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 狭心症の治療薬の、代表的な薬物療法として
血栓予防として→アスピリン、ADP受容体拮抗作用薬
降圧作用として→ACE阻害剤
動脈硬化予防として→スタチン
そして、狭心症の治療薬としてβ遮断薬
 というのが治療薬ガイドブックにのっていたのですが、狭心症治療薬にはカルシウム拮抗薬もありますよね?
 何故、β遮断薬を選ぶのが普通なのでしょうか?
 いろいろ調べてみると、労作性狭心症で安定型狭心症だとβ遮断薬を選ぶそうですが、β遮断は副作用としてHDL低下があるからカルシウムの方がいいのではと思うのですが…
 理由とかがあるのでしたら、教えていただきたいです。
 ちなみに、高血圧・脂質異常症・一度の労作性狭心症という一般的な患者さんを考えています。
 よろしくお願いします  <(_ _)>

A 回答 (2件)

安定労作性狭心症は心筋の酸素需要が増えると虚血が生じるものです


酸素需要は心拍数×血圧で増えます
β遮断薬は興奮する神経である交感神経の活動を抑え、労作時に心拍数、血圧ともに両方を抑えることが有効です
カルシウム拮抗薬は種類によって血圧を下げる効果の強いものと心拍数を下げる効果が強いものがありますが、労作時にその両方を抑えることはβ遮断薬より劣ります
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この回答へのお礼

 お早い回答ありがとうございました。
 個人的に調べれば調べるほど、カルシウム拮抗薬を推奨する記事ばかりが見つかって不安だったのですが、そうゆうことだったのですね。
 これをきっかけに、さらに薬の勉強をしていこうと思います。
 また、機会がございましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2009/05/24 12:24

冠攣縮性狭心症(Vasospastic Angina)にはジヒドロピリジン系の薬剤が


第一選択になると思いますが、effort anginaなら心負荷を減らす効果を期待して
βブロッカーでしょうね。
さらに陰性変時作用により拡張期が延長し冠血流量増加も期待できます。
ただ狭心症状があるなら、サクッとPCIしちゃいますけど。

でもなんで降圧剤がACEIなんでしょうね。いまどきはARBかと思いますけれど。
あと、スタチンは脂質吸収を高めますから、エゼチミブも考慮に入れられたら
いいと思います。
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この回答へのお礼

 詳しい解説ありがとうございました。
 一応、降圧薬にACEIとともにARBもありましたが、服薬遵守を上げるために、薬を減らすことを考えたのですが、ARBを残すべきだったでしょうか?

 まずは、一般的なスタチンで様子見をしてみます。
 まだまだ勉強不足だということを改めて自覚させていただきました。
 また機会がございましたら、よろしくおねがいいたします。

お礼日時:2009/05/24 12:29

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