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国民の、苗字と名前が分かれていない国なんてあるんでしょうか。

(苗字)鈴木(名前)一郎
ではなく
鈴木一郎で名前みたいなの。

A 回答 (3件)

知人にインドネシア人がいますが,何と言うか,「名前」しかないですね.苗字がないんです(苗字のある人もいます).



本人に「不便じゃないの?」って聞いたところ,同姓同名(?)は案外少ないから大丈夫だそうです.たまたま同じ名前の人がいると,「○○(地名)の誰々」という呼び方をするって言ってました.
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ミャンマー(ビルマ)もたしかそうだったはず。


「アウンサンスーチー」さんはこれ全体で一つの「名」です。
したがって,「アウンサン・スーチー」と分けないほうがいいそうです。(「スーチーさん」は一種のニックネームとして許されるようです。)
しいて分けるなら,アウン・サン・スー・チーとなりますが,別にどこが「苗字」でどこが「名前」というわけではありません。
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時代を溯れば世界の殆んどの民族は苗字をもっていなかったといわれます。

人間が小さなグループに分かれて殆んど孤立して住んでいた時は名前だけで十分個人の識別が可能だったからです。

江戸時代、庶民は苗字がなかった、いや持っていたが幕府の政策で使えなかったという議論があります。私は後者だと思います。長い間に苗字を失った人びとが明治維新後、今度は新政府の方針で苗字を名乗る(探す)ようになったのが、庶民は苗字を持っていなかったという俗説の元になったものと考えます。

現在でも世界には苗字の習慣のない国、民族が多数いる筈ですが、一部だけ上げれば、アイスランド、モンゴル、エチオピア、アラブ諸国、アメリカインディアンなどがあります。

苗字の無い国或いは無かった時代の個人の識別は次のような方法で行なわれました。

1)父親の名前
2)住む場所の地名
3)職業
4)その他(あだ名、身体的特徴、伝説、など)

1)のケース:サダム(本人の名前)フセイン(父親の名前)と言われ、本来サダムで知られるべきなのに欧米人がフセインを苗字として理解したためフセインで世界に知られるようになったとようです。父親の名前を名乗った民族が多かった証拠のひとつとして欧米語に名前の前か後に「~の息子」という意味の言葉が残っていることです。Mc(マック)
von(フォン又はボン)Ben(ベン)son(ソン)など。
2)のケース:日本の苗字に多い命名法です。深野庄に住んでいたから深野といった例です。当初は「どこどこノ」と名乗っていたが後にノが脱落しています。欧米でもラテン系の国では前置詞 DE を使い出身地或いは領地を表し、それが苗字となっています。例。 De Gaulle(ド・ゴール)
3)のケース:Carpenter(大工)、Baker(パン屋)Mason(石工)などが有名。
4)のケース:あだ名から生まれた苗字:White,Black,Youngなど。アメリカインディアンは生まれたときの自然現象や若いときの偉業などを名前に付け加えて識別する習慣があったようです。

スペイン系の人びとは苗字を二つ持っています。
名前+父方の苗字+母方の苗字です。日常の名乗は父方の苗字です。この習慣を知らない人は一般の欧米式名前+苗字の習慣から最後の母方の名前を呼び本人から注意を受けます。
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