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七五三ではなぜ千歳飴なの?その由来は?

七五三ではなぜ千歳飴なの?その由来は?11月15日は七五三である。七五三といえば晴れ着姿の子供たちが神社でお参りをする光景が印象的だが、最近はせっかくの正装を思い出に残そうと、写真館で可愛らしく記念撮影をする人も増えて来ているという。なかにはそんな光景を幼い頃の自分と重ね合わせて懐かしむ人も少なくないかもしれない。そんな七五三と切っても切れない関係にあるのが、なんといっても千歳飴だろう。子供の頃に親御さんに買ってもらった人も多いのではないだろうか。だが、どうして七五三に千歳飴なのだろう……?

■改めて考えたい七五三の意味とは?


All Aboutで図鑑・行事・自由研究ガイドを務める、文章表現講師の高橋真生さんに七五三と千歳飴の関係について教えていただいた。千歳飴との関係に入る前に、まずそもそも七五三をする意味とは何なのだろうか?

「七五三は様々な風習が混合したものではありますが、『七つまでは神の子』という言葉の通り、昔は子供の生存率が非常に低かったため、七五三で氏神様にお参りし、長寿と健康を祝ったり祈願したりするという意味を持っています」(高橋さん)

七五三は子供が無事に成長したことを確認する行事というのは、何となく把握していた人も多いだろう。だが、このような意味があったと分かると、七五三が当時の大人や子供にとって、どれだけ思い入れの深い儀礼であったかが実感できるのではないだろうか。

■七五三と千歳飴の関係


では肝心の七五三と千歳飴の関係についていかがだろうか……? それこそ七五三というと晴れ着姿の子供が千歳飴を持って、神社の前で写真を撮る光景がパッと頭のなかに思い浮かぶ人も多いと思うのだが。

「千歳飴は、『粘り強く、長く生きる』という願いをこめた長い飴を、鶴亀や松竹梅などおめでたいデザインの袋に入れた縁起菓子です」(高橋さん)

千歳飴といえば、あの長さが印象的である。「どうしてあんなに長い袋に、長い飴が入っているのだろう?」と疑問を持った人も少なくないかもしれないが、飴の長さにはこのような意味があったのだ。

「千歳飴の起源は江戸時代だと言われています。始めたのは、浅草の七兵衛という説と、大阪の平野甚左衛門という説があります。『千年飴』『寿命糖』という名前でも呼ばれていました。その飴が、親の子供の健康を祈る気持ちと結びつき、評判となったのです」(高橋さん)

なるほど、千歳飴が元々千年飴、寿命糖と呼ばれていたとは知らなかった人も多いだろう。

「また、甘いものの少ない時代、飴はとても嬉しい贈り物でした。以上のような理由から、千歳飴は七五三の定番になったと考えられています」と高橋さん。

七五三に千歳飴が切っても切れない関係になったのは、千歳飴にこのような由来があったからだったのだ。

近年はすっかり日本の行事が簡素化されている。七五三を通じ、いま一度日本の行事について見つめ直すきっかけにしてみてもいいかもしれない。

専門家の意見は上記だったが、皆さんはいかがだろうか? 「教えて!goo」では「あなたの七五三の思い出は?」と皆さんの意見を募集中だ。

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