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どのカテゴリーかよくわからないので取敢えずここに。

最近疑問に思いモヤモヤしているのですが、航空自衛隊の保有戦力(戦力以外にいいようが無いので)についてです。

なぜF-15なのでしょうか?

日本は専守防衛を掲げています。
ですが、F-15の分類は制空戦闘機、仕事としては敵国に攻め込んで制空権を確保する侵攻機です。
思いっきり違憲のような気もします。

役割的にはF-14の方がいい気もするんですが・・・
これは艦載機だということではじかれたのだと、勝手に納得しています。
また、F-16でもいい気がします。
何より、F-15よりも安いですし。

14も16も優秀な機体ですがなぜ15が採用されたのでしょうか?

また、F-15と同世代(?)の機体はなく、統一されています。
製造ライン的な理由以外に何か理由はあるのでしょうか?

A 回答 (10件)

F-14Aが採用されなかった理由としましては、搭載するTF30-P-412エンジンにコンプレッサーストールが発生しやすい、と言う欠陥があった点も大きいと思われます。


因みに、米国以外でF-14Aを採用した国に革命以前のイランがあります。少数の機体が実際に引き渡され、革命後も暫くの間、予備部品が供給されない中細々と運用されていたようです。
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多くの回答が出ていますので、簡単に解説ます。


1.「制空」とは、必ずしも敵国に攻め込んで行くことだけではありません。
  「その空から敵を排除する。」ことが制空なのです。
  航空自衛隊は、「要撃機」という言い方をしています。
  また、日本のF-15Jは純粋な戦闘機であり、攻撃機としての装備はありません。
  最近の「ストライクイーグル」は攻撃性を強化したタイプであり、日本以外のF-15装備国は全て「ストライクイーグル」を導入使用しています。
2.F-14は、「フェニックスミサイル」という高性能のミサイルと同時に開発されました。
  このミサイルを装備したF-14は当時無敵だった様ですが、アメリカはこのミサイルを他国に売りませんでした。
  結果、F-14単体では役不足の感が拭えず、結局米海軍以外何処の国も導入しなかったのです。
  確かに、ドッグファイトでは可変翼を持ったF-14がF-15を上回っていました。
  しかし、日本は、当時世界最高の上昇能力を持つF-15の方が、スクランブルなどに必要な性能だと判断したのでしょう。
  また、函館空港強行着陸したMig-25の性能が影響したことも皆無では無かったと思います。

3.F-16は、単発であるということから広く海に囲まれた日本には不適だと判断したのでしょう。
  また、本来は低高度から中高度の防衛と地上攻撃を担うF-16は、要撃機としては役不足でしょうし、高々度の防衛を担うF-15と併用(ハイローミックス)により、その能力を発揮するものです。
  特に、先のMig-25のことを考えれば対象外でったのでしょう。

領空侵犯機をレーダーサイトが発見する。
戦闘機がスクランブル発進する。
高出力のエンジンにものを言わせ、グングンと高々度まで上昇する。
そして、速やかに領空侵犯機を捕らえる。
あるいは、逃げる領空侵犯機に確実に追従していく・・・。
そんな使い方を考えれば、自然とF-15に決まったような気がします。
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F-16の落選理由について簡単に説明します。


日本がF-14,15,16で選定をしていた時期は、
F-16は初期型で今日のF-16より性能が低い点がありました。

1.夜間戦闘能力が無く、夜間の領空侵犯機に対処できない
2.短射程ミサイルしか搭載できず、中距離ミサイルを持った
 領空侵犯機に一方的に撃破される恐れがあった。
3.上記欠点を改良した日本向け特別仕様の提案があったが、
 改良作業が遅れた場合F-104の退役に間に合わない恐れがあった

F-15の性能を過剰とお考えのようですが、
領空侵犯した爆撃機が都市を攻撃する位置に侵入するのを防ぐためには、
少しでも早く領空侵犯機の進路をふさぐ位置に移動しなければなりません。
遠くまで速く飛べれば、都市から遠い海上で迎え撃つ事も、
後から飛び立った戦闘機を迎撃に間に合わせる事もできます。
そういった点で、F-15は良くできた戦闘機です。
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F-15は 過去に何処の戦場でも撃墜された事の無い名機ですよ?



