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殺人事件にまで発展した「ポケモンGO」。トラブルを防ぐ注意点とは

殺人事件にまで発展した「ポケモンGO」。トラブルを防ぐ注意点とは日本でリリースされてから早1ヵ月が経った「ポケモンGO」。当初懸念された通り、「ながらスマホ」による衝突事故や交通事故は後を絶たない。こうしたトラブルは想定の範囲内ともいえるが、予想もしなかった悲惨な事件も巻き起こっている。
そこで、これまでに起きた事件・事故と、今後の対策について考えてみたい。

■国内初の交通死亡事故も発生


警察庁の集計によると、国内配信が始まった7月23日から8月21日までの1ヵ月、車や自転車を運転中にポケモンGOで遊んでいたことが原因とみられる交通事故はおよそ80件、交通違反の摘発が1140件にも上ったことが分かっている(8月23日現在)。なかでも、8月23日には徳島県徳島市で女性2人が車にはねられ、うち1人が死亡するという痛ましい事故が起きた。県警によると、逮捕されたのは39歳男性。運転中にポケモンGOをプレイしていたと供述している。警察庁によれば、運転中のポケモンGOが原因で起きた交通死亡事故は初めて。

ついには、殺人事件まで起きてしまったのだから衝撃だ。7月には中米グァテマラに住む18歳の少年が銃殺され、一緒にいた従兄弟も重傷を負ったという。また、8月には米サンフランシスコで20歳の大学生が何者かに撃たれて死亡した。どちらの事件も、被害者はポケモンGOをプレイ中だったという。真相は分かっていないが、ポケモンGOの機能を使って居場所を突き止められ、銃殺された可能性があるという見方も。こうした機能は犯人にとって容易に待ち伏せることが可能になるため、殺人だけでなく、強盗や誘拐、ストーカーなどのあらゆる犯罪に悪用される場合もある。

■政府が動いた!ポケモントレーナーへ注意喚起


ポケモンGOのブームはネット利用の低年齢化に拍車をかける可能性も指摘されているが、子どもを持つ親にとっては楽観できない状況だ。悲劇を招かないためには、どのようなことに気をつければよいのだろうか。内閣サイバーセキュリティーセンターは、子ども向けに注意を呼びかけるチラシを公開。これによると、

「トレーナー登録するときは、本名とは違う、いかしたニックネームを付けましょう。(中略)…SNSに写真を投稿するときは、家の近くのものはやめておきましょう。家が特定されます。また写真にはGPS情報が付かないように設定しましょう」、「すでに開始されている国では、ゲームをやりながら歩いていて、車にひかれたり、池に落ちたり、蛇にかまれたり、強盗にあったりという事件が起きています。地形や治安が危険な場所には立ち入らないようにしましょう」、「ゲームにかこつけて会おうという人には十分警戒してください。どうしても会わないといけないときは、大人と一緒に行きましょう。また人気のない場所での探索は避けましょう」(内閣サイバーセキュリティーセンター)

などの点が盛り込まれている。ポケモンGOに限らず、スマホを使用する際のルール作りなどを今一度家庭や学校で話し合うことが大切だ。もちろん大人は、子どもの見本となるよう努めなければならない。

「教えて!goo」では「話題の『ポケモンGO』をやっていますか?」と意見を募集中だ。

(酒井理恵)

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