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人は、広いところでは、足の幅と同じくらいの幅があれば、その上をすんなり歩けるのに、なぜ、塀の上のような、高くて、狭い(とはいっても、足の幅以上はある)ところでは、ふらついてしまうのでしょうか?
恐いから以外に何か理由があるのでしょうか?

ばかげた質問だとはおもうのですが、どうしてもきになるので回答よろしくお願いしますm(__)m

A 回答 (2件)

人間生理学のカテゴリーになります。



たとえばたたみのヘリを歩けといわれたら、だれでも平気に歩けます。
道路の白線の上を歩けといわれたらだれでも歩けます。

それはそこからはみ出しても怪我もしなければ痛くもかゆくも無いから
脳が無意識に「しくじっても安全」と警戒信号を出さないのです。

じゃあ畳のヘリや白線より太い鉄骨を地上300mで歩けといわれたらどうでしょう。
落ちれば「死にます」よね。
脳は、「落ちないように」体に極度の緊張をさせ、細心の注意を払うように命令します。
筋肉は動かなくなると硬直し体に熱を作るため「振え」を起こします。これが「ふらつく」原因です。
さらに緊張により血流は多くなり、熱量が上がりオーバーヒート状態になります。
熱暴走するコンピュータのように、目もかすみ、喉も渇き、汗も出て普通の状態じゃいられません。

ではこの状態に「命綱」をつけても良いとしましょう。
落ちたとしても、7割以上死にません
そうすると、脳は多少緊張状態を解除するのです。先ほどよりは軽やかに動けるようになるでしょう

昔東京タワーを作ったとび職さんは、命綱なしで鉄骨を渡り歩いてました。
地上200mを有に超えるタワーの上でです。
そういう人たちの脳は、たかだか200mくらいのところでは、殆ど緊張もせず
逆に作業がしやすくなるよう、脳は緊張させる信号を殆ど出しません。
それは緊張してガチガチになるほうが、「命の危険がある」と無意識に判断しているからです。

ただし、ニッカポッカの裾の触感には細心の注意を向けています
下を殆ど見ない職人さんたちは、ズボンの裾の感覚でボルトの出っ張りや
障害物があることを察知するのです。
ですから、電気技師や高所作業の人たちのズボンはすそが広いつくりになっています。
一昔前のヤンキーがかっこつけにはいてたボンタンズボンは、それのインスパイヤー品です。

その事を知ってたので、あほなヤンキーに
「おまえはドカタのアルバイトか?今日はどこの現場いくん?」といって
何度か喧嘩を吹っかけた覚えがあります。
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体操選手を始め、「平衡感覚」の優劣はもちろんですが、実は質問にある「広いところでは、足の幅と同じくらいの幅があれば、その上をすんなり歩けるのに」というのも違うんです。



機会があれば体育館の赤や青、白いコートのラインが床に引いてありますが、あの上を歩いてみてください。
あるいは広いグラウンドなど平らな地面に木の枝で線を引き、それを踏むように歩いてみて欲しいのですが、なかなかまっすぐ歩ける物ではないのです。結構失敗します。
でなければ下が平らな分、足の幅以上のスペースまではみ出して踏ん張れるだけです。

体育館でも地面でも、バランスを崩した場合にも一歩脇に踏みだせば転んだり転落する心配はない場所ですので平気でやり始められるし不安もないですが、平均台や塀の上などではこれが即転倒や転落の不安につながります。

安心な場所では大胆に、失敗しても平気なだけで、平衡感覚の鈍い人にとってはできない物はできません。

この低いところならできるのに高いところではできないのは、同じくバランスを崩し上手にできないにしても平気か怖いかの違いであって、高いところでも同じなのが、その失敗を恐れるがために慎重になって一歩が大胆に前に出せない、ということかと思います。

平気で失敗できるか、したくないかの気持ちの問題。
平衡感覚など能力が変わる物ではありません。

まっすぐ直立で立っていられる人も、崖っぷちやビルの屋上の端っこで同じくできるかといえば、能力は変わらないのに「失敗=転落」が怖いからですよね?

怖い以外に何か理由が?ではなく、怖いからです。
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