が必要?


家と外を自由に出入りする「外飼い猫」を完全室内飼いにすることは、容易ではなさそうだ。まず何をしなくてはならないのか。

「出入り自由だった猫を、室内飼いにすることは可能です。まず一部屋、または3段ケージを用意してあげましょう。猫の室内飼いに必要なのは、上下運動のできる環境、トイレ、隠れる場所です。室内のトイレを使っていた猫ならかまいませんが、野外で排泄していた猫の場合は、トイレをいくつか用意し、好みのトイレを選べるようにしてください」(千田先生)

人間も動物も、新しい環境には戸惑いがあるもの。上下運動することや、好みのトイレを置くことで、できるだけストレスを緩和しよう。

■少しずつ慣らし、避妊去勢をしておく方がベター


しかし、生活の変化に馴染めるものだろうか。

「急に完全に閉め込むんでしまうと、暴れたり、鳴いたりすることがあります。外に出たくて暴れたり、鳴き続ける場合には、外に出さないようにします。暴れる場合はクレートに入れて人がケガしないようにしておきましょう」(千田先生)

暴れたり鳴いたりしても、外に出られないことを教え込むのだ。また、避妊去勢をしておくと発情しなくなるので、外に出たがる頻度が減るとのこと。外に出たくて人をケガさせる危険があるような場合は、猫の様子を見ながら少しずつ進めていくのがいいだろう。

「失敗しないようにするためには、室内に居る時間を、少しずつ長くしていきます。静かにしている時だけ外に出してあげましょう。出られる時間を徐々に短くして、最終的に、出なくて済むようにしていきます」(千田先生)

猫用のリードやハーネスも販売されているので、リードつきでたまに外に出してあげるのもいいだろう。千田先生のお宅でも、外(庭)に出すときはリード付きにしているとのこと。その場合は、必ず人の目が届く状態にする必要があると、千田先生は付け加えてくれた。

■慣れる期間は3~6ヶ月、飼い主が諦めないことが大切


慣れるまでに、どのくらいの期間を要するのだろう。

「千葉市にある動物保護指導センターで収容された多くの野良猫を見てきましたが、3~6ヶ月程は不満そうにしています。しばらくすると慣れてきて、みんな室内飼いの猫として譲渡されていきます。時間はかかりますが飼い主が諦めなければ室内飼いができるようになります。どうしても逃げてしまうような場合、最初の数ヶ月は、ケージから出さないでいると諦めてもらいやすいです」(千田先生)

外に行けないのはかわいそうな気もするが、家に居れば不用意な病気にかからないで済むというメリットもある。引っ越しなどで、外にでていた猫を室内飼いにする必要が出てきた人も、思いがけず猫を家で飼うことになってしまった人も、飼い猫にいち早く室内に慣れてもらえることができれば幸いだ。

●専門家プロフィール:千田純子
千葉県動物愛護推進員。ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、セラピー犬、猫の育成などを行っている。

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