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今現在の日本球界の問題点とはなんなのでしょうか?

A 回答 (2件)

日本球界全体(プロ野球だけでなく)という


解釈でお答えします。

5点あります。

(1)プロとアマ、プロと高校生の交流がほとんどない

 これは今までの歴史(社会人選手をシーズン中引き抜い
た柳川事件など)でプロとアマチュアの間で冷戦状態が長
い間続き、技術交流・人的交流がほとんど行われることが
ありませんでした。近年、ようやく元プロの社会人復帰が
認められるようになり(現在は1チーム2人)、社会人か
ら再びプロに戻る選手も出てくる(日ハム渡邉孝男、ヤク
ルト宇野雅美)など、ようやく融解ムードになりつつある
ものの、完全解禁とまではいかず、その距離は微妙なもの
があります。高野連に至ってはプロ選手との接触さえも許
可しないなど未だにプロとの軋轢があります。
 プロとアマチュアが完全に1つとなって野球界全体をま
とめていくようにならないといけないと思います。

(2)国際化の波
 日本はこれまでストライクゾーン、ボールなどほぼロー
カルルールで運用されてきた部分があり、そのため国際大
会での選手の対応がしばしば問題になりました。
 これからアジア規模、世界規模での大会が増える傾向に
ある中で、日本はどのように国際化に向けた対応をしてい
くのか注視する必要があるでしょう

(3)日本フル代表
 アテネ五輪で日本はオールプロで臨むという史上初めて
の試みを行いましたが、結果は銅メダルに終わりました。
日本チームは1球団2名の計24名で編成されており、そ
のメンバーはドリームチームとは言い難く、シーズン中断
せず五輪に参加することの限界を露呈する結果になりまし
た。
 次回北京五輪、そして構想があるW杯に向けて日本はど
のような対応を見せるのか、そしてファンはそれを支持す
るかしないのか、注目せねばなりません。

(4)プロ野球コミッショナー制度の改革
 昨年のプロ野球の最大関心事は近鉄・オリックスの合併
と楽天・ライブドアの新規参入球団でした。
 そこで日本中を巻き込む大騒動に発展したわけですが、
そこで本来中心となって働くべきコミッショナーが全く機
能せず、逆に混乱の最も大きな要因となっていました。そ
のために、プロ野球界初のストライキを決行することに至りました。
 コミッショナーにもっと実質的な権限と事務局の拡充、
そして人選をするなど、コミッショナー本来の役割を果た
させるための改革が必要になっています。

(5)プロ野球構造改革会議
 先の騒動からプロ野球を改革するための会議が発足しま
した。しかし、そのメンバーは球団側と選手会側のみで、
第3者の参加はいまのところありません。
 本気で改革に取り組むのであればオープンに議論を進め、
そして包括的に、大胆に、聖域のない改革をする必要があ
ると思います。
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この回答へのお礼

けっこうあるものなんですね。
TVニュースではあまり聞かない内容もあって大変参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/15 16:49

個人的には、巨人の独裁体制が問題だと思っていますが…。


本当はお客さんが入らない球団が多く、経営が成り立たないこと、経営母体にお金のある一部球団に有力選手がFA、アマチュア共流れてしまい、力の差が大きいことなどでしょうか?
つまり力の差が大きいと、弱い球団同士の試合がつまらなくてお客が入らない…お金も人気もなくなって、ますます弱くなる…のスパイラルです。
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