
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
●インフレは何時いかなる場合も貨幣的現象である●
インフレとは物価が上昇する経済現象を言います。けれども、どの程度の率からインフレなのか?とか、どの程度の期間続くとインフレなのか?といった厳密な定義はありません。そこで「今はインフレだ」「いや、まだインフレとは言えない」といった論争も起こります。
物価が上昇する原因としては幾つか考えられます。(1)原油などの価格上昇により関連製品が値上がりする。(2)生産性の上昇以上に、たとえば春闘などで賃金が上昇し、企業は人件費コストを吸収するために製品価格を値上げする。 (3)自然災害、社会不安などで生産活動が低迷し、製品の供給が低下し、品不足で価格が上昇する。(4)16世紀ボリビアのポトシ銀山で銀が大量に産出され、通貨としての銀が大量に出回ったため、起きたインフレ。 (5)元禄時代、荻原重秀の行った貨幣改鋳により、通貨流通量が増加しインフレになった例。
原因は幾つかありますが、ポイントは「貨幣が必要以上に流通すること」です。つまり市場で必要とする貨幣、この需要と供給の関係で、貨幣が供給過剰になれば、貨幣価値が下がり、インフレになります。こうしたことを短く表現すると「インフレは何時いかなる場合も貨幣的現象である」(ミルトン・フリードマン)となります。
No.1
- 回答日時:
インフレ(インフレーション)とはものの値段が上がり続けることです。
私たちは、物とお金を交換して欲しいものを手に入れていますので、物価が上がるということは、言い換えれば、通貨の価値が下がるということでもあります。逆にデフレ(デフレーション)は、物価が下がり続け、通貨の価値が上がることです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
世間のお金バラウがよくないの...
-
日本産の米がアメリカで5kg、29...
-
損益分岐点を下回っても、操業...
-
トランプ関税でアメリカの企業...
-
A=C0+I+G+(EX-IM) とすると 総...
-
屈折需要曲線というのは、なん...
-
経済学の超そもそも論なんです...
-
総供給曲線の右上がりの部分で...
-
これなんですけど、なんで左の...
-
45度線分析ですが、総需要曲線...
-
独占市場の余剰分析ですが、こ...
-
なんで、操業停止点から右側の...
-
生産関数とは、ある生産要素の...
-
なぜ、日本はリッチなのですか?
-
トランプ関税は、いつ終わりま...
-
自国通貨建て国債がデフォルト...
-
なんで減税よりも公共投資の方...
-
この図なんですけど、財政政策...
-
小金を要求する詐欺
-
政府は、日本の人口を、適正人...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
実質賃金が下がり続ける中、日...
-
通貨の価値の変動について教え...
-
2025年賃金上昇率 2025年春闘に...
-
政府は、日本の人口を、適正人...
-
損益分岐点を下回っても、操業...
-
生産性?
-
なんで、操業停止点から右側の...
-
【日本の家計消費が】2000...
-
米の価格が下がらないので、消...
-
トランプ関税でアメリカの企業...
-
日本の米の価格が下がらない状...
-
純輸出が増加すると、IS曲線は...
-
自国通貨建て国債がデフォルト...
-
現金預金比率が大きくなると、...
-
経済学部で必要な高校数学を学...
-
物価高騰と令和の米騒動の背景...
-
日銀の帳簿
-
生産関数とは、ある生産要素の...
-
MMTの言うようにバンバン財政出...
-
最近の米の価格高騰で儲かって...
おすすめ情報