アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

最近、中条省平著『フランス映画史の誘惑』(集英社新書)という本を読んで、フランスのモノクロ映画に興味を持ちました。これは絶対押さえておいたほうがいい、という作品(あるいは、俳優、監督)を教えてください。上記の本に紹介されている作品で、私が感銘を受けたものを以下に挙げておきます。このあたりに反応していただける方の回答をお待ちしています。

ブニュエル『アンダルシアの犬』
ヴィゴ『新学期 操行ゼロ』
ルノワール『ゲームの規則』
ベッケル『穴』
コダール『勝手にしやがれ』

A 回答 (7件)

監督名をズラッと並べます。

フランス語の映画を撮っているフランス人以外の監督も含めます。()の中はモノクロ作品として優れていると私個人が考えている作品名です。
アベル・ガンス(鉄路の白薔薇)
ルネ・クレール(ル・ミリオン)
ジャン・ルノワール(ピクニック)
ジャン・エプスタン(アッシャー家の末裔)
カール・ドライエル(裁かるるジャンヌ)
ルネ・クレマン(鉄路の闘い)
ジョルジュ・フランジュ(顔のない眼)
ジャン・ユスターシュ(ママと娼婦)
ジャック・ロジエール(アデュー・フィリピーヌ)
マルセル・カルネ(霧の波止場)
ジャック.フェデー(ミモザ館)
マックス・オフュルス(優しい敵)
ジャン・ベッケル(肉体の冠)
セルジュ・ブールギニョン(シベールの日曜日)
ジャン=マリ・ストローブ(シチリア)
ジャック・ドミー(ローラ)
などなど
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こういうマシンガン回答は助かります。知らない監督と作品ばかりで、興味津々です。

お礼日時:2005/01/11 23:12

私も『穴』を今は無き六本木のミニシアターで観、


感動で暫く鳥肌が消えなかった覚えがあります。
(あのような音楽の無い名画を、
満席だが静まり返ったミニシアターで観る緊張感は・・・堪らないものがありました)。

ところでそんな私ですが、
“ルイ・ジューヴェ(男優)もの”はいくつかご覧いただきたいです。いや、
「フランスのモノクロ映画に興味…」となれば、知らないではすまされない存在だと・・・
僭越ですが、思うのであります。


たぶんそのご本にも何かしらの明記がある役者だと思います。
演技や演劇にも詳しい方なら、その分野でもはずせない存在ですね。

文学座にいた芥川比呂志(芥川龍之介の長男)が、
「ルイ・ジューヴェなしでは夜も日も明けぬ・・・」と、あまりの演技の上手さ、凄さなどに、
一同業者として取り憑かれている様子が伺えるエピソードも残っています。

『旅路の果て』(1939年、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督)の
ルイ・ジューヴェを観ていただけたらご理解頂けると思います。
(当時の芸達者が勢ぞろい!作品も最高!!)

女優ではシモーヌ・シニョレ(だけではないけど)。
こういう大人の中の大人の女優はもうどこにもいないのでしょうか。
『悪魔のような女』(アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督作)、未見でしたら是非どうぞ。

『フランス式十戒』(1962年、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督)
八つエピソード(オムニバス)仕立てで、
それこそこちらも当時の人気役者、芸達者揃いで
一口で五度美味しい!?くらい満足感が得られます。

おひとつどうぞ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

『穴』はしっぶい作品ですよね。でも魅入っちゃいました。男優、女優、勧めていただいて助かります。要チェックしときます。

お礼日時:2005/01/13 21:49

 今回のご質問からはちょっとずれるかもしれませんが、ブニュエルの、メキシコ亡命時代の作品がおもしろいです。

日本ではマイナーですが、「嵐が丘」「昇天峠」などはレンタルビデオ店でも見かけます。 
 中でも個人的に一番面白かったのは、「エル」という作品です。ブニュエルは、私にはシュールで、分かる人にしか分からない作家、という印象があったのですが、これを見て、世界の大作家、という評価に非常に納得しました。彼の映画が苦手な人にも、一度見てほしい作品だと思います。
 それから、トリュフォーのモノクロ作品では、一般的には「大人は分かってくれない」と「突然炎のごとく」「柔らかい肌」あたりが代表作ではないでしょうか。どれもお勧めです。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

マイナーでも全然かまわないですよ。というかフランス映画って、本国で評価の高い作品が、日本では案外知られてないっていうこと、よくありません?「大人は分かってくれない」「エル」、ビデオ屋で探してみます。

お礼日時:2005/01/13 21:43

トリュフォー『野性の少年』



狼に育てられた少年を引き取った、若き教育家?(心理学者?)が、その成長を綴った実話に基づいた作品です。

たしか、深夜上映のトリュフォー5本立ての1本として観たと思うのですが、眠気と疲労で意識朦朧としながらも、
そしてこれといった起伏もない単調な作品なのに、なぜかそのみずみずしい白黒の映像だけが今も心に残っています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠については、一度突っ込んで攻めてみたい、と思っています。回答はいくら長くなってもかまいませんので、どなたか縦横無尽に紹介していただけると助かるのですが、、

お礼日時:2005/01/12 06:32

 ルネ・クレマン監督もフランス映画史の巨匠だと思います。

個人的に好きな作品は・・・

・『居酒屋』(1956年)
・『禁じられた遊び』(1951年)
・『太陽がいっぱい』(1960年):この作品はカラー作品だったかもしれません(これを機にまた観てみたいと思います・・・・)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「太陽がいっぱい」けっこう好きですね。カラーでもフランス映画でしたら、全然OKですよ。「禁じられた遊び」は気になっていたので、この機会に観てみます。

お礼日時:2005/01/11 23:14

なかなか渋いですね。



フランスのモノクロ映画というなら
ジャン・コクトーの作品群ははずせないでしょう。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=3 …

戦後の作品で個人的に好きなのは
アラン・レネ『二十四時間の情事』,『去年マリエンバートで』。
レネは初期の短編ドキュメンタリー作品も面白いですよ。
ルイ・マルはマイルス・デイビスの音楽で知られるデビュー作
『死刑台のエレベーター』が有名ですが,
個人的にはサティの音楽をを見事に使った
『鬼火』に思い入れがあります。
あと地味な監督ですが,ロベール・ブレッソンも推薦しておきましょう。

ゴダールやトリュフォーについてはそのうちどなたか紹介してくださることを期待して。

またフランス人ではありませんが,
ルイス・ブニュエルの初期の作品から晩年まで一貫するあの無茶苦茶加減が大好きです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ジャン・コクトーははずせませんか。一個も見たことないです。URL助かります。レネも名前しか知らないです。「死刑台のエレベーター」はけっこういけたので、「鬼火」も観てみます。

お礼日時:2005/01/11 23:09

恐怖の報酬(1952)



監督:アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
主演:イブ・モンタン
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございます。上の本で見てみてのですが、「恐怖の報酬」これはサスペンス映画ですよね。名作とのことなので、チェックしておきます。

お礼日時:2005/01/11 20:59

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!