ファンタビの世界観を作る二人にインタビュー!

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実は主人公と同じ!?『イマジネーションゲーム』の監督は映画監督と広告代理店社員の2面性を持つ男だった

映画『イマジネーションゲーム』より映画『イマジネーションゲーム』の主人公は二人いる。一人はエリートキャリアウーマンでありながらネット世界では「謎の女神」として活躍し、もう一人はネットの世界で「夫への復讐サイト」のカリスマブロガーとして人気を誇る主婦だ。演じるのは久本雅美と元「AKB48」の板野友美。表の顔と裏の顔を持つ二人の女性がひょんなことで出会い、物語は動き出す――。そんな本作を手がけたのは、映画『有限会社ひきもどし』を手がけた映画監督としての顔と、カンヌ国際広告祭ファイナリストにもなった広告代理店社員としての顔を持つ畑泰介だ。映画の主人公同様、二面性を併せ持つ畑泰介に、今回もわたくし、首藤和仁が突撃してみたヨ!

■映画『イマジネーションゲーム』誕生のきっかけ


――『全日本美声女コンテスト』で出会ってから6年だけど、すんごい映画公開しちゃいましたね。なんでこんな映画作ろうと思ったの?

きっかけは久本さん(※久本雅美さん)のマネージャーと十年以上前から友だちで、そのマネージャーから「何か面白いことを一緒にできないか?」という経緯があって「なら久本さんを主演で映画を創ろう」という話をして……。今回の映画のコンセプトを創ってクライアントに見せたら「この企画は面白いね」とGOサインをもらったので、板野さん(※板野友美さん)にも声をかけて制作スタッフにも集まってもらった感じでした。

畑泰介監督畑泰介監督

――ものすごいパッションでいろいろな人に声をかけてなんとか出資してもらって……みたいな泥臭い感じではなく、すんなりと話は進んだんだ。

いや、それなりもちろん大変でしたよ(笑)。構想から2年かかりましたから。

――えっ!? たった2年で映画を創り上げたの?

僕、動き出したら早いんで(笑)。あとはそうだなー。広告代理店の社員として培った“企画力”と“構成力”のバランスの賜物ですかね。どのコンテンツも“わかりやすい企画書”が重要だと思うし、それで説明がちゃんとできれば、完成品やそのあとのこともわかりやすいんじゃないかなと。

畑泰介監督畑泰介監督

■照明をいれないことでナチュラルな演技に


――今回の作品で特に工夫したことはある?

映像を観ても気づかないかもしれないけど、一部スマホとかで撮影して、効率化を図ったりしたかな。あとは今回の映画は照明班をいれてない!

――照明なしで映画製作したの!(驚)

うん(笑) 。ほぼ自然光で撮影をしたので、演技もリアルでナチュラルになっているのでそこを映像として注目してもらいたい部分でもあり、映画作品としてチャレンジした部分でもありましたね。ドキュメンタリーとフィクションが融合している部分のリアルさを観てもらいたいです。

映画『イマジネーションゲーム』より映画『イマジネーションゲーム』より

■上海国際映画祭にも選出


――『イマジネーションゲーム』は上海国際映画祭に選出されたよね。

中国では年間150本しか海外の映画を上演してはいけないという決まりがあるのですが、今回は“映画祭”というくくりがあったので『イマジネーションゲーム』も無事中国で上演できました。

――中国のお客さまから『イマジネーションゲーム』の反応はどんな感じだったの?

海外の映画ということもあってチケットは即完売で、それこそバカウケでしたよっ! いろんなカットで大笑いしていました! 例えば板野さんが夫への復讐サイトで旦那が会社へ行っている間に旦那のハブラシでトイレを掃除したり、雑巾の絞り汁を味噌汁に入れたりするシーンとかそれはそれは大爆笑するんですよ!

映画『イマジネーションゲーム』より映画『イマジネーションゲーム』より


――そこはむしろ「ゾッ」するシーンでは……!? 「オレもカミさんにやられてるんじゃないか…?」とか思って(苦笑)

これをゲラゲラ笑える中国人に対して、おそらく日本人は「内向き」になっているから笑えないのかもしれないですね。日本もバブルの頃とかならもっとお金にも心にも余裕があって、味噌汁に雑巾の絞り汁なんか入れられるわけもないし、入れようとも思わなかったんじゃないかと。

映画『イマジネーションゲーム』より畑泰介監督

最後は広告代理店の社員っぽく自身の映画を分析してくれた畑監督であるが、そんなことよりも劇中にそんな復讐シーンがあることに驚愕した読者の方も多いのでは!? 他にも中国では大ウケだった久本さんがパンティーをいろいろな場所に隠すシーンとか、いわゆる日本の“ブルセラ”的な文化で誰かが脱いだ下着を嗅ぎながら真剣にムフムフするシーンなども登場するということで、気になってしまった人もいると思う(?)。映画『イマジネーションゲーム』は ヒューマントラストシネマ渋谷他 で公開中なので、気になる方はぜひチェックしてみて!って最後はちゃんと畑監督の宣伝してあげちゃったよ。今度なんか奢ってもらわないとなー!!

畑泰介監督映画『イマジネーションゲーム』より

●畑泰介プロフィール
畑泰介監督1975年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学建築学科、同大学院卒業後、広告代理店に就職。学生映画祭でグランプリを受賞するなど若くして才能を開花。映画『有限会社ひきもどし』(2006年)を公開後、テレビ東京系列アニメ『宇宙人の幽霊〜ウチュレイ〜』(2009年)『続・宇宙人の幽霊~ウチュレイ~』(2010年)で企画・原案・原作漫画を担当。広告ではカンヌ国際広告祭ファイナリスト、アート作品ではパルコアーバナート準グランプリを受賞するなど、ジャンルを超えて活躍中。

●インタビューアー:首藤和仁
インタビュー担当首藤和仁畑さんとは私がKADOKAWA時代によく私の堅物な上司と3人で夕方から翌朝までこれでもかと呑み歩いた記憶を鮮明に覚えている。そんな堅物な上司がなぜか好んでエスコートしてくれるお店が「ヅラをかぶりながらカラオケをする」という摩訶不思議なパブ。その堅物な上司は店内の端っこに誰よりもド派手なヅラをかぶって歌うこともなく「畑さん、次ジュンスカ。首藤くんは吉田拓郎」と選曲の指示をしながらはワインをカパカパ空けていたっけ…。嗚呼、これも青春。


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