
最近になって、林望さんのエッセイにハマりました。氏は料理にも造詣が深いようで、オリジナルレシピを集めたエッセイ本もありますし、イギリス生活の思い出を綴ったエッセイ等、料理に関係のない題材のエッセイでも、レシピを紹介してあったりします。
当方も料理は好きなので、おもしろいエッセイを読みつつ、レシピも知れて一石二鳥というエッセイを他にも探しています。レシピだけでなく、東海林さだおさんのようにレシピではなく、食べ物そのものに関するエッセイも好きです。
このように、食べ物やレシピに関するエッセイを書いている作家さんや文化人などの本をご存知でしたらぜひ教えてください!
あと、米原万里さんのエッセイも最近になって読み始めました。林望さん、米原万里さんのエッセイが好きならこの人のエッセイもオススメ、というのもありましたら、こちらも併せてご教授いただけたら幸いです。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
林さんと米原さんのエッセイどちらも好きです(^o^)ので良かったら参考にして下さい。●石毛直道さん「食べるお仕事」
和田誠さんの表紙に惹かれて読みました。国立民族博物館館長の石毛さんならではの知識に裏打ちされた、でもサックリ軽いお話がとても面白いです。すみません絶版のようですので図書館か古書店などでチェックしてみて下さい。アマゾンにも多分あると思います。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31078959
●森枝卓士さん「食べてはいけない!」
数年前に流行った「買ってはいけない」のような告発本シリーズではありません^m^。地球上で暮す民族の中でタブー視されている食べものについてのお話です。難しい学術本ではありませんので気軽に読めます。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31981288
●辺見庸「もの食う人びと」
「食べる」というテーマでバングラディシュやチェルノブイリで暮す人達を取材した一冊です。ルポですがとても読みやすいのでお勧めです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/19963391
●椎名誠さん「あやしい探検隊焚火発見伝」
椎名さんはアウトドアをされるのでエッセイの中でも割と食べものに関する話を書かれていますが、これは特に食べものに関してのエッセイです。リンさんと呼ばれるあやしい探検隊の料理長林政明さんとの共著でレシピもしっかり載っています。キャンプなどで活躍すると思います(狸料理は微妙ですが^m^)。最後の対談集もなかなか面白いです。林さん自身も本を書かれています。文庫化されていますが、残念ながら絶版ですのでもし図書館などで見かけたら読んでみて下さい。岩魚料理とかメチャクチャ美味しそうです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30475457
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18700131
●岡崎大五さん「アジア飯店」
アジアを旅行した際に出会った、美味しい食べ物変わった経験などが沢山綴られています。ドリアンを密輸した話などドキドキ感が伝わってきて面白かったです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30616351
●桐生操さん「やんごとなき姫君たちの饗宴」
桐生さんの「やんごとなき」シリーズの最新刊(多分)です。昔の姫君たちの食卓や美食家と呼ばれた人達の話、また料理がどうやって出来たかなどが軽い読み口で沢山書かれています。最後の方は名品が沢山載っていますので、旅行などに行った際にも役立ちます。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31472875
米原さんのエッセイの繋がりでお読みになるなら、米原さんのお友だちでシモネッタ(米原さんが名づけたそうです)とよばれている^m^
イタリア語通訳者田丸公美子さんをお勧めします。通訳業での奮闘ぶりや通訳仲間達の裏話、イタリア人の気質などユーモアたっぷりに書かれていて声に出して笑えます。米原さんの話も少し出てきます。「パーネ・アモーレ」や「シモネッタのデカメロン」が面白かったです。9月に新刊も出るようですよ。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31419390
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32007462
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32125156
あと林望さんがお好きなら多分鹿島茂さんはいかがでしょうか?フランス文学者で大学の教授なんですが、古書コレクターで家計が大変になった話や買い物が大好きな日常など、なかなか面白い話が満載です。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30608057
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30872592
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31364432
長文失礼しました。ご参考までにm(__)m。
No.3
- 回答日時:
○小説でありながら何故か料理レシピ満載です。
「食道楽」村井玄斎-岩波文庫
○美食家からの聞き書き。
「味覚極楽」子母澤寛-中公文庫
○レシピ中心のエッセイ。
「檀流クッキング」檀一雄-中公文庫
「男のだいどこ」荻昌弘-光文社文庫
○そのほか必読もの。
「わが食いしん坊」獅子文六-角川春樹事務所(グルメ文庫)
「巷の美食家」開高健-角川春樹事務所(グルメ文庫)
「食の王様」開高健-角川春樹事務所(グルメ文庫)
No.1
- 回答日時:
有名どころですが
シャンソン歌手の石井好子さんの「パリの空の下オムレツは流れる」とその続編「東京の空の下オムレツは流れる」はお勧めです。
まだ戦後間もない時にアメリカ、フランスに留学、滞在した中でのお料理エッセイから、帰国後の主婦としての、歌手・音楽プロモーターとしての経験を踏まえてのおエピソードとレシピがふんだんに盛り込まれていて、筋の通った“おしゃれ”な感じです。
私も米原万里さんのエッセイが好きです。
テイストできには少し異なりますが、品格と主義主張のある凛々しい文章という点では、似ていると思います。
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