プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。

庭の野菜や花を植えようとしているところの土を
耕していたらスギナがたくさん生えていました。

つくしが庭で取れるのはうれしいのですが、
つくしが生える土は酸性土で、野菜や花は
育ちにくいと、うろ覚えなのですが聞いたことがあります。
そうなのでしょうか。
(1)アルカリ性にするには、
生ごみを埋めたり有機飼料を混ぜたりする以外にどうすればいいのですか?
(2)アルカリ性の土が酸性になるには、だいたいどのくらいの期間かかるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

つくし、すぎなが生えて来る土は強い酸性で、日当たりもあまり良くはありません。



新興住宅地など、新しく切り開いた場所でしかも今まで植物を栽培していない土であれば、酸性でかつ養分も少ないので野菜や花は育ちにくいでしょう。


土づくりを行いましょう。
まずは近所の農家、無理ならホームセンターから堆肥を買ってきましょう。
堆肥に急速な土質改善効果があるわけではありませんが、
堆肥にはたくさんの微生物達がおり、微生物達が土の構造を変えてくれます。
さらに微生物達は植物に必要な微量要素を供給してくれます。
ですから長い目で見れば堆肥等の有機質肥料は土質を本当に良い方向に改善させます。

化学肥料はこれらの微生物達を殺してしまうので、
土の良い構造を崩してしまいます。
最初は目に見えて素晴らしい効果を発揮するかもしれませんが、
数年経つと土が弱り作物に害虫等が発生し、
農薬を使用せざるを得ない悪循環に陥ります。


次に、草や木の灰を散布しましょう。
灰は強いアルカリ性なので中和する効果があります。
田舎であれば自分で庭木を焼いて作れますが、
都会だと無理なのでホームセンターで買ってきましょう。
使い方は袋に書いてあります。
もしくはカキ(貝のほう)やカニがらを散布するのもよいでしょう。

石灰は土を固くしてしまうので、最後の手段としてとっておきましょう。

まずは、下の表のように酸性に強い野菜からはじめるのがよいのではないでしょうか。
急に良い状態に戻そうとしても無理ですから、
ゆっくりゆっくりと改善していくのがよいでしょう。
------------------------------------------------------
酸性に強い野菜:ジャガイモ、サツマイモ、イチゴ
やや強い野菜:キャベツ、ブロッコリー、小松菜、ダイコン、ニンジン、トウモロコシ、カボチャ
やや弱い野菜:キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、枝豆、ソラマメ、ハクサイ、たまねぎ、落花生
弱い:エンドウ、ほうれん草
------------------------------------------------------

ほうれん草が出来たら、良い畑です。


余談ですがつくしやすぎなはただ酸性の土に生えてくるわけではありません。つくしやすぎなにはたくさんのカルシウムを含んでおり、
中和する効果があるとも言われているのです。
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・酸性土壌は、
 スギナ、クローバ、ヨモギ、スミレ、オオバコ

・アルカリ性土壌は、
 ナズナ、はこべ
------------------------------------------------------
がはえると言われます。ご参考までに。



アルカリ性の土が酸性になるには、どのくらいの期間かは、その要素によるので一概には言えません。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~ya5h-nksm/tuti1.html
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません!
すごいっ!土作りのステップやさらには
植えられそうなお野菜の例まで頂いて、
ものすごくうれしいです!!
ゆっくり、根気強く、ほうれん草を目指して
それぞれの段階を楽しんで行こうと思います。
ありがとうございました!!

お礼日時:2005/04/04 09:20

酸性土壌を専門に研究していた者です。



一概にツクシの生育だけで酸性土壌と判断するのは非常に危険です。
きちんと土壌診断をして判断すべきでしょう。

・・・と言いましたが、家庭菜園を希望しているようなので、そこまでする必要があるかは難しいところですね。
当面の対策は、mayugenkiさんのおっしゃるとおり有機質資材(飼料ではない)の投入が好ましいでしょう。
投入量はホームセンターで売っているバーク堆肥、腐葉土等の袋に記されている値を参考にしましょう。
また、(2)の質問の回答は難しいですね。
栽培作物、気候、土壌条件など複雑に絡み合っています。
家庭菜園レベルであれば、定期的な有機質資材の投入で酸性土壌の影響は回避できると考えられます。
(酸性土壌のみならず、作付にふさわしい土壌を維持できる)

ちなみにNo.2さんの「化学肥料はこれらの微生物達を殺してしまう」はハズレです。
過剰な化学肥料の投入はおっしゃるとおりですが、
適当量であれば、むしろ土壌微生物相を豊かにします。
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この回答へのお礼

研究されていた方からのコメントとってもありがたいです。
「資材」とはバーク堆肥や腐葉土の事で
「飼料」とは牛糞、鶏糞のことでしょうか・・・
牛糞、入れちゃいました・・・
化学肥料も「化学」と付いているだけに
とても敬遠していましたが、そうでもないのですね。
ありがとうございます!!

お礼日時:2005/04/04 09:27

> つくしが生える土は酸性土で、野菜や花は


育ちにくい
酸性に強い野菜も 種類にもより ありますが、まあそういうことですね。

> (1)アルカリ性にするには、
生ごみを埋めたり有機飼料を混ぜたりする以外にどうすれば
生ごみや有機肥料は、種類にもよりますが、ふつう酸性になるのを抑えます、でも、効果はそんなに強いものではありません。
肥料として売っている石灰(炭酸カルシウム)などを1平方mあたり200~500gくらい やったらどうでしょう。
量は酸性の程度や、土の種類(砂っぽい土では少なくてよい)によって変わります。

(2)アルカリ性の土が酸性になるには、だいたいどのくらいの期間かかる
土が酸性になるのは、時間というよりも、雨や肥料と一緒に入ってきた成分が土と反応して、石灰(Ca)などが流れてしまうためです。
土の種類にもよりますし、肥料のやり方でも変わりますが、普通に雨のあたる畑だと、1~2年すると石灰をやった効果が薄れることが多いと思います。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます!
返事が遅くなりすみません。
石灰の目安も教えていただきありがとうございます。
酸性になるしくみ、こういう仕組みを理解していると
分かりやすいです!!
ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/04 09:16

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