忘れられない激○○料理

80代の義母が「ケアセンター」のことを「ケヤセンター」と言います。
「ハンカチ」を「ハンケチ」と言います。
ほかにも、いろいろと(思い出せませんが)あります。
戦前の学校では、外来語の読み方が今と違う教え方をしていたのかもしれませんが、
そのあたりの事情がわかりましたら、何でも構いませんので教えてください。

A 回答 (9件)

1.  漢字


    音訳「襦袢」(ポルトガル語の)gibão、「清水」(フランス語の) chemise、などから始まって意訳 「手巾」(ハンカチ)、「洋犬」(カメヤ< come here)、「莫大小」(スペイン語あるいはポルトガル語 meiasの) medias、半音半意の「金平糖」(ポルトガル語の) confeito などがあります。

2。  カタカナ
    ラムネ(lemonade),など多数

3。 昔の外来語の読み方
    イ列・エ列の音の次のアの音に当たるものは,「ヤ」とする場合がある。
    グラビヤ、ピヤノ、アジヤ、イタリヤ、タイヤ、ダイヤモンド、ダイヤル、ベニヤ板、ケヤセンター
    語末の k には「イ」を添える。
    赤インキ、ストライキ(労働運動、野球ではストライク)

    結果として別に○○時代は学校でこう教えたと言うようなものではなく、慣習で「タイヤ」は可笑しくないが「ケヤ」は可笑しい、といった、いろんな混じり物の集まりが外来語なんでしょう。

    僕の祖母等は、「今日はパス(「は」に○)が混んでた」などとへっちゃらで言うのですが、これ学校で習ったのではなく自己流だと思います。
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この回答へのお礼

なるほどですねー。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/02 06:02

元々日本語に無い発音はカタカナや平仮名では書けません。

でも最近は新しい書きかたが広まってきて例えばビデオをヴィデオなどと書いたりする事はできます。でもfeelingはフィーリングとしか書けません。ビデオもヴィデオも日本人のほぼ全員は実際には「ビデオ」と発音しています。これはもちろん英語のvideoのVの発音ではありません。

こういうふうに
1.日本の文字での表記と
2.日本語での発音と 
3.英語での発音
それぞれにはズレがある物で特に日本語では存在しない発音の物はそのズレが大きくなります。

例えば film は今はフィルムと書きますし「フィルム」(ウィという複合母音)と発音しますが以前はフイルムと書いていました。このフイルムという文字に影響されて「フ イ ル ム」というふうに「イ」の字をはっきりと別に発音する言い方もあったのです。

handkerchief は英語の発音は「ヘンカチェフ」のようにも書けますがそれでは日本人同士では通じなくなります。
http://www.merriam-webster.com/dictionary/handke …
↑スピーカーのマークをクリックすると発音を聴く事ができます。

care
http://www.merriam-webster.com/dictionary/care

なお「ケアハウス」は完全に日本語(日本で作ったカタカナ英語)ですので英語の発音をする必要はないのですけれども。
英語でケアハウスの事は「nursing care center」と言います。
http://ejje.weblio.jp/content/%E3%82%B1%E3%82%A2 …
「nursing care center」は「ナーシングケアセンター」と書けますが実際の読みは「シング」ではないですよね。仮に「ナースィング」と書いたとしても「nursing」のように発音する人など皆無だと思います。

いまは切符の事を「チケット」と言いますが昔は「テケツ」と書いたり言ったりしていました。私が実際に合衆国に行ったときに聞いた限りでは実際には「テケツ(ティケツ)」と近く言ってるように聞えました。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2106_ …
↓十四
http://www.aozora.gr.jp/cards/000023/files/1698_ …

労働組合を略して労組と書きますが、これは60年代初めぐらいまでは「ろうくみ」と読んでいましたがいまは「ろうそ」と読まないと笑われてしまいます。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/235681/m0u/

純粋な日本語でも表記や発音にブレのある物はけっこうあります。言葉のそういう揺らぎや変化は本来自然に起こる物です。中には教育で意図的に変えられる物もありますが、歴史の中でそういう理由で変化した物は実際はとても少ないのです。
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この回答へのお礼

