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夫が妻に暴言を吐く理由を心理学者が分析

夫が妻に暴言を吐く理由を心理学者が分析結婚生活が長くなるとお互いに不満がたまってくるものだが、パートナーを傷つけないように配慮するのが既婚者のマナー。だが、なかには決して言ってはいけない一言で、相手を深く傷つけてしまう人もいるようだ。

今回、「教えて!goo」に「賞味期限の切れたばばあ」というショッキングなタイトルのお悩みが投稿された。相談者は42歳の既婚女性。夫から「賞味期限の切れたばばあ」という言葉を浴びせられ泣いてしまったという。夫は、どうしてこのような暴言を妻に吐くことができるのだろうか。心理学者の内藤誼人先生に聞いた。

■熟年夫婦は、お互いの気持ちを察するのが苦手


「ニュージーランドにあるカンタベリー大学のゲフ・トーマスが、夫婦がお互いの気持ちを読み合う実験を行いました。すると、熟年夫婦は新婚夫婦よりもお互いの気持ちを察するのが苦手なことがわかりました」(内藤先生)

内藤先生によると、つきあいの長い熟年夫婦はパートナーの顔色を気にしなくなるため、その気持ちを読むのが苦手になっていることが多いという。だが、長く一緒に生活したせいで、相手の気持ちに頓着しなくなるというのは、あまりに悲しい。

「暴言を吐くのは、相手に心を許している証拠だと考えましょう。だからこそ、心にもないことをつい言ってしまうのでしょうね。例えば、自分の家族に敬語を使いませんよね。これと同じだと考え、深刻に受け止めない方がいいでしょう」(内藤先生)

たしかに自分の両親や家族には、気兼ねなくどんなことでも言えるものだ。その意味では、この夫婦も相手に心を許していると考えることもできる。とはいえ、やはりこのような言葉は傷つくもの。もし、言われてしまった場合はどうすればいいのだろうか。

■暴言を吐かれてしまったときの対処法


「言い返すといいかもしれませんね。ただ、本気で言い返すとケンカになりかねません。昔の映画やドラマに登場した青果店の夫婦のように、冗談めかして言い合うようにするといいですね」(内藤先生)

いつもケンカばかりしているように見えて、実は仲のいい夫婦というのはいる。いっそのこと、お互いに言い合う関係を築くというのも一案かもしれない。

ただ、うまくやらないと夫婦関係にヒビが入ることも考えられる。相手を気づかい、傷つけないよう注意するのが円満な夫婦でいるための基本といえるのではないか。

●専門家プロフィール:内藤 誼人(ないとう よしひと)
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「アドラー心理の言葉」(ぱる出版)、「電車のハシに座る人は成功できない」(大和書房)他、著書多数。

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