A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
はじめまして。
ほとんど前の方々の仰る通りです。証拠とひとことに言っても、「私が殺しました」という自白、殺人現場に残された指紋、殺人の瞬間を撮影した写真または証人の証言、などなどいろいろな証拠があります。その中で状況証拠というのは、一応は犯罪を推定させる状況を形成している証拠を言います。ですから、殺人現場に残された指紋や遺留品などは状況証拠にあたりますが、その証拠だけでは犯人を特定するにはちょっと弱すぎます。だって私達の指紋や持ち物等は犯罪以外の理由でもあちらこちらに残っている可能性があるからです。例えばある殺人事件現場に、太郎君のナイフが血まみれになって落ちていて、太郎君の指紋がべたべた付いていたとしても、実はそれは太郎君が事件の数日前に盗まれたものかも知れませんね。やはりもっと動機とかアリバイとか証人といった決定的な証拠がなければ、なかなか太郎君を犯人だとすることは出来ないのです。テレビドラマの刑事が「状況証拠だけで逮捕するのは難しいなあ」というのはこの意味です。
つまり、決定的な動かぬ証拠を直接証拠といい、一応犯罪に何らかの関与が推定できるが、状況から推定できるだけに過ぎない証拠を状況証拠と呼んでいるようです。
No.3
- 回答日時:
法律の世界では,状況証拠(間接事実,ということもあります。
)は,「立証対象である事実の存在を推認させ(積極的状況証拠),またその推認を妨げる(消極的状況証拠)事実」をいいます。これに対して,「立証対象となる事実を直接証明する証拠」を,直接証拠といいます。たとえば,「AさんがBさんのハンドバッグから財布を盗むのを見ました。」というWさんの証言は,直接証拠です。
これに対して,例えば,
・ Aさんが,Bさんの財布を持っていたこと。
は,「AさんがBさんの財布を盗んだ。」という事実の積極的状況証拠(財布を他人に渡すことは普通ありませんので,他人の財布を持っているなら,盗んだと推認できるわけです。)ですが,
・ Aさんは,Bさんの夫であること。
は,「AさんがBさんの財布を盗んだ。」という事実の消極的状況証拠です(夫が妻から買い物を頼まれ,妻の財布を持って出かけることは,十分あり得ますから,盗んだとは言い切れなくなります。)。
以上,お役に立ちますでしょうか。
No.1
- 回答日時:
物的証拠に対する物として使われますね。
「状況」からして「こうだとしか思えない」みたいな時に使われます。確実性が無いためか、裁判などでは決定的な証拠とはなりにくいみたいですね。
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