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 献体の手続きをしました。いずれは「死」がきますが、献体した場合は火葬後の遺骨の返還?が、場合によっては2~3年かかるそうです。遺髪や遺爪を埋葬することは可能でしょうか?その場合は、取りあえず「火葬」が無いわけですから、火葬の証明が無くて埋葬の許可が出るのか疑問に思っております。ご教示よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

補足により事情はわかりました。


それを受けて改めて。

> 1、献体後の遺骨の返還は希望しない(2~3年後にまた「死」を思い出させることになるのでは?と思ったので)

これについてはうちの祖母の件でもお伝えしましたが、献体提供後の遺骨の引き取りの希望の有無は選択できます。
遺族が必要としない場合、献体を受ける大学側などが火葬、及び大学の所有する墓地に共同埋葬してくれます。
これは言い換えると、届け出なくして誰であっても勝手に火葬、埋葬は出来ませんので、祖母のときも死亡後に役所に死亡届を行い、そこで交付を受けた火葬許可証はそのまま大学側へ提出しました。
これにより大学は遺体を火葬できたわけです。
埋葬許可も同様です。届け出、許可なくして埋葬は出来ませんし、墓地の管理者(お寺さん?)も許可証なくして埋葬を許してはいけないこととなっています。

つまりあなたの場合、火葬許可証は大学へ、埋葬許可証は大学とお寺と2通なくてはならないこととなりますが、事情を話したとして役所がそれを認めるかどうか・・・・。
一人の遺体に2通、2カ所の埋葬許可証となりますからね。
遺族の事情などで遺骨を2カ所のお墓に納める「分骨」ということも現にあるので、絶対に認められないということはないかと思いますし、ましてお墓の方には遺髪のみとした場合にお墓の管理者が「その程度は別に届け出、許可までは・・・」と柔軟に対応下さるかどうかはわかりませんが。

まあ、それ以前に遺骨を受け取らないで済むようにしたからといって「2~3年後にまた「死」を思い出させること」にはならないとはとても思えませんが?

さらにいうならば、全てはあなたの死後のこと。
財産など遺族の利害に絡むことならばまだ遺言としての意思表示も可能でしょうが、遺骨の受け取りや埋葬箇所など、あなたが何をどう希望しようが、全てはあなたの意志がなくなったところでの話です。
これが逆に故人の希望は引き取るべきとしていたところを、遺族がそれを拒否したとあれば周囲も人道的にあれこれ責められるでしょうし、ことは難しくなるばかりですが、逆でしょう?
故人が望んでいなかった遺骨引き取りを、遺族が勝手に希望したからといって誰も責めはしないでしょうしね。

お話しした祖母の長男となるうちの父親も、あなたと同様に「葬式なし、戒名なし、親戚・知人・友人には通知だけしてもらいたい」のうえに、「遺骨はその辺庭の隅にでも埋めて、墓やお寺との付き合いも俺の代で終わってしまって良い」とも豪語していますが、祖先を敬い、彼岸やお盆くらいであってもお墓や仏壇を参り故人を思う機会は私の子どもらにも身につけていて欲しいと思っていますので、私は希望を聞く気はありません。

あれこれここで論じる以前に、献体の登録もそうですし、ご家族の同意なくしては何事も進まないはずなのに、その辺の話し合はじっくりされていないのですか?
役所や方が許す許さない以前に、ご家族とじっくり話し合われる方が先なのでは?
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この回答へのお礼

二度にわたり、大変ご丁寧に回答をくださり、心から感謝いたします。
「全てはあなたの死後のこと」~正にそのとおりですが、変に気になったものですから…。献体、その他の流れ?について家族の者は概ね了解してくれています。「私の埋葬届け」については、区役所で尋ねてみたいと思います。(多分変な顔をされると思いますが…)。本当に有難うございました。

お礼日時:2008/06/25 20:39

本人の意志により数十年前から献体の登録をしていた祖母を3年前になくしました。


ご質問にあるように、なくなった当日の登録の大学に連絡を取り、遺体は翌日には迎えに来た大学側へと引き渡しました。
それから二年が経ち、役割を全うしたとして昨年遺骨を引き取りに同じく登録した方々の遺族と共に大学側の合同慰霊祭にも出向いてきました。

さて、祖母同様に献体の登録をされたとのことですが、仮に亡くなられたあとの火葬のご心配をされているようですが、素直な感想として「なぜ?」。

あなたが承知しておられるように火葬は大学側で執り行ってくれ、希望した場合、その後の遺骨が遺族に返還されます。
にもかかわらず、なぜその前の埋葬にこだわられるのか?

埋葬とは紛れもなく遺骨をお墓に納めることを指します。
遺骨が戻ってきてからではいけないのですか?

我が家の場合、亡くなった後、その旨を親戚縁者に教えないわけにはいきませんので、当然遺体・遺骨はない中、そちら同様に取り置いておいた遺髪、及び遺影、そしてお寺様よりいただいた戒名を記した位牌だけを祭壇にあげ、告別式は事情を説明・報告も兼ねて行いました。

その2年後、大学より遺骨をいただいた後にごく近い身内だけで、納骨はしましたが。それまで遺髪や遺影、位牌を我が家の仏壇に奉り、お参りしていましたよ。

人や家庭によっては独立後初めての不幸などにより、墓地、お墓の用意がないかたなど、ご自宅に何年も遺骨を奉ってあるところもの話も耳にします。例え遺髪、遺爪だけであっても「埋葬」という形にこだわられるのは、何か事情がおありなのでしょうか?

この回答への補足

大変分かりやすく回答を頂き有難うございます。私の考えとして(家族にも話はしましたが…)1、献体後の遺骨の返還は希望しない(2~3年後にまた「死」を思い出させることになるのでは?と思ったので)2、墓所は購入済みなので遺髪などを「埋葬」したい。この場合、許可がどのようになっているのかが疑問なのです。1については可能なのかどうか問い合わせをしておりませんので不明ですが、無神論者ではありませんが、私のことに限っては「葬式なし、戒名なし、親戚・知人・友人には通知だけしてもらいたい」と家族の者に頼んであります。埋葬の「許可」そのものが理解できないで困っております。

補足日時:2008/06/23 22:29
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