発音に忠実なのですね。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/02 05:56

時代の違いと方言の違いが重なったもので、学校教育とは関係がありません。


「ケアセンター」と「ケヤセンター」の違いは方言の影響による違いです。
どちらが正しいとも間違っているとも言えません。
「ハンカチ」と「ハンケチ」の違いは時代の違いです。

現在のように瞬時に同一情報が伝わるようになったのはつい最近のことです。
外来語はカタカナで知るか、学生が外国語を日本語風に発音するのを聞くかのいずれかでした。
この学生が使う日本語風発音の外国語が曲者です。
使う学生が方言丸出しだと、日本語風外国語も方言風発音となります。
方言では「し」と「ひ」の区別がつかないとか、「あ」「い」が中間音になって区別がつかないとか多々あります。
これがそのままそっくり外国語の発音にも表れてきます。
後は英語風の発音かフランス語風かドイツ語風かなどという違いもあります。
「ショピンとは俺のことかとショパンいい」という川柳もありました。

音声情報というのはラジオがせいぜいです。
このラジオも全国共通となるとNHKの全国ニュースが主流でした
後は映画です。
TVが普及する前には、映像によるニュースは映画館で見ていました。
洋画、邦画に関わらず映画が上映される前に必ずニュース映画を上映していました。
ニュース映画の音声はナレーター任せでした。

後は品物の呼び名が時代によって変わったり地方で異なることが多々あります。
ファッション系の用語は時代で激しく変わります。
地方によって違うものもあります
「Yシャツ」を「カッターシャツ」と呼ぶ地方もあります
「ポリ袋」も「ビニール袋」であったり「ナイロン袋」であったりします。

外来語は定着してからの期間が短いために、共通語として確定しているものの方が少ない、とお考えになられた方がいいかと思います。

外来語もしかりですが、ものそのものが無くなってしまったものもあります。
省線→国電→JR 
国鉄と私鉄の区別
汽車、列車、電車の区別
この辺の言葉を聞けばお年が分かります。
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この回答へのお礼

時代や流行なのでしょうか。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/02 05:57

現代でも非常におかしな外来語の読み方が氾濫していますので、


昔流の読みがおかしいというのもヘンですが、意味が伝わり難いと
不便ですね。

勘違いの例も提示されていましたが、洋犬=カメ、ここから牛丼が
カメ飯と言われたわけでおかしいですが、現代でも似たような
勘違いがあります。
例えばトランプとかですね。本来はカードです。
トランプは切り札のことですね。

私は田舎者で東京に出て方言で英語を発音して笑われることが多かった
ですが、発音記号を調べると私の発音の方がより英語らしいという
ことも度々です。

ハンケチは許容範囲です。寧ろ上品っぽく感じたりします。
ケアをケヤというのも昭和40年代くらいまでは普通だったのではないでしょうか。

コミュニケーションやシミュレーションをコミニケーションとかシュミレーションと
言ったり書いたりする人も後を絶たないですね。

まあ、こんな日本の中で自分はどう襟を正すかを考え、人様のことはあまり
言わない方が良いと思います。
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この回答へのお礼

参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/02 05:57

昔の神戸や横浜では外国人向けのタクシーならぬ人力車が大繁盛でした。


そこでは、書き言葉を一切知らず、ただ耳から入っただけのネイティブに通じるための発音での、いわゆる「車引きの英語」がありました。
ですから「ハンカチーフ(低高高高低低)」は「ハンカチー(低高高高低)」や「ハンカチ(低高高高)」になります。
これが活字読みの場合は「ハンドカチーフ」から「ハンカチ」に短縮され、発音もネイティブを聞いていないので頭音が高い「ハンカチ(高低低低)」となり、さらに日本語として意味がある撥音に流れてて「ハンケチ(高低低低)」(=「半ケチ」)となります。
似たような例では「セロファン」が「セロハン」、「パンティー」が「パンチー」や「パンツ」、「ステーション」が「ステン処」「ステン署」など。

「ケア」が「ケヤ」に移るのは<イ列やエ列の後のアの音>が「ヤの音」にゆれてしまう例もあります。
「カシミア」か「カシミヤ」か、ダイアグラムやダイヤモンドでの「ダイア」か「ダイヤ」かなど。

