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『特命係長 只野仁』の監督でもある秋山純さんの紆余曲折と、主演・高橋克典さんとの熱い間柄に感涙!?

『特命係長 只野仁』の監督でもある秋山純さんの紆余曲折と、主演・高橋克典さんとの熱い間柄に感涙!?青春時代に汗を流したテニス。その当時、テレビ朝日で放送していた『ウィンブルドン選手権』に携わりたくて入社したテレビ朝日のスポーツ局。その一方で、数々のドラマや映画の監督やプロデューサーとして長きに渡り名を馳せる秋山純さん。誰しもが羨む順風満帆な人生を過ごしているかと思いきや、そこには葛藤と熱過ぎるノンフィクションがあった……。

■『特命係長 只野仁』に携わったきっかけは『傷だらけのラブソング』と一本の電話……?


――ご自分が携わった作品で、印象に残っているエピソードはありますか?

14年間ずっとやらせていただいている『特命係長 只野仁』ですが、その前に高橋克典さんが主役で中島美嘉さんのデビュー作になる『傷だらけのラブソング』というフジテレビ系列で放映されたドラマがあるんですけど、当時このドラマを見て凄く凄く感動をしまして……。じつはこの当時、いろいろとあって、仕事を辞めようかなと思っていた時期で。

――それは何歳くらいの時ですか?

39から40歳くらいかな。自分の中でスランプだったと思うんです。そんな状態で見た『傷だらけのラブソング』というドラマが本当に素晴らしくて、番組のプロデューサーでしたMMJの東城祐司さんへそんなに面識があったわけじゃないのに、感動のあまり電話をしてしまって。

――その時の「辞めよう」と思うくらいのスランプから脱出できそうなきっかけの作品が衝動を起こしたのでしょうね。

そうですね。その事を東城さんが鮮明に覚えていてくれて『特命係長 只野仁』のスタッフって、じつはその『傷だらけのラブソング』のスタッフなんですけど、その中に僕だけ入れてくれたんですよ。

――おおーっ!!

お話をいただいた時はびっくりしました。

――その時、この業界を離れようと思っていた気持ちは完全にリセットできましたか?

そんなのはもうすぐに!(笑)。とにかくそれから夢中で『特命係長 只野仁』をやらせていただいて、主演の高橋克典さんとも一緒に一つの作品を作る仲になれて……。

『特命係長 只野仁』が人生の大きな転機に

■母親のがんとスポーツ局への再異動


――順風満帆が到来しましたねっ。

それが『特命係長 只野仁』の監督している途中に会社から異動を命じられたんですよ……またスポーツに戻れと。

――なんとっ!?

僕は父を幼い頃亡くしていて母子家庭だったんですけど、母親が癌になっちゃって。手術をしなきゃいけないという瀬戸際でしたが監督という立場上撮影しなくてはならなくて、母親の手術の前日だけ帰ったんですけど、その時に異動と言われて……。せっかく自分のやりたい場所に辿り着いたけど、もうこれも運命なのかなと。

――辞令とはいえ、これは辛すぎる……。

手術の当日は朝イチでロケがあって、本当に申し訳ないけど手術には立ち会えない。手術の承諾書のサインを書いたのが、東京行きの最終電車に乗れるギリギリの時間で。乗り遅れて現場に戻れなかったら運命を受け入れて、自分の人生を変えようと本当に思ったんです。病院から最寄りの駅までタクシーが来ないのでダッシュして駅に着いて、快速で新大阪駅に着いたら東京行き最終のベルが鳴っていたんですね。そして新幹線に飛び乗ったら、プシューっとドアが閉まって……東京に帰れちゃったんです。

ドラマの裏では人生を変える出来事が!?

