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努力が足りない? 自己責任? 21世紀日本の貧困と格差

努力が足りない? 自己責任? 21世紀日本の貧困と格差この数年、さまざまな格差や貧困問題がクローズアップされ、ネット上でも激しい議論が交わされている。「教えて!goo」には、「貧困はどこまでが自己責任だと思いますか?」という質問が寄せられていた。

「貧困は全て本人の自己責任」
「怠けていた人間が貧困に陥り、本当に努力をしていた人間はそうはならない」
「本当に優秀な人間は不況でもリストラされないし、すぐに再就職できる」
ある人からこんなことを言われたという質問者さんは、こうした意見をどう思うかと問いかけている。これに対して寄せられた回答を見ると――。

■回答は賛否両論


「まさにその通りだと思います。私の知人の息子さんも新聞配達をしながら大学を卒業しました。私の息子もリストラされましたが、リストラされた企業と同じくらいの大企業に再就職出来ましたよ。(中略)…転落しても、また再び這い上がることも出来るのですから、『転落も這い上がるチャンス』と思えばいいのでは?」(kurikuricyanさん)

「うちは貧乏でした。ですから授業料の安い国立高校、国立大学に行きました。大学の授業料は免除でした。(中略)…結果に格差が出るのは当たり前だという社会にすべきです。なぜ、わたしのお金がナマケモノのために使われなければいけないのでしょうか?」(xs200さん)

など、「貧困もチャンス」と捉えるべきというポジティブな意見の一方で、

「運悪く病気や事故にあって働けなくなった人はどうなの?」(wahaha237さん)

「努力しても努力しても貧困から抜けれない人が大多数です。(中略)…頑張ってないから貧困層から抜けれないなんて、本当に経済的、精神的貧困に陥った事ない人間だから語れると思う。」(けんままさん)

「すべての人が、同じ土俵で競争できるなら、努力だけで評価してもいいだろう、しかし実際には家庭環境やその時の社会的時流などで流されることも多くある、これを踏まえず『すべて自己責任』というなら、そもそも社会保障制度がいらない。(中略)…そうなれば19世紀のイギリスのような産業革命後の貧富の差、にしかならない。」(phjさん)

というように、本人の努力だけでは貧困から脱出できないという意見も多数。結果は、賛否両論だった。
とはいえ、

「みんなが中流意識持ってるようじゃ日本は潰れます。」(michael-mさん)

「ただ他力本願では世の中は生きていけません!自分で危機管理、回避できなければなりません!その為の努力は、惜しんではいけません!」(とっつぁん野郎さん)

という意見にもあるように、貧困に対してそれなりの備えや覚悟が必要なのは間違いない。
21世紀日本の貧困と格差、みなさんはどう思われるだろうか。


三枝大介 (Daisuke Saegusa)

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