F-4も名機でしたが、ベトナム戦争当時の機体なので いくら改修しても 古くなってしまいましたので
その代役としては この程度のクラスが必要でしょう。


たしかに F-15は5000kmもの航続力を持ち 中国などへも飛行可能ですが
わざわざ 増タンクや空中給油機構を取り外していますので、
問題ありませんよ?
(まあ、2~3日で 再取り付けできますが・・・)
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>役割的にはF-14の方がいい気もするんですが・・・


特に変わらないですよ。No.5の方の回答で述べられていることは正しいですし、制空権を確保したらそれを維持するのも戦闘機の仕事です。

>役割的にはF-14の方がいい気もするんですが・・・
・海軍機と空軍機では規格が異なる部分があり、整備する側に余計な負担がかかる。
※空自は米空軍規格に準拠
※F-4は米空軍規格のものをライセンス生産
・当時のF-14はエンジン(TF-30)の信頼性が低い。
という、整備面の問題に加え、
・乗員が多いので人件費が余分にかかる。
・可変翼や複雑な電子機器など、取得やメンテナンスにかかる費用が非常に高い。
とまあ、当時のアメリカ議会からも「高 す ぎ る よ」と価格を問題視するレポートを提出された程の機体です(当時は冷戦真っ只中にもかかわらず)。性能に関してはF-15の対抗馬になるなど、文句無しに高かったんですが、やはり予算や人員の面でF-15に分がありました。

>また、F-16でもいい気がします。
性能がF-15よりも決定的に低い(航続距離が短い、電子機器が貧弱、レーダー等の探知能力が低い)ので、同じ防空能力を手に入れるには多くの機数(それこそ何倍も)を整備しないといけません。その場合、当然ながら多くのパイロットと整備員と施設と補給品が必要になります。その値段は戦闘機の数で決まりますので、結果として運用するための費用が跳ね上がり、費用対効果がかえって悪くなることもあるのです。
そんなわけで、使える施設や人員に余裕のない空自には適してません。F-2への改造を行うときも技術習得のほかに「1機あたりの能力上げないと使えない」という理由があったりします。

>また、F-15と同世代(?)の機体はなく、統一されています。
同じ仕事をするのに異なる機種を導入するのは整備や補給が複雑になるので大いに無駄が出ます。政治的な理由で異なる機種を導入する国もありますけど、日本にはそんなことする理由がありません。
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防空=自衛。

制空=侵略。と言う図式で理解しているようですが、この認識は誤りです。制空任務とは、敵国の領土上空に侵攻する事を必ずしも意味しません。
敵軍に奪取された自国領土の上空から敵航空兵力を排除する活動も制空任務であり、防衛戦争と雖もこのような作戦行動を想定する事は軍事の常識です。敵が上陸する前の洋上阻止作戦が100パーセント成功すれば理想的ですが、現実はそう都合良くは進みません。一度敵に奪取された地域を奪還する為には機動力のある制空戦闘機によってある程度の時間敵の支配地域上空を制圧する作戦が不可欠であり、このような任務の為には制空戦闘機の存在が不可欠です。地対空ミサイルは機動力に劣り、固定的な拠点の防空には向きますが、積極的な侵攻制圧作戦には向かないからです。

例えば、日本の領土である離島の一つに某国の軍隊が襲来し、占領したとします。その際、我が国としては自衛権を行使してこの離島を奪還する必要がある訳ですが、この時、島に奪還の為の陸上部隊を上陸させる為には、予め島の上空で活動する敵戦闘機を排除する必要が生じます。すでにそこに居座っている敵を排除するのですから、この場合その空域にこちらから侵入する必要がある訳で、この任務に必要なのが制空戦闘機である訳です。
このように、専守防衛と制空戦闘機は、何等矛盾するものではありません。
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>航空自衛隊の保有戦力(戦力以外にいいようが無いので)についてです。


その認識で間違いないと思います。海外諸国でも戦力として分類されていますし。

>F-15の分類は制空戦闘機、仕事としては敵国に攻め込んで制空権を確保する侵攻機です。
>思いっきり違憲のような気もします。
自衛隊に限らず、世界的に防衛戦において自国の領空で戦闘が行われる状態ではその時点で形勢はかなり苦しいものになっています。
わが国のF15に求められる制空能力とは、侵攻してくる敵機を空対地ミサイルの射程外で阻止することです。
米国の最近のF15は、搭載燃料を多くしてエンジンも強力な発展型となり、翼に爆弾をより多く積めるような構造にしたいわゆるストライクイーグルが主力です。もちろん爆撃照準装置などアビオニクスも大幅に強化されていますが、日本のF15はそういうタイプでなく制空専門と言って良いと思います。
もちろん敵地まで侵攻するだけの能力は持っていますが、それで先手をうって敵地に侵攻していくだけの機数はありませんし、またタンカーの数も足りません。現実的に侵攻させるのに使用することは無理です。

