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千葉県の鋸山は名前の通り、むき出しの岩壁がぎざぎざと連なっています。

江戸時代から明治に掛けてたくさんの岩を切り出した関係で、
さらにギザギザが増え、鋸山と名前が付いたと考えられるようですが・・・

誰がいつ、どういった理由で、どのように、こんなに手間のかかることを行ったのでしょうか。
石の切り出し方や、経緯、歴史について、ご存知の方がいたら、教えてください。

どんな小さなことでも、お待ちしてます!
遠くからも目立つ景観で、見どころも多く、ハイキングにもとても気持ち良い山です。

↓教えてgooで検索し、少し分かりましたが
まだまだ詳しく知りたいので質問しました
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5282131.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/641993.html

気長にお待ちしています。

A 回答 (2件)

こんにちは。



鋸山329.4mと思えない山だと感じます。
車で千葉方面から南下する国道127号線を走って鋸南町に入ってからトンネルを抜けると
突然目の前に現れる露出した岩肌の連なり。圧倒的な景観ですよね。わたしも大好きです。

鋸山という山の名前は岩が切り出される前からついていたものと思われます。
登頂部分に露出した岩肌が既に見えていて、岩を削り出す前からギザギザに連なっている景観だった為
鋸山と名付けられていたそうです。
鋸南という鋸の1文字が入っているところからも既に鋸の様子に見える山だったのではないでしょうか。

鋸山の南側には日本寺という神亀2年(725年)6月8日に開山した由緒あるお寺があり、
岩を切り出したのは江戸時代に入ってからという史実からも既に鋸の様な景観だったと考えて良さそうです。

鋸山北側の岩肌一面に人が彫ったような線や直角に掘り出された後がたくさん残っていますが
まぎれもなく砕石した跡です。

正岡子規がこの地を訪れたとき、岩を掘り出す作業の人の多さに、
100年後には無くなってしまう山だという言葉を残しています。

また江戸時代は人が直接つるはしを岩に差して手彫りしていたので深い線がたくさん残っています。
これが頂上付近。
下に行く程彫り込んだ線は浅くなって行きます。これは機械で彫った為です。

そのことから上から下に掘り下げて採石されていたことが解ります。
見上げるとあんなに上の方まで人が彫った後が~と思いますが、
実は上からどんどん下へ掘り下げてゆく露天掘りという技法の跡です。
また海にも近い為掘り出した後の運搬に便利だったようです。
主に横須賀湾の開発に利用されていたそうです。

また岩の材質は最も質が良かった岩は山頂部、地獄覗きと呼ばれる場所の当たりだったそうです。
その後、震災等で鋸山の岩で採掘され使われた建設物が崩落したことから柔らかく加工しやすい
岩より丈夫な岩へと使用される岩の主流が変わり使われなくなっていきました。

昭和の始め頃までは細々と採石されていたようです。
90%が採石に携わっていたという岩の町もこのようにしてだんだんと人が離れていった背景があります。

そんな1000年前から続く歴史を想像しながらのハイキングも素敵ですよね。
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この回答へのお礼

nuancierさん こんばんは。

ご回答ありがとうございます。
nuancierさんも、とっても鋸山が好きなのですね。

ひとつひとつ事実を突き止めていくと、自然とその土地の歴史が現れてきて
時には思いがけない顔が見られたりと
・・・わくわくします。

こういう見かたをすると、行きたい場所は尽きません。

丁寧にご回答いただき、ありがとうございます。
また、じっくりと見回りたいと思います!

お礼日時:2012/08/07 21:53

こんにちは



「鋸山ロープウェイ」の頂上駅にある「鋸山房州石資料館」行きませでした?

http://mineralhunters.web.fc2.com/nokogiriyama.h …


良質な石は地獄のぞきすぐ下の一部だけだったようです。

メタボなおじさんには、大仏から地獄のぞきへの登山がきつくなってきました(笑)
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この回答へのお礼

nozomi3015さん こんばんは。

URL、参考になりました!
ありがとうございます。
鋸山房州石資料館、盲点でした;;。

ロープウェイに乗り、頂上についたら
もう、外の景色に釘付けでした。


わたしは
ロープウェイ→地獄のぞき→大仏→もろもろ→地獄のぞき(再)→ロープウェイ
です。
今度は下から登山してみたいと思います☆

お礼日時:2012/08/07 21:45

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