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異業種から医療業界に転職した者です。
仕事で必要な為、IABPについて勉強しているのですが質問があります。
IABP禁忌事項として、大動脈閉鎖不全・胸腹部の大動脈瘤・重度の動脈硬化の3つに関しては禁忌である理由がなんとなく分かるのですが、何故強度の蛇行血管の患者さんにIABPを用いてはいけないのでしょうか?
教科書的に基礎的なことかもしれませんが少ない資料で勉強している為、調べる事が出来ませんでした。
どなたかご回答いただけましたらありがたいです。

A 回答 (3件)

蛇行血管における禁忌の理由は2つあります。


まず第一点は、バルーンが拡張した際に、バルーンにより血管が伸長することにより血管の損傷が起こりうる可能性があることです。
第二点目は、バルーン自体が血管の蛇行により折れ曲がり、ある特定部位が曲がったままでバルーンの拡張・収縮が起こることにより、折れ曲がった部分からバルーンラプッチャーを起こすことがあるからです。
実際にこのことが原因によるラプチャーの報告があります。
あとsodenositaさんがおっしゃっているように、所定の場所(下降大動脈)まで持っていけず、腸骨動脈にかかっている症例もあります。
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色々サイズはあると思いますが主なバルーンの長さは19~26cm程度です。

そして、直径は15mm程度です。

このような長いバルーンを蛇行している胸部下行動脈に入れようとすると・・・、血管の損傷、閉塞などが考えられます。
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この回答へのお礼

分かりやすい回答をありがとうございます。
しかし未経験で医療業界は覚えることが多すぎて大変ですね。。。
また何か質問するかもしれませんが、その際は宜しくお願いします。

お礼日時:2007/10/20 23:08

疑問に対する完全な回答ではないかもしれませんが、動脈の蛇行がなぜ生じるか、その理由のひとつに動脈硬化が挙げられます。

もちろん、安全IABPバルーンを所定の位置に持っていけない、血管損傷の危険性が高いといったテクニカルな理由もあると思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答頂き、ありがとうございます。
回答に対する返事が遅れてすみません。
なるほど、動脈硬化も関係しているんですね。
詳しくご説明いただき、大変勉強になりました。

お礼日時:2007/09/11 22:47

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