>役割的にはF-14の方がいい気もするんですが・・・
>これは艦載機だということではじかれたのだと、勝手に納得しています。
日本でF15が採用されたのは、F14のコストと整備し維持していく為のコストが大幅に高かったからです。
さすがの米国でも歓待防空専門で維持費が高かったので退役がすすんでいます。

>また、F-16でもいい気がします。
F16は戦闘攻撃機に分類されます。一昔前までは戦闘爆撃機とも分類されてました。
日本も使っているF4も戦闘爆撃機ですよ(但し余分なお金をかけて能力を省いていますが)

質問者様がおっしゃっている侵攻をする気なら、F16(日本ではF2)
に爆弾や対地(艦)ミサイルを積み、F15に護衛を勤めさせることになりますが…どこを相手にするにしても数がありません。

日本の防衛に限っても、現在の日本には正式な交戦規定がありませんので、迎撃にF15が向っても最初の機体は昔の特攻隊のように死ぬことが事実上求められています。
これは空だけではないのですけどね…すばらしい平和憲法です。

そろそろ日本の防衛に関して根本的な議論が必要なのですが、防衛論議などすぐに政局化されてしまいますので困難です。
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> F-15の分類は制空戦闘機、仕事としては敵国に攻め込んで制空権を確保する侵攻機です。



憲法違反かどうかは難しい問題ですしパスしますが、そもそも専守防衛というのは本土・領海内での決戦を前提とした防衛思想です。相手が攻撃してくるまで、こちらからは攻撃できないのだから当然ですが。
どういうわけか、護憲の人はその現実から目を背けていますが。

そのため、一端戦争が起これば確実に自国内で日本人が多数殺される事態が発生しますが、憲法がある以上、その犠牲は避けられません。敵国が、敵国であることを証明するだけに何人もの日本人の命を犠牲にしなければなりません。まさに無駄な犠牲といえます。

国としてはその人数くらいは最小限に食い止める必要があります。そのため、どうしても仮想敵国よりも高い能力を有する兵器を持たなければなりません。ぎりぎりの妥協点という奴です。本当なら、敵地を攻撃できるミサイルも組み合わせておけば良いのですが、憲法の制約上、相手の国土は攻撃してはいけないので、相手は悠々と日本人を殺すために物資を前線に送れます。しかし、日本はそれを指をくわえてみているしかありません。そして、また日本人が大量に殺されます。その事態を少しでも防ぐためには、制空権くらいは確保する必要があります。そうすれば、少しくらいは補給の邪魔が出来るので。

また、日本人の死者数を少しでも減らすためには、質で数を押せる状況を作り上げる必要があります。防衛予算もGDP比1%超えたら駄目なんて変な制約がありますので、コストパフォーマンスも考慮される必要があります。そして、そのためには相手を圧倒する制空権保持能力が必要です。

その事情から、F-15が選ばれたのでしょう。

国内の、現実から目を背けるしかない無能達がいなければ、もっと自国内で安い兵器を開発したり、アメリカとも距離を取って独自の防衛政策をとれたり、色んな国と防衛協定結んで、もっとコストの安い兵器(ロシア産とか)を購入できるんですがね。

> また、F-16でもいい気がします。
F-16ではありませんが、日本はF-16をベースにF-2を開発しています。海に囲まれた日本の地理を考慮に入れ、対艦能力を上げる方向で開発されました。対艦能力だけなら世界最強と言われています。補足までに。
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第一に老朽化、陳腐化が進んだ F-4のリプレースが目的でした。



F-14は高価過ぎて無理
F-15に統一されたのはライセンス製造を含めてコストを抑えられるから
F-16にならなかったのは、当時の航空自衛隊は双発エンジンを重視していたからと聞いたことがあります。
 ※そんなわけで F-2の母体が F-16になったのは驚きでしたよ

>仕事としては敵国に攻め込んで制空権を確保する侵攻機です。
>思いっきり違憲のような気もします。
そうなんです。
そのためアビオニクスやら何やらソフトを大幅に入れ替えています。
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F16はエンジンが単発機なので採用されません。

次期主力はF22ですが今年は売ってくれないそうです。
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