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米軍の輸送機を新型のMV22オスプレイにすることについて、仲井真沖縄県知事が「危険なものを強行して押し込んでくるなら、全基地の即時閉鎖という動きにでる」というような発言をしたそうですが、そこで2つの疑問があり、質問させていただきます。

1.
このMV22オスプレイは、モロッコとフロリダで事故が発生したとのことですが、普天間飛行場に現在配備されている旧型の輸送機CH46に比べて、そんなに事故率が高い輸送機なのですか。両機を比較した具体的な事故率というか危険度のデータはあるのでしょうか。あればどうなっていますか。

2.
MV22オスプレイが配備されたとして、全基地を即時閉鎖する権限が沖縄県知事にあるのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 海兵隊での比較ですが、10万飛行時間当たりの事故発生率は、オスプレイは1.93、CH-46は1.11です。


 (なお、フロリダの事故は空軍型のCV-22で若干仕様が異なるのと、空軍がCH-46を使用していないので比較データが取りにくい。)
  http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-06-14 …

 まあ、CH-46は、古い機体なので故障要因の洗い出しが終わり、整備も熟練しているでしょうから事故が起りにくいのも当然なのですが…。

 ただ、そろそろ老朽化が原因で事故が発生しやすくなると指摘されていますが…。
 (事故の発生は、採用当初に多数発生した後に、徐々に少なくなり、退役直前に再度多発すると言うU字型の曲線を描く。)


 なお、オスプレイの倍以上の事故を発生させるAV-8B(ハリアーII)が岩国に配備されていたりします。
 事故が起って危険だからと言って、拒否する権限は日本には有りません。

 まあ、そもそも米軍には核兵器(非核三原則)とかでなければ、日本側に配備する兵器の種類を通告したり、日本側の了承を得る義務がありませんが。
 (配備する事を正式に決定した「接受国通報」を既に日本側は受け取っていますし、確か配備機は6/30日に米本土から船出していた筈です…。)
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1.だけお答えします。


 最近の沖縄タイムスの記事によると、MV22オスプレイによる総額200万ドル以上の被害もしくは死亡などクラスAの重大事故発生率について、今回の墜落事故を入れると10万飛行時間当たり1.93(それまでは1.12)になったとのこと。配備間もないわけだから1件重大事故が起こると数字は跳ね上がるのは当然なのだが、この跳ね上がった数字を海兵隊の現用機で見てみると、

 CH-46 1.11
 CH-53E 2.35
 CH-53D 4.51
 AV8-B 6.76
 海兵隊平均 2.45

 この数字を見る限り、普通なら「なんだオスプレイは上から2番目に安全で、平均よりは事故率は下なんだ」ということになるような気がします。少なくとも「危険だ」と騒ぐのなら、2倍3倍の事故率のCH-53DやAV8-Bをほうっておくのは筋が通らない、と思います。
 沖縄の知事さんはじめ、皆さんが何をもって「危険」と主張されているのか、私にはその根拠がわかりません。
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