リレーのコイル

リレーについて基本的な質問です。
リレーのカタログにコイルの励磁電力がmWとあります。
同一種の5V、12V、24V用リレーでは、5Vから使用電圧が高くなるに従い、消費電流が低くなります。電力が一定なので使用電圧が高くなるに従い消費電流が小さくなるのはよく分かります。
この件に関して私自身の解釈では、電磁力に変換するためのエネルギーは同一で使用電圧が違うから、これは正しいのでしょうか？
また、コイルに直流電圧をかけても抵抗値は理想ほぼ0のはずですが、コイルに鉄心を入れると抵抗値を持つのは電磁エネルギーに変換されるためですか？
基本的な事柄ですがよろしく教えてください。

No.1 回答者： myeyesonly 回答日時： 2001/02/03 23:35

＞電磁力に変換するためのエネルギーは同一で使用電圧が違うから

は、正しいと思います。リレーで必要になるのは接点の鉄バネを引っ張るだけのエネルギーだけですからね。

＞コイルに直流電圧をかけても抵抗値は理想ほぼ0のはずですが、コイルに鉄心を入れると
抵抗値を持つのは電磁エネルギーに変換されるため

は違うと思います。理想的なコイルは直流抵抗が０ですが、実際に、特に電磁石ではかなり長い銅線がまいてあるので、結構大きな直流抵抗を持ちます。
また、コイルに電流を流し始めた最初の時は、それ以上のみかけの抵抗になりますが、これは、今までなかった磁界を発生させる為にエネルギーが消費されるからです。この磁界が安定するとみかけの抵抗も直流抵抗と同じになります。同じように、電磁石が鉄を動かしたりして仕事をする時もみかけの抵抗値は一瞬だけ変化し、動作が終わってちょっとすると直流抵抗で安定します。