
今年の夏に一戸建てを新築する予定で、契約手続きを進めている者です。外壁のデザインを決める中で頭を悩ませている今日この頃なのですが。住宅メーカーからカタログを渡され、契約見積書と比較している中でのことです。
渡されたカタログは2003年5月現在の価格表でした。ところがインターネットで調べたところ、最近(12月1日)になって同じ商品の価格(定価)が安くなっていたのです。と言うことは(素人考えですが)当然住宅メーカを通じての仕入値も同じ割合で安くなるような気がするのですが、いかがなものでしょうか?
住宅メーカーにも問い合わせてみたのですが、それは無理だという回答でした。ギリギリの予算の中、少しでも切りつめていきたいと思っています。やはり、どうやっても無理なのでしょうか?
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>私たち(消費者)にとってのカタログなのではないのですか?
そこが問題です。カタログはあくまで何を使うのかを選んでもらうために存在するだけなのです。(消費者にとっては)
>単なるデザイン選びのサンプルならば何故m単位までの単価が記載されているのでしょうか。
相対的な価格の違いをわかってもらうためだけです。
つまりこの外壁はこの外壁の2倍の値段がするというように。
お気持ちはよくわかります。しかし、この不透明な価格体系というのは実はご質問者が契約しようとしている住宅メーカだけの問題だけではありません。業界全体の問題となっています。
私はその業界の人間ではないのですが、実はこの日本の住宅や業界の現状を憂い、何とかしたいと考えている建築家のネットに参加しています。そこでは、いろんな話が出てきていますね。
もっと透明性を確保すべきだ!部材価格を公表すべきだという意見が出ています。
実のところたとえば設計事務所の建築家でさえ実際の部材の価格はわからないのです。これは工務店やメーカの中に深く閉ざされています。
最近そのような不透明な部材価格をもっとオープンにして、手間賃(工賃)などときちっと分離して明朗な会計にしていくべきだという動きも出てきていますが、まだその動きも始まったばかりですね。
上記のような結果、本当にその値段の価値のある製品なのか、それとも大きく利益マージンや営業経費を載せられているのかどうかなどは、本当のところはわからないというのが現状です。
なお、そういう不透明なことを避けるために、最近では建築家に設計してもらい、更に発注は工務店一任ではなく、各工事ごとに業者に直接施主が発注するというCM(コンストラクションマネージメント)方式というのも出てきていて、そういうように立てた人たちも現れています。ただ、これを行うには経験のある建築家と施主自身も基本的な知識を必要とし、また施主もお任せではなくて多大な時間を割く必要があります。
以上が業界の現状であり、一応改善しようという動きも一部では出てきている、あるいは施主によっては透明性確保のために自ら努力しているという話でした。
ご参考になれば幸いです。
では。
大変興味深く読ませていただきました。当然のことながら建築業界のことなど、私のような一消費者(一生にたぶん一度限り足を突っ込むだけ)にとっては、別世界のことかもしれませんが、実はそうでもなさそうな気がしてきました。金額が金額だけに(悲しいかな)一人の人生が場合によってはひっくり返ってしまいそうな話ですよね。私ばかりではないでしょうけれど、家を建てると言うことは、ある意味“命かける”くらいの覚悟は必要でしょう。そりゃ札束捨てるくらいのお金持ちは別でしょうけれど、実際そんな人はわずかではないでしょうか。(いや、僅かであって欲しい!)
「バブルがどーのーこーの」という話もあるけれど、とにかく「正直に生きているヤツが損をすることはやはり理に叶っていない」と思うのです!
mickjey2さん、是非“ガラス張りの業界”を目指してご活躍して下さい。主婦が毎日大根1本をドキドキしてスーパーで買っている人はいない。(確かに高ければ買わないのも事実ですが・・・)年末になって野菜の値段が高くなることは誰もが知っているしだれもがわかりやすい理屈です。何とか部材の値段もそのようにならないものでしょうか。
ちなみに前述のネットのアドレスを教えていただきたいのですが。
No.6
- 回答日時:
住宅メーカーからの見積もり基準は「積算価格」という消費者から見ると「管理費込みの定価ベース」を基準に作られます。
いわばそのメーカーがとる利益と管理費も含んでしまっている為に消費者にとってはそれが適正かどうかの判断が出来にくいことになります。
ハウスメーカーが大きくなるとそれだけの管理費も必要になってくる為にその分だけ上乗せされることは避けられないでしょう。
例え、材料の原価が多少下がったとしても、工事手間代、社員の人件費、搬入コスト、等で消えてしまう事も考えられます。
価格的には多少の自由が利く街場の工務店を使うか、信用の置ける大手のハウスメーカーを使うか、の問題ですが、はっきり言って大手は管理コストが大きくなる、但し最近は20年保証も出てきています。信用第一の為長期のアフターメンテナンスは重視されます。
家は大きな買い物です、それだけに大きな保証を第一に考えたいものですが、ここ数年の建築資材の変わり様は驚くものがあります。いいものが安く・・・も事実です。
知れば知るほど複雑な気持ちになってしまうと言うのが正直なところです。そういうものなんだと割り切るにはどうしても時間がかかりそうです。ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
いやいや、初めにわたしは素人と述べたように、その業界に働いているわけではありません。
(とはいえ全く関係ない業界でも無いのですが)>前述のネットのアドレス
間際らしくてすいません。インターネットの意味ではなく、人のつながりの意味です。
直接合ったりして話をしたり、住宅価格を透明化しようと言う新しい住宅コンセプトを作ろうとしている人たちの人のつながりの意味でネットという言葉を使いました。
ただ、もしご興味があれば、わたしのつながりの話だけではなく、インターネットでCMについて調べると山のように出てきますよ。
最近建築事務所などを中心にだいぶ試みが始まっています。
「建築知識」2004年1月号にもCM(コンストラクションマネージメント)で行って部材費や人件費を明らかにすることの試みの記事が載っていました。
わたしの知人でもCMの出来る建築事務所で設計・監修してもらい家を建てた人もいます。
HPで建築事務所のなかでCMをやっている所を探してみると良いと思います。
では。
「CM」で検索していくつかじっくり読ませてもらいました。どの世界も同じような構造になっているのかな~?誰もがおかしいと思っていながら旧態依然の体質がなかなか変わらないという現実は、どこかで聞いたことがあります!!!。人間同士お互いが納得し合って生活できる世の中は本当にくるのでしょうか?ちょっと悲しくなる中でその事象に立ち向かおうとしている人たち(mickjey2さんを含めて)がいらっしゃることに心から敬意を表します。さて私は何ができるのだろうか?自分のことで日々精一杯の弱い私は・・・。いろいろ考える機会を与えて下さってありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
住宅の見積書がどう書いてあるかによりますね。
(1) 外壁材の定価が記載され、さらにいくらかの値引きをして準材料費。
(2) 釘をはじめとする小物・消耗品費。
(3) 職人の手間賃。
(4) 道具・機械の償却費、交通費ほか諸経費。
外壁工事について、上記のように細分して書かれた見積書なら、(1)の定価の低下に相応する値下げを要求できるでしょう。しかし、実際の見積書は、単位面積あたりの、「材料と工賃込みの価格」が記入され、所用面積を掛け算しているだけではありませんか。元もと見積書に商品の定価が記入されていない以上、定価のわずかな変動は影響を受けないと言えます。
逆の場合もあり得ますね。契約印を押す寸前に、「定価が上がりました」と言われたら、あなたは素直に値上げに応じますか。
>無い金(?)叩いてがんばろうとしている中できちっと納得のいく説明を求めたくはなりませんか…
そのお気持ちは間違っていません。前述のような細かい見積書を出す業者とお付き合いするのも、一法かと思います。
結局「よく分からないんだ」と言うことがよく分かり巻いた。メーカーさんも大工さんも建築家さん(?)も大変なんだと言うことも分かりました。みんながんばって生きているんでしょう。(ちょっとオーバーかな??)
見積もりの明細は確かに細かく記されています。施主者として、消費者としてわがままにがんばって、マイホームを完成させる所存であります!!!ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
>当然住宅メーカを通じての仕入値も同じ割合で安くなるような気がするのですが、いかがなものでしょうか?
そうは思いません。定価の7掛けが8掛けになることだと思います。
>私たち(消費者)にとってのカタログなのではないのですか?
例えば大工さんが専門外の外壁や瓦を選ぶためにも使うことの方がはるかに多いでしょう。それ向けに作られていて、必ずしも消費者向けじゃないと思います。
こんな回答では納得できないでしょうが現実だと思います。
最後にアドバイスを一つ、部材にいくらこだわっても施工で手を抜かれたら終わりです。建築方法をある程度勉強して、足繁く現場に通いましょう。
値札に100円て書いてあったら疑いもなく100円払う消費者が問題なのでしょうか?なんだか分からなくなってしまいます。価値観の問題なのかな・・・。言い値というのもありますが・・・。でもやっぱりカタログ渡されたんだから一応そのカタログの値段はウソではないですよね。・・・。
3行アドバイス肝に銘じてこの後、損しないようにがんばります。ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
建築業者の仕入れ値がどうなっているのかはわかりませんので、なんとも答えようがありません。
当然のことですが、この世界では定価では売買しませんので、定価はあって無いようなものです。
そして、部材メーカーはときどき実態とかけ離れてくると定価を修正します。(それ以外にもありますが)
つまり、単に実態に近い表示にしただけで、仕入れ値を変更したとは限らないのです。
更に言えば定価の改定で建築業者への仕入れ値が変わるということが実際どれだけあるかは疑問です。
特に一括で請け負う住宅メーカの建物であれば、その中のコスト内訳がどうなっているのか、利益がどこに計上されているのかはまったくわからないような仕組みになっています。
なので、そういう値引き作戦は通用しないと思いますよ。
早々のご回答心より感謝します。敢えて“ど素人”と銘打った上で!私たち(消費者)にとってのカタログなのではないのですか?単なるデザイン選びのサンプルならば何故m単位までの単価が記載されているのでしょうか。もちろん住宅メーカーの担当の方も説明はしてくれたのですが、どうも「あんたらみたいな素人には理解できないだろうよ!」(ちょっと口調がオーバーですが)みたいなことを言われても、こっちは無い金(?)叩いてがんばろうとしている中できちっと納得のいく説明を求めたくはなりませんか。裏はどうなっているのかは分かりませんが、信用問題につながるような気がしてなりません。(せっかくアドバイスして下さったのに、愚痴ってしまってすいません!)
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