■わらびのあく抜きに使える!
春の人気山菜の一つに「わらび」があると思うのだが、このわらびのあくを抜くのに小麦粉が使えるという。料理研究家のYuu*さんによると、「わらび(200gぐらい)の根元の硬い部分を切り落とし、鍋に水(1.5リットル)、小麦粉(大さじ6)、塩(小さじ2)を入れ、よくかき混ぜる。この鍋を中火にかけ、わらびを入れ、2~3分煮て火を止める。わらびを冷水に取り10分~1時間ほど浸したらあくぬきの出来上がり」とのことだった(教えて!gooウォッチ「小麦粉で簡単に!正しいわらびのあく抜きと保存方法」より)。
調べてみると、たけのこのあく抜きにも活用できるとのことなので、春の味覚を楽しむ際、余っていた小麦粉を有効活用してみてはいかがだろうか。
■絨毯の汚れ落としに使える!!
続いては小麦粉の油を吸着する性質を生かした活用方法。よく、換気扇の油汚れを落とすのに小麦粉が使えるというが、絨毯についた油汚れにも使える。教えて!gooウォッチ編集部が試した方法は以下の通り。
「油が染み込んでしまった絨毯に小麦粉をふりかける(ちなみに小麦粉の触り心地が結構うっとりものらしい)。軽く水で濡らしたタオルで、円を描くようにしてふきとる。だまになった小麦粉のかすが出てきており、小麦粉が油を吸着! 続けてタオルの面を変え、絨毯を優しくこする。最後はお湯でタオルを濡らし、軽くふいて仕上げへ」(教えて!gooウォッチ動画記事「じゅうたんにうっかりつけてしまった汚れを簡単に落とす方法」より)。
特に賞味期限が切れてしまった小麦粉は、掃除などで有効活用したいところだ。
■「小麦粉粘土」を作る!
「教えて!goo」に投稿されていた「賞味期限の切れた小麦粉の使い道」という質問に対し、保育士という回答者がつけた答えがこれだ。
「保育士なので、保育園でよくやっている『小麦粉粘土』の作り方をご紹介します。作りたい分量の小麦粉に水、食塩、サラダ油を混ぜて作ります。小麦粉に食塩を軽く混ぜ込んでから、水を少しづつ混ぜて好みの硬さにします。経験から言うと、耳たぶくらいがちょうどよいようです。食塩は小さじ一杯くらいで、防腐剤の役割を果たします。サラダ油はつるっとした感触と手につかないようにするため、ある程度こねてから混ぜます。量は好みの感触になればOKです」(mamekomeさん)
さらに、カラフルな粘土にもできるという。
「色をつける場合、水を入れる前に食紅を入れてから作ります。香りはバニラエッセンスを入れるとよくなります。ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存すれば、一週間くらいは大丈夫です」(mamekomeさん)
こうしてみてみると、小麦粉の活用法は意外とあることが判明したのではないか。筆者はずぼらなので余るとぽいっと捨ててしまうことが多かったのだが、今後はこの情報を参考に、余った小麦粉を有効活用したいと思う。