――なんかドラマの原作のような展開だ……。

その時に「一生ドラマをやろう」って思ったんですよ。手術にも立ち会わない親不孝者だけど、これはもう一生ドラマを作ろう。それで朝イチに撮影をしている最中に病院へ電話をして、手術に立ち会えない事を謝罪して。その後、撮影中に電話がかかってきて「成功しました!」と。

――良かった……本当に良かった……。

ただ現実は会社から異動の通知をされていて、きっと『特命係長 只野仁』の監督をするのはこれが最後だなと思い、スポーツ局に戻ったんですよ。そこでは『ナンだ!?』というスポーツ・バラエティ番組でプロデューサーをやっていました。

――個人的には生で見ながら、さらにビデオ録画までして繰り返し見ていましたよ!

ありがとうございます(笑)。まあ僕もただでは起きないというか『アストロ球団』というドラマもスポーツ局でありながら作ったりはしていたんですけど(笑)。

スポーツ局でドラマ制作!?

■高橋克典さんの男気


――というかスポーツ局に配属されながら、ドラマ制作ってできるものなのですか?

その時の上司が、僕が何を得意かっていうのを凄くわかってくれる方だったので、ある意味奇跡的にできました(苦笑)。

――秋山さんの人徳ですね~。

恐縮です(笑)。その1年後に『特命係長 只野仁』のパート2をやるという話になったんですけど、僕はスポーツ局所属のままだったので、スポーツ局の人間がすでにテレビ朝日の看板的なドラマになっていた『特命係長 只野仁』のパート2の監督をやるってありえないじゃないですか。

――さすがに物分りの良い上司でも組織的に無理でしょうね……。

そしたらある日、会社から呼ばれたんですよ……「お前をどうしても撮影に参加させて欲しいと、高橋克典さんが言っている」と。

――おおおおおおお!?!?

「克典さんの強い意向で、会社としてお前を出すことにしたので」と……。そんな事を言ってもらえるとか、これ泣きますよね。

――すでに胸と目頭が熱くなっています……高橋克典さん、かっこよすぎ……(感動)。

それに東城プロデューサーが、「どうしても秋山が必要だ」と言ってくれて……。だから『特命係長 只野仁』のパート2はスポーツ局でありながら撮りました。もう死に物狂いで。しかも高橋克典さんが自ら「秋山と仕事をしたい」と言ってくださったのに、僕が現場に行った時にはその事は一言も言わないで「おお、久し振り」だけ。

奇跡的な出来事の裏には高橋克典さんの熱い想いがあった

――かっこよすぎる! もうファンを飛び越えて、男として高橋克典さんになりたい!!

わかります(笑)。その後ずっといろいろと仕事をさせていただいていますけど、その時の気持ちは一生忘れないし、あの時の経験があったからいまの自分の全てが集約されていると実感しています。

「事実は小説よりも奇なり」という言葉がぴったりの秋山純さんの人生。しかも今年、定年を待たずにテレビ朝日を退職し、現在は(株)JACOの代表取締役としてドラマ・映画・舞台・CMと多岐に渡り活躍中! それにしても高橋克典さんはステキだなぁ~☆☆☆


●秋山純プロフィール
秋山純元テレビ朝日所属の演出家・プロデューサー。現在は(株)JACO代表取締役。テレビ朝日時代は高橋克典主演の『特命係長 只野仁』『匿名探偵』シリーズを14年間に渡り監督。代表作に『同窓会ラブアゲイン症候群』『陽はまた昇る』『ママが生きた証』『狙撃』『就活家族』『アストロ球団』など。スポーツ番組『ナンだ⁉』『熱闘甲子園』やPV、CMなど多岐に渡り制作。現在、スペシャルドラマ撮影中。ホームページ:akiyanj.com

●インタビュアー:首藤和仁
首藤和仁フリーランスのコンテンツプロデューサーおよびクロスメディアプロデューサー。漫画アプリ『マンガほっと』にて大好評連載中の『酒男子』(作家:天月みご)や『メダロット再~リローデッド~』(作家:伯林)をプロデュース。また『マモニャン』『忠犬もちしば』のクリエイターでありコミカライズも担当。その他アニメ、ラジオ、ゲーム、音楽劇のプロディースも精力的に行う。

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