特に困るのは日本語では発音しにくい「シミュレーション」が「シュミレーション」にと、「シミュ」の拗音の拍が一つ前へとずれて「シュミ」に化けてしまうような例でしょうか。
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この回答へのお礼

言葉の揺れなのでしょうか。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/02 05:59

 外来語と言っても古代から流入していた中国語等のものは除外します。

個々の欧米系の外来語を挙げて説明するのはちょっとできませんが、おおむねの傾向としては以下のようにして、日本語に取り入れられています。

 安土桃山時代にヨーロッパとの交易が増していき、江戸時代は鎖国したもののオランダなどとは結構盛んに交易や学術的な交流がありました。さらに明治期以降は、怒涛のように流入してきたのはご承知だと思います。

 欧米からの外来語は、昔は聞いた音だけを頼りにで取り入れていました。英語などを習ってよく経験するのですが、不慣れなうちは日本語にある音だけで聞いてしまいます。ハンカチは英語ではhandkerchiefですが、そのaは日本語のアとエの中間くらいの発音です。そのため、聞く人によってはハンケチ(-フ)、ハンカチ(ーフ)と違ってきます。

 どちらかがとえば、ハンケチに聞こえるといったところでしょう。おそらく、最初の主流はハンケチだったと思われる。それがハンカチに変わった理由は後述します。

 聞き取れる人が増えて来ると、より原音に近いカナを選んで表記するようになります。スマートフォンの「フォン」とメガホンの「ホン」は同じ-phoneなのですが、日本人がまだ英語に不慣れなうちは「ホン」と聞こえていました。メガホンはその頃に外来語として成立し、スマートフォンはその後「フォン」と「ホン」が聞き分けられるようになって以降なので「フォン」と表記しています。

 その他の例として、チーム(team)は「ティ」が「チ」にしか聞こえなかった頃に外来語として定着し、ティーチャーは「ティ」と「チ」が聞き分けれらるようになってから外来語として使うようになりました。そのため、ティーチャーズ・チームといった、同じ"tea"の発音のものを違う表記で組み合わせたりすることも起きます。

 さらに聞き取り能力が上がって来ると、vをbと区別するために「ヴ」という新たな表記を使うようにもなります。

 以上は聞こえた通りのつもりのカタカナ表記なのですが、読むことが多くなってきて、しかも日本語をローマ字表記で表すことを習う人が増えたため、綴りから外来語のカタカナ表記を発想するようにもなります。

 ハンカチの綴りhandkerchiefを見れば、hand(これのaもアとエの中間だけど)という馴染み深い単語もあり、さらにローマ字でハンケチよりハンカチと読みたくなります。問題なし、をノー・プロブレムと書いたり(さらに言ったり)しますが、no problemの表記につられた面が強いようです(綴りを意識せず聞くと、ノウ・プロブラムに近い音に聞こえる)。

 その他、ほぼ同じ綴り・発音の単語であっても、英語、フランス語、ドイツ語等々、どの国から外来語を取り入れたかによって差が出ることもあります。

 上記のような要素が影響するわけですが、さらに多くの人が最初は少し異なる表記をしていても、互いに影響して、だんだん一つのカタカナ表記に落ち着いて来るとい現象が起こります。どういう表記に落ち着くかは、偶然が大きく影響するため、明確な法則性を見出すのは困難です。
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http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/serie …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%9D%A5% …

(当時の)国語化した発音をもとにした(中略)平易な表記を採る

以上引用

第一表(国語化した発音)に対して、第二表(原音に近い発音)があり、第二表での表記が増加している。
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この回答へのお礼

参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/02 05:59

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この回答へのお礼

なるほど。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/02 06:04

今の外来語は原語に忠実ではありません。


時代とともにより日本語化へと変化しています。

江戸時代はローマ字がありませんでしたので、先入観なく聞いたままの発音になって言語に忠実です。

ネットで資料が見つからなかったのでご紹介出来ませんが、今見たらなんの事か分からないと思います。
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この回答へのお礼

参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/02 05:53

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