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映画フィクサー(1968年製作の分です)見た人、いますか?
よろしければ感想をお聞かせください。
実は40年ほど前、海外で見て感動した映画なんですが、私が暮らしていた国では「キエフの男」という題名でした。その題名では誰も知らないのでたぶん日本では上映されなかったかまたは別の題名だったのだろうと思っておりました。それがパソコンで検索したところ日本ではフィクサーという題名だったことがわかりました。ユダヤ人迫害の映画です。無実の殺人罪で投獄されたユダヤ人が無罪を勝ち取るまでが描かれています。

A 回答 (3件)

 おはようございます。


 もう30年以上前でしたがテレビで放映されたのを、なんとなく見始めたのを覚えています。NHKだとするとかなり制作と放送時期の間隔が短いので、民放だったのかもしれません。
 見始めたのは、当時きょうだいからこの作品の題を聞いていて、観る価値があることを感じていたからです。結果として忘れられない映画の一つになりました(ただし今では内容をほとんど覚えていません。主人公は配管工でしたよね)。

 さて、これを映画データ・ベースで調べてみると、面白いことが判ります。
http://www.imdb.com/title/tt0062977/releaseinfo# …
上が各国での公開題名の一部(情報が集まらないため抜けている国がかなりあります)ですが、アメリカ以外で「フィクサー」に相当する題を用いたのはスウェーデンのみです。日本の場合これを配給したMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー。ライオンが吼えるカンパニー・タイトルのところ)が原題のまま公開したものでしょう。
 それ以外はロマンス語圏、ゲルマン語圏を始め、世界的に「キエフの男」だったようです。

 原作は“The fixer”ですから、各国の映画会社が「キエフの男」の方が判り易いと判断したのかもしれません。制作会社や脚本家、監督からの提案があったのかもしれません。
http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/webcatplus/det …
 残念ながら現在では映像ソフトが無いようです。或いはかつて日本では発売されたことが無かった可能性もあります。
 私ももう一度観てみたいです。アメリカ映画の良心が感じられる作品でした(脚本はあのダルトン・トランボですし)。
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この回答へのお礼

>それ以外はロマンス語圏、ゲルマン語圏を始め、世界的に「キエフの男」だったようです。

そうでしたか。修理屋よりキエフの男のほうが良いと思います。あの役には別に修理屋である必要はないし、修理屋であったのはほんの最初だけであとはずーっと囚われの身なんですから。彼は正義を求める不屈の男に変身しますが、修理屋稼業と不屈の男がマッチしません。

>残念ながら現在では映像ソフトが無いようです。或いはかつて日本では発売されたことが無かった可能性もあります。

そうですか。それは残念です。今日あたりヒマだからビデオ屋に問い合わせてみようかと思ってました。じゃあ、ビデオもDVDも存在しないんですね。しかしまあ、40年前の映画のことを聞いてもちゃんと覚えていて共感してくださる人と話しあえるなんて、便利なサイトですねえ。文明の利器に感謝します。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/23 10:24

こんにちは。


ちょっとあらすじを調べて思い出しました。確か高校生時代に見た記憶があります。女性が誘惑するのですが断られて仕返しに無実の罪をかぶる、というのを覚えております。ユダヤ人差別の暗い映画でしたね。
当時はアラン・ベイツ、エリザベス・ハートマン、ダーク・ボガートが出演する映画が結構ありましたね。アラン・ベイツは「まぼろしの市街戦」という映画でも鮮明に覚えております。
確か当時はベトナム戦争反対運動やヒッピーが出だしたころで、反戦的・体制批判的な映画もよくあったような・・よく下校後に喫茶店などでいろいろ論議したものです。
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この回答へのお礼

>ユダヤ人差別の暗い映画でしたね。

そうなんです。最初からずーっと暗い映画でした。
最後にキエフの高等裁判所に着いて護送車から出されたとき、画面が一瞬真っ白になるんです。それが次第に見えてきて裁判所前で待ち構えていた支援者たちの顔になります。その人たちの拍手を浴びながら裁判所の階段を一歩一歩上がって行きます。感動的でした。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/22 10:22

アラン・ベイツ主演のなら見た記憶がありますが、


ストーリーまでは細かく覚えていません。
帝政ロシアの時代で、政府が貧困などの理由をユダヤ人に向けさせていたような記憶があります。
確か味方になってくれた警察官?が殺されたような記憶もあります。
フュー・グリフィスが出ていた記憶もあります。
アラン・ベイツの奥さん役でキャロル・ホワイトも出ていたような。
警察官?役がダーク・ボガードだったような…。
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この回答へのお礼

>アラン・ベイツ主演のなら見た記憶がありますが、

アラン・ベイツ主演の映画です。

>帝政ロシアの時代で、政府が貧困などの理由をユダヤ人に向けさせていたような記憶があります。

そうです。

>確か味方になってくれた警察官?が殺されたような記憶もあります。

パソコンで調べたら調査官となっていました。

>フュー・グリフィスが出ていた記憶もあります。

主役が助けてあげたお年寄りの役でした。

>アラン・ベイツの奥さん役でキャロル・ホワイトも出ていたような。

そうでした。あのときキャロル・ホワイトが刑務所にいる元夫と面会するのですが、印象に残っているのは、元妻が”I can’t”と言うのですが、キャントではなくカーントと発音しました。そして泣く元妻に主役が「なぜ泣くんだ」と聞くと”Crying is crying”と答えるのです。外国語(ポルトガル語の字幕)がよくわからないので二回見てわかりました。最後の場面が感動的だったのでまだ覚えているのですが、
”Yacob Ivanovitch Bok,Jew, Innocent man and also our friend”という裁判官の判決の声がキエフ高等裁判所の画面に流れて終わるんです。感動しました。懐かしいです。遠い思い出の映画です。

お礼日時:2010/10/22 